あなたは「金持ち老後」「貧乏老後」どっち? 決定的な違いは?

あなたは「金持ち老後」「貧乏老後」どっち? 決定的な違いは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

老後はゆとりある暮らしを目指したいところですが、残念ながら全員が明るい老後を迎えられるとは限りません。

今回の記事では「貧乏老後」と「金持ち老後」と題して、それぞれの特徴を挙げています。

ちょっと気になる点もあるので、記事の中身を見つつ、個人的な考えを述べていきたいと思います。

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貧乏老後の特徴1:受け取る年金額が少ない

貧乏老後の特徴の1つ目としては、「受け取る年金額が少ない」です。老後の生活の収入源は年金のみという人も多いでしょう。この年金額が絶対的に少ないとなると、安定した生活設計が難しくなります。

生涯受け取ることができる年金は、老後の生活設計に一番重要な収入となります。年金額が少ないと、老後の生活はかなり厳しいものになるでしょう。

基本的には該当するでしょう。

老後の暮らしにおいて主たる収入になるであろう年金が少ないことは、自ずと老後の生活が苦しくなる可能性が高まります。

ただし、です。

「必ず」ではありません。

例えば、若くして大きな資産を築いた人であれば、年金が少なくても何ら問題はないはずです。

また、自営業であれば国民年金のみで年金は少ないかもしれませんが、老後も事業収入を得られますから、サラリーマンよりは多くの収入を手にする可能性はあります。

貧乏老後の特徴2:「老後は○○すべき」と思っている

貧乏老後の特徴の2つ目は、「老後は○○すべき」と思っている人です。現役時代はしっかり働いたので、老後生活を思いっきり満喫して楽しい時間にしようと考えていると、思わぬ落とし穴にはまりますよ。

例えば、「老後のために自宅は大規模リフォームをしないといけない」「元気なうちは年に2回は海外旅行をするのが当たり前」「趣味は2つ以上持ち、毎週習いに行くべき」……など。

現役時代にできなかったあれこれを、リタイア後にやるべきと思い込んでいると、思わぬ出費が続き貯蓄が底をついてしまうという事態もあり得ます。特に、現役時代に高収入だった人が陥りやすいので注意しましょう。

「老後は〇〇すべき」と思っている?

正直、これはよく分かりません。

確かにリタイアしてからやりたいと思っていることは人それぞれいくつもあるのではないでしょうか。

ただ、それではたして老後貧乏にまで行くのかどうかは疑問です。

貧乏老後の特徴3:老後も一定の高額支出が続く

貧乏老後の特徴の3つ目は、「老後も一定の高額支出が続く」場合。

一番厳しいのが賃貸住宅の場合。生涯、家賃を支払い続けることは、毎月の支出を大きく増やすことになってしまいます。マイホームの場合でも、住宅ローンの返済が続く人は注意が必要。また、リタイア後も子どもの学費を負担したり、子どもの生活費を援助するなどの出費が続くと老後の生活費は厳しいものになるでしょう。

「老後も一定の高額支出が続く」というのは分かりやすいです。

典型的な事例は住宅でしょう。

家賃or住宅ローン。

これは分かりやすい老後にのしかかる大きな負担です。

あとは独身で子どものいない私にはピンと来ませんが、子どもの結婚や孫への経済的援助といった支出が意外と多いようで。

子どものいる人は支援したい気持ちは理解しますが、ほどほどにしないと自分が苦しむことになりかねないようです。

金持ち老後の特徴1:上乗せ年金が充実している

一方、金持ち老後の特徴として1つ目は「上乗せ年金が充実していること」です。

公的年金が高額であればひとまず安心ですが、さらにその上乗せとして企業年金や個人型確定拠出年金「iDeCo」などで、しっかりと老後資金を準備していると、公的年金の受給開始を遅らせ、繰り下げ受給として年金受給額を増やすことができます。

「金持ち老後」という表現がはたして正しいかどうかは疑問ですよね。

まず1つめは「上乗せ年金」だそうです。

要するに公的年金以外に受け取れるお金があるかどうかです。

年金が多くても、お金を使いまくっていれば結局は貧乏老後と同じです。

使える金額が多いのは選択肢が増えますから、うらやましい話ですが「金持ち老後」とはちょっと違うかなという気がしています。

金持ち老後の特徴2:生活費の大半は年金でまかなえる

金持ち老後の特徴の2つ目は「生活費の大半は年金でまかなえる」こと。生活費が年金でまかなえるとなれば、基本的には老後のために貯めた資金は減らないことになります。これは大きな安心ですよね。現役時代に準備した老後資金を、医療費や介護費用などのイザという時のためにとっておくことができます。

金持ち老後の特徴2つめは「生活費の大半は年金でまかなえること」だそうです。

これもちょっと違うような気がします。

仮に年金が少なくても、支出を少なく抑えれば生活費は年金で賄える人だっています。

だとすれば、「金持ち老後」とは言い切れないのではないでしょうか。

金持ち老後の特徴3:「第2の収入」「潤沢な老後資金」がある

金持ち老後の特徴3つ目は「第2の収入があること、または、潤沢な老後資金があること」です。

公的年金以外にも収入があると、生活設計がガラリと変わります。例えば、年金を受給しながらでも少しずつ働くと、家計の赤字を防いだり、レジャー費用にまわしたり、さらに貯蓄ができるかもしれません。健康面で働ける間は働くというのは、金持ち老後への近道といえるでしょう。

金持ち老後の3つめの特徴は「別収入または潤沢な老後資金があること」です。

これこそまさに「金持ち老後」。

多くの人がイメージするのがコレではないでしょうか。

ガッツリ貯金してきたので、老後資金が十分に蓄えられているとか。

不動産投資で家賃収入が入る仕組みができているとか。

他にも、相続で大金が手に入る予定があるとか、退職金が数千万円入る予定があるとか。

やはり年金以外の収入や大きな資産が「金持ち老後」への近道となりそうです。

まとめ

以上『あなたは「金持ち老後」「貧乏老後」どっち? 決定的な違いは?』でした。

いかがでしたか?

個人的には「金持ち老後」とはいかずとも、「貧乏老後」にならなければ十分と考えています。

今から資産形成して一定以上の老後資金を準備し、支出を抑える。

住まいは賃貸ではなく購入し、住宅ローンの支払いがないようにしておく。

これだけで「貧乏老後」は回避できそうな気がします。

老後破産するのは少数なわけで、多くの人は過度に警戒しすぎなくてもよいのではないでしょうか。

もちろんだからと言って散財するのは論外です。

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