退職金2000万円60歳サラリーマン、定年後に投資デビューも悶絶

退職金2000万円60歳サラリーマン、定年後に投資デビューも悶絶

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

タイトルを見たとき、「こんなこと、あるのか?」と一瞬疑問を抱きました。

毎度おなじみ煽り系メディア「幻冬舎ゴールドオンライン」の記事です。

ありがちな投資の退職金デビューのネタです。

絶えるこのとのないネタ記事ですが、一応読んでおいて同じような過ちを犯さないようにするのも必要でしょう。

というわけで、早速見ていきます。

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今回の動画は『【本当に必要な老後資金】独身が65歳までに貯金すべき金額は?』です。最近、老後資金の必要額は4000万円とか5000万円とか、いろいろな説が飛び交うようになりました。 そこで今回は改めて自分にとって必要な老後資金はいくらなのかを考えていきたいと思います。 老後資金でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
また、第2弾の動画『【必見】貯金が5000万円を超えたら生じた5つの変化』も公開していますので、併せてご覧ください。
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銀行に勧められるがままに投資デビューで大やけど

今回の記事の主役は、鈴木和彦さん(仮名)。

再雇用制度を利用し、65歳まで勤務継続が決まっています。

定年を機に手にした退職金は2,000万円弱。

今のご時世で2000万円もの退職金をもらえるなら十分でしょう。

そんな鈴木さんの資産運用法は「普通預金だとすぐに使っちゃうから」と、ある程度お金が貯まると定期預金にするというもの。

ゴリゴリに投資をする人からすれば、運用でも何でもありませんが、まあいいでしょう。

なんだかんだで貯めてきたお金は、数千万円になったそうです。、

この日も銀行へ足を運び、退職金を定期預金にしようとしたところ、思わぬ提案を受けました。

「定期預金を解約しませんか?」
「運用したほうがいいですよ」

鈴木さんは投資未経験。

しかし、銀行の提案を受け、「人生、一度くらいは投資にチャレンジしてもいいか」という気になったとか。

さらに「銀行が勧めてくれるんだから、儲かるんだろう」という安心感もあったそうです。

結局、鈴木さんは総額1000万円ほどで銀行が勧める金融商品を購入したのでした。

その後、ものの見事に元本割れ。

「おい、聞いていた話と違うぞ」と勧めてくれた行員に詰め寄るも、投資は自己判断。

鈴木さんはどうすることもできなかったのでした。

ただし、記事にはどのくらいのマイナスになったのかは記載されておりません。

資産を守るためにやってはいけない2つのこと

それにしても、この手の記事で常に思うことが二つありました。

一つめは「なぜ金融機関に勧められるまま投資を始めてしまうのか?」です。

私は、この点に関して全く理解できません。

投資は元本割れリスクがあります。

これまで一生懸命働いてきて手にしたお金が一瞬にして消えるリスクもあるのです。

にもかかわらず、そのお金の判断を他人に委ねるのです。

それだけ金融機関の人が信用されている、まさか騙すとは思っていないということです。

他人を信用するのが日本人なのでしょうか?

金融機関は商品が売れればよいだけで、彼らの営業トークに気づいていないのです。

絶対に金融機関の勧めるがままに投資商品を購入してはいけません。

もう一つは「なぜ退職金の大半を投資に回してしまうのか?」です。

退職金は長きに渡り働き続け、ようやく手にした大金です。

にもかかわらず、投資に注ぎ込んでしまう。

全く意味が分かりません。

投資というものを全く理解していないと思われます。

投資をすればお金が確実に増えると思っているのでしょうか?

老後を前に大金を失うことの怖さに気づいていないとしか思えません。

もし投資経験がないのであれば、退職金で老後に投資デビューするのは避けたほうがよいでしょう。

資産を守るためにやるべきこと

他にも今回の記事で気づいたことが二つあります。

一つ目は、鈴木さんが資産を失うきっかけとなった行動です。

鈴木さんは、いつもなら定期預金をしていたはずなのに、金融機関に勧められるまま投資を始めてしまうとい

「ルール違反」を犯したのです。

つまり「マイルール」を守れませんでした。

資産形成の苦手な人は、決めたことを実行し続けられません。

長期に渡り継続できないとか、自分に負けることが多いように思います。

もう一つは、鈴木さんはなぜ定期預金をするために金融機関に足を運んだのかです。

ネットバンクを利用している人なら、そんな手続きはネットで完結できると分かっているはずです。

要するに、ネットのリテラシーがないことが大きな問題なのではないかと思っています。

ネットのリテラシーが高まれば、少し前に話題になったMeta広告に有名人を起用した投資詐欺にも騙されないのではないかと思いました。

投資に関するリテラシーを高めるのと同時にとネットのリテラシーを持つことが大事です。

年齢高めでネットに詳しくない人は、パソコンやスマホを使いこなせるようになる努力をしてみるとよいでしょう。

そして、ネットバンク・ネット証券を使いこなすと、おそらく人生が変わると思います。

あとは、投資に対する適切な知識を身につけること。

ネット上にも人のお金を騙し取ろうとする動きが無数にあります。

いまだに怪しいショートメッセージがたくさん届きますから、ネットの接し方には注意が必要です。

まとめ

以上『退職金2000万円60歳サラリーマン、定年後に投資デビューも悶絶』でした。

いかがでしたか?

たびたびネットに登場する退職金での投資デビューネタ。

改めて読むと、やはり「なぜ金融機関の言うことを信じるのだろうか?」と思わざるを得ません。

投資が浸透し始めれば、おのずとそのお金を狙った悪い人も増え、その手法も巧妙になっていきます。

資産を守るためには投資に関するリテラシーだけでなく、ネットに関するリテラシーも必要だと思いました。

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