働く男女500人が答えたFIREしたい理由「会社から解放されたい」

働く男女500人が答えたFIREしたい理由「会社から解放されたい」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

不動産業を展開するAlbaLink(東京都江東区)が実施した「FIREに関する意識調査」を元にした記事です。

調査によってFIREに対する意識は変わるようですが、今回は「やはり」といった内容になっております。

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FIREしたい人が過半数

今回の調査対象は「働いている男女500名」。

何やらざっくりとした括りです。

調べてみたところ、男性271人・女性229人で男性が多いですが、大きな差ではありません。

回答者の年代は、10代0.4%、20代18.0%、30代35.8%、40代30.0%、50代12.8%、60代以上3.0%で、30代・40代がボリュームゾーンでした。

最初の質問は「FIREしたいと思うか?」です。

結果はこちら。

FIREしたいと思うか

「とても思う」が52.6%、「まあ思う」が25.4%、合計78.0%がFIREしたいと思っている衝撃的な結果となりました。

ちょっとビックリです。

以前取り上げた記事では、投資家を対象としたアンケートで、FIREを「知らない」と回答した人が51%もいました。

その結果と比較すると、FIREしたいと考えている人が8割近くを占めるとは予想外でした。

FIREしたい理由は「仕事・会社から解放されたい」

続いて「FIREしたい理由」。

結果は次のようになりました。

FIREしたい理由

第1位は「仕事・会社から解放されたい」でした。

これはよろしくないです。

FIREを志向する人は、おそらく仕事・会社が嫌という感情から「会社を辞めたい」につながると容易に想像できます。

しかし後ろ向きな理由からのFIREは、実際に会社を辞めると何をやることがないという悲しい現実にぶち当たります。

FIREしてしばらくの間は「会社に行かなくていい!」という感情で嬉しいのですが、一定期間が経過すると「やることが無い」状態に陥ります。

そして生きがいのない暮らしに飽き、あれだけ嫌だったはずの会社に戻るのです。

2位の「時間を自由に使いたい」もいかがなものでしょうか。

すでにやりたいことがあって、やりたいことに時間を使いたいなら理解できます。

しかし特にやりたいことがない場合、時間を自由に使うと言っても何に使うのやら。

FIREが単なる暇つぶしで終わるような気がします。

3位は「好きなことをして暮らしたい」でした。

「好きなこと」って何でしょうか?

貧乏FIREで「好きなこと」だけやって生きていけると思っているのでしょうか?

目指すのは自由ですが、現実的には非常に難しいことを理解しておくべきでしょう。 FIREするまでにどれだけの資産を築けるかにもよるでしょう。

フルFIREできるような資産を築けるのであれば、好きなことををして生きていくことも可能かもしれません。

しかしフルFIREが実現できる資産をどれほどと予想しているのか気になります。

そのあたりが次の質問となってきます。

FIREに必要な資産は「5000万円超、1億円以下」

最後の質問は「FIREするのに必要だと思う資産」です。

結果は次のようになりました。

FIREするのに必要だと思う資産

1位は「5000万円超、1億円以下」でした。

必要な金額は年齢とFIRE後にどのような生活を送るか、といったところにもよるでしょう。

FIRE界隈で有名な三菱サラリーマン氏は30歳・資産7000万円でFIREしました。

ただし、彼の場合はフルFIRE(ファットFIRE)ではなくサイドFIREです。

投資収入のほか、いろいろと自分のやってみたいことで働いて収入を得ているようです。

労働収入を得る前提なのであれば、その収入の金額にもよりますが、FIREの成功確率もだいぶ上がるのではないでしょうか。

もしフルFIRE希望で7000万円だったら、ちょっと考え直したほうがよいでしょう。

永遠に安定した投資収入が得られるほど甘くありません。

実際、調査結果の平均額は1億900万円でした。

おそらくフルFIREを検討しており、最低でも1億円は必要と考えている人が多数いると推測されます。

1億円貯まったとき、一体何歳になっているのかも考えてみるとよいでしょう。

FIREできるまでの資産形成は超・長期戦です。

まとめ

以上『働く男女500人が答えたFIREしたい理由「会社から解放されたい」』でした。

いかがでしたか?

FIREしたいと思うのは自由ですが、実際にFIREできる人は限られます。

仮にFIREしても、FIREし続けられるかは別問題です。

ギリギリ生活の貧乏FIREが長持ちするはずもありません。

ゆとりを持った資金計画を立て、FIREを目指し資産形成していきましょう。

どうにか60歳までには早期リタイアできるかもしれません。

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元三菱サラリーマンこと穂高氏は「FIRE後」に投資が変化したようです。

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