繰下げ受給で年金が月26万円に増額したものの、72歳男性を襲った猛烈な後悔

繰下げ受給で年金が月26万円に増額したものの、72歳男性を襲った猛烈な後悔

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

将来の年金をどのように受け取ろうか、今から悩んでいる方はいるかもしれません。

そんなあなたに毎度おなじみ煽り系メディア「ザ・ゴールド」の記事をご紹介します。

今回は年金の繰り下げ受給で多額の年金をもらえるようになったにも関わらず、後悔をしている男性の記事です。

男性は一体何を後悔しているのか、記事の中身を見ていきましょう。

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将来の収入安定化を目指して「繰下げ受給」を選択

今回の記事の主役は山中彬さん(仮名)。

独身で一人暮らしをしており、長年、中小企業の工場で勤務していました。

64歳のとき、年金事務所に出向き、担当者から年金の繰下げ受給を勧められました。

山中さんの年金見込み額は月16万7,000円。

もし70歳まで繰り下げ受給をすると約23万7,000円に、75歳の場合は約30万7,000円に増額するとのことです。

特に老後のプランを立てていなかった山中さんは、健康に何の問題が無かったこともあり、65歳以降も仕事を継続し、72歳まで年金を繰り下げる決定をしました。

72歳以降の年金額は約26万5,000円となり、65歳時点と比較して10万円近く増える見込みです。

その後、72歳となった山中さんは仕事を引退。

残りの人生はこれまでやってこなかったことにチャレンジをし、余生を楽しもうと意気込んでいました。

それから山中さんはしばらくの間、まるで学生時代に戻ったかのような至福の時間をを過ごしていました。

繰下げ受給で年金を増やしていたこともあり、経済的な不安もありません。

しかし、悠々自適な日々を送っていた山中さんに、突如悲劇が襲います。

体調の異変を感じ、救急車で病院へ。

そして検査の結果、脳梗塞が判明したのでした。

山中さん自身は後遺症が残ったものの、懸命のリハビリで日常生活を送れる程度にまで回復しました。

しかし、その間、友人が急性心不全で亡くなり、別の友人も糖尿病で介護状態に。

山中さんは「繰下げ受給などせず、もっと元気なうちに引退し、思い切り楽しむべきだった」と後悔するのでした。

山中さんの「後悔」は正しいのか?

一読してみて、山中さんの「後悔」はすごく理解できました。

72歳まで働き続け、ようやく掴んだ悠々自適の日々。

これが、悲しいことにわずかな期間しか楽しめなかったという話。

もっと早くリタイアして、楽しむことを選んでおけばよかったということです。

本当にものすごくよく分かります。

なぜなら、私の親族でもこれから老後を楽しもうとした矢先、病に倒れた方がいたからです。

末期がんが見つかり、年内いっぱいと診断されてしまい、その後、亡くなりました。

そのような親族がいましたから、「似た話だな」と思いながら読んでいました。

しかし、考え方によっては、ちょっと違うのかなとも思えます。

なぜなら、今後重くのしかかってくるであろう医療・介護の費用を繰り下げておいた年金でなんとか賄える可能性があるからです。

現時点では、体がまだ動くから後悔しているのかもしれませんが、この先、体が動かなくなって、実際に介護の費用を見たときに、「繰下げ受給」を選択しておいて良かったという考えに変わる可能性もあると思います。

だとすれば、山中さんが後悔している点について、実は的外れというか、まだ将来のリスクに気づけていないと指摘できます。

よって、72歳まで年金を繰り下げた真の効果のほどは、もう少し様子を見てみないと分からないと言えそうです。

人生で何を優先させるのか?

山中さんの場合、お金を優先させたことで仕事を長く続け、プライベートを楽しめなかったことが直近の後悔となっています。

これは人それぞれ考え方があるでしょう。

誰の考え方が正しくて、誰の考え方が間違っているとかはありません。

価値観は人それぞれです。

では、後悔しないためにはどうすべきだったのか?

その答えは「人生において何を優先するか?」ではないでしょうか。

すべてのことをやり遂げるのは時間的にも金銭的にも難しいでしょう。

ですから、優先順位をつけて、本当にやりたいことを残さずやるためにはどう生きるのがよいのかを現役時代のうちに決めておくべきです。

やりたいことによっては、老後になってからでは遅いこともあり得ます。

それにやりたいことは一つだけとも限りません。

いろいろなことをやりたいと思うはずです。

そこでお金とのバランスを考える必要が出てきます。

お金が必要なのであれば、現役時代から貯めておくことも必要でしょうし、山中さんのように長く働く選択を取る必要に迫られるかもしれません。

FIREもそうですが、手段と目的の順番が逆にならないようにしたいところです。

最終的に繰下げ受給を選択するのであれば、何のために繰り下げるのか、その理由を明確にしておくこと。

そして、その決断を後悔しないようにすることが重要だと思いました。

まとめ

以上『繰下げ受給で年金が月26万円に増額したものの、72歳男性を襲った猛烈な後悔』でした。

いかがでしたか?

自分が何歳まで生きるか分かれば、いつどのような病気になるのかが分かればこのような悩みを抱えることもないのでしょう。

しかし、残念ながら未来を予知することはできません。

いろいろな可能性を考慮し、対策を立てていくしかありません。

一方で、将来を不安視しすぎると息苦しくなってしまい、人生を楽しむこともできません。

一定の年齢を過ぎたら、何事もほどほどに生きる、「適当」に生きることも必要なのかもしれないと思った次第です。

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