資産1億円超え元三菱サラリーマンが語る「FIRE後」の投資の変化

資産1億円超え元三菱サラリーマンが語る「FIRE後」の投資の変化

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

出ました、FIRE界隈では超有名人である元・三菱サラリーマン、穂高唯希氏の記事です。

FIREする以前とFIRE以降で投資が変化したそうです。

これからFIREを目指す人にとって参考になる点があるかもしれませんので、ご紹介していきます。


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FIRE達成を境に変化した投資スタイル

まずは記事を引用しながら、投資スタイルがどのように変化したかを見ていきましょう。

■FIRE前…「収入-支出」を最大化し、毎月給与の8割で、主に米国の高配当株・連続増配株を購入、配当金を積み上げる。基本的に売らず、長期目線で投資。

これは有名なやつですね。

給与の8割を投資に回すとは真似できません。

そもそも給与が高い。

そしてそこまで投資に回せるだけの強靭なメンタルはありません。

■FIRE当時…資産7000万円へ。「配当金>生活費」という目標は達成したので、近い将来に配当を多く出す高配当株にかぎらず、遠い将来に配当を多く期待できる増配株や、配当を出していない株もふくめて下落局面で購入をねらう。毎月買わずに、購入タイミングを計る。

FIREしたら毎月の給与は無くなりますから、投資手法が変わるのでしょうが、基本的に大筋は変わっていないようです。

ただ、資産を増やすべく株の購入は続けていったようですね。

■FIRE後(いま)…ルールなし。全面的にこだわり消失。配当を出していない株、ゴールド(純金)、短期投資、下落相場での空売りなど、なんでもあり。投資に割く時間は、平時は減り、変化の兆しを感じると増加。マクロ経済や金融政策、市場心理などを分析し、市場の変化に対応。資産1億2000万円へ。

FIRE後の現在はかなり投資手法が変わったようです。

資産が5000万円増えています。

一つはコロナショック後の急回復の波に乗ったこと、もう一つは出版や配当金を始めFIRE後も収入があり、投資に回す資金があったこと、などが理由として考えられます。

「鉄の方針」がFIRE後に変わった理由

FIRE前はひたすら節制し、給与の大半を投資に回すというのが元・三菱サラリーマン氏の方針でした。

その節約術は徹底しており、大半の人は真似できないものだったはずです。

また、「三菱」とは「三菱商事」と推測されますが、若くしてなかなかの高収入を手にしていたのでしょう。

30歳で7000万円を貯めています。

ところが、あれだけ徹底していた投資の方針がFIRE後に変わったと語っています。

もちろん定期収入がなくなったことが一番の理由とはいえ、あらゆる投資手法を試しているのは少々驚きました。

しかし、投資手法が変わったことには理由がありそうです。

それは資産が増えて余裕ができたからに加え、心理的な変化があったようです。

「お金は、人の役に立った結果として、ときに得られるもの」

「結局、だれかの役に立ち、感謝されるとうれしい」

自分の知見や個性、専門性をいかして人の役に立つことに、以前にも増して意義を感じはじめました。FIRE後にお受けした本の執筆や講師などの仕事も、会社員時代と比べ、仕事の意義をより考え、だれかの役に立ちたいという気持ちが増していったように思います。

確かFIRE前は「自分のやりたいことをやる」といった趣旨の発言をしていたように思います。

しかし、それが「いかに人の役に立つか」に変わっているようです。

やはりFIREすると「やりがい」を求めるようになるのでしょうか?

「FIRE失敗」は自分のことしか考えていないから?

そうなると、ちょっと思い出すことがあります。

それは「FIRE卒業」という名の「FIRE失敗」で撤退した人たちです。

株価の下落で再就職した人たちだけでなく、退屈な毎日より「やりがい」を求めて会社に戻る人たちもいました。

元・三菱サラリーマン氏も例外ではなかったようです。

やはり「やりがい」は重要かもしれません。

「やりがい」は言い過ぎかもしれませんが、FIREしてから何かやることを決めておかないとFIRE生活を続けるのは難しいのかもしれません。

ちなみに資産を増やしているのはさすがです。

このあたりも2022年後半の株価下落に敗れ、あっさり「FIRE失敗」してしまう民とは訳が違います。

あと、FIREするには資産7000万円が最低ラインなのかもしれません。

このあたりも頭に入れておくとよいかもしれません。

まとめ

以上『資産1億円超え元三菱サラリーマンが語る「FIRE後」の投資の変化』でした。

いかがでしたか?

練りに練られたFIRE戦略も、時間の経過とともに変わっていくようです。

その変化にも対応できるだけの資産を保有しているのは強いですね。

やはり5000万円未満の少額FIREは無謀なのでしょう。

そして当ブログでは何度も言ってますが、「やりがい」は非常に重要だと思います。

FIRE後の生活がどうなるかも想像しながら資産形成をしていくべきでしょう。


以下関連記事です。

FIREしたけど1年で2000万円失い再就職した、FIRE失敗者の生の声は非常に参考になります。

積立投資は下落時に絶対やめてはいけません。

NHKでFIREの特集が放送されましたので、情報をまとめておきました。

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