普通の独身サラリーマンが41歳で投資しないで3000万円貯めた秘訣7選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
おかげさまで私は41歳のとき貯金3000万円を達成しました。
しかも、この当時は投資をしていませんでした。
私が3000万円を達成したのは2016年4月のこと。
NISA制度は始まっていたものの、つみたてNISA制度が始まったのが2018年1月のことでしたから、積立投資を始める下地がまだなかった時代です。
若い頃に投資で痛い目に遭った私は、3000万円達成時には投資をしていませんでした。
一方で、2024年1月から新NISA制度が始まり、投資は人々の関心を集めました。
それだけ資産形成に興味関心を持っている人がたくさんいることの証拠だと思います。
しかし、3000万円という金額であれば、投資をしなくても貯められることは私自身が証明しています。
そこで今回は、私がいかに投資をせずに3000万円を達成したか、その方法をご紹介していきます。
ポイントとなるのは独身であることです。
結婚せず子供もいませんので、独身の方にとってはより参考になると思われます。
結婚している方でも方法は知っておいて損はないと思いますので、参考にしてください。
それでは早速行ってみましょう。
1.早くから貯金し始めた
まず1つめの秘訣は「早くから貯金し始めた」ことです。
新卒から貯金を始めました。
いや、厳密に言えば子どもの頃からです。
お年玉も使わずに貯金していたタイプでした。
貯金できない人にアドバイスするとしたら、まずは「貯金しよう」と思わなければ何も始まりません。
まずは意識からです。
できるだけ早く貯金し始めれば、当然早くお金が貯まり始めますから、ゴールも早まることになります。
具体的な貯金法としては「先取り貯金」をお勧めします。
給料が入ったら自動的に別口座へ積み立て、残りのお金で生活する習慣を若いうちから身に着けなければいけません。
そして、早く資産を増やしたい人ならば、投資も少額でいいから早くから始めておくとよいでしょう。
2.物欲が無かった
2つめの秘訣は「物欲が無かった」ことです。
私の貯金できない人に抱くイメージは、次々に欲しいものが出てきて、お金があるならば買ってしまい、お金がなくなるというものです。
一方で、私の場合はなんでもかんでも欲しがるようなことがありません。
欲しいものがあるのに買うのを我慢しているわけではなく、「欲しい」と思うことがほとんどないのです。
これは子どもの頃、親に何も買ってもらえなかった影響で、欲を殺すように育っていたのではないかと推測しています。
結果的に、先取り貯金をした残りのお金で生活するのに何の苦労もありませんでした。
貯金の苦手な人は「欲しくならないようにする」仕組みを作る必要があると思います。
個人的おすすめは「不要品処分」です。
部屋に溜まっている使っていないものを捨てていくと、自分にとって本当に必要なものが見極められます。
そして、捨てようとしている不要品が元々は自分のお金であると気づけると、ムダな買い物を減らそうという意識が働き始めます。
この境地に辿り着ければ支出は減るはずです。
3.お金のかかる趣味を持たなかった
3つめの秘訣は「お金のかかる趣味を持たなかった」ことです。
そもそも、私は基本的には無趣味の人間でした。
数少ない趣味はゴルフとサッカー観戦くらい。
ただ、ゴルフは確かにお金がかかりました。
ゴルフはハマり始めると道具にこだわりだすもので、1本8万円のドライバーや16万円のアイアンセットを買ったりしていました。
練習のために打ちっぱなしに毎週足を運んで、打ちまくれば1日で1000円は軽く使うことになりますし、ラウンド1回1万円はかかります。
あとは車です。
趣味というわけではありませんが、地方在住だったため自動車の所有は必須でした。
ゴルフへ行くにも車が必要です。
あとは、サッカーグッズと洋服をたくさん買いまくっていたくらいです。
かろうじて、趣味でのお金遣いはこの程度で済みました。
趣味は人生の楽しみですから、お金を使うことを否定するつもりはありません。
ただ、趣味の支出はほどほどにしておかないと貯金はできないでしょう。
4.住宅費の安い時期があった
4つめの秘訣は「住宅費の安い時期があった」ことです。
私は新卒から一人暮らしを始めたのですが、一人暮らしだと家賃という貯金の大きな障壁があります。
やはり家賃の額が支出に占める割合の多くを占めるため、どうしても家計の負担になりがちです。
そして、同じ額の家賃であれば、給料がまだまだ低い若い人にとって負担がより大きくのしかかります。
しかし、若手の頃の私にはいくつかの幸運が重なりました。
まず最初は、新卒から一人暮らしを始めたタイミングで、借りた賃貸物件が社宅扱いとなり、自己負担が2万円で済みました。
その後、転勤となったのですが、自宅から通える場所だったため、30歳にして自宅に戻りました。
つまり、家賃の自己負担がなくなりました。
よって、新卒から10年以上に渡り、住宅にかかる費用が極めて低い金額で済んだのでした。
これは資産形成をする上で非常に幸運でした。
他の人は真似することは難しいでしょうから、新卒時は無理に一人暮らししないとか、できるだけ家賃の安い物件に住む、家賃補助制度があるなら活用する、といった方法で家賃負担を減らすことを心掛けるべきです。
見栄を張って家賃の高い家に住むと、資産形成的には苦しむことになります。
5.副業して収入を得られた時期があった
5つめの秘訣は「副業して収入を得られた時期があった」ことです。
若い頃はお金が欲しくて何とかしたかったのですが、そこで思いついたのが副業でした。
仕事を終えて家に帰ってから、そして休日は副業にたっぷり時間を充てられました。
当時は趣味が副業みたいな感じでした。
端から見たら結構なハードワークをしていたと思います。
空いている時間は生産的な活動に充てていると、ムダな支出も抑えられます。
現在、資産は6000万円を超えていますが、1000万円は副業から得られたと思っています。
今でも無趣味であり、ブログやYoutubeチャンネルの運営に熱心なのは、当時の副業が影響しているかもしれません。
楽しむことばかりを考えていたら、支出が多くなり、収入は得られないことは理解しておくべきです。
6.サラリーマンとして収入が増え続けた
6つめの秘訣は「サラリーマンとして収入が増え続けた」ことです。
貯金の話になると、どうしても節約のほうに意識が行きがちです。
それは仕方のないことです。
支出は自分でコントロールできるものが多いため、貯金を増やそうと思えば、まずは支出削減が真っ先に取り組めることだからです。
しかし、資産形成を有利に進めるには収入が大いに越したことはありません。
だからこそ、サラリーマンであれば会社からもらう給料を増やせるかどうかがカギになります。
私の場合、大きな転機は転職したことでした。
地方から東京へ出てきたことにより、支出も増えましたがそれ以上に収入が増えました。
順調に昇給を重ねていき、年収は600万円台まで辿り着きました。
おかげで貯金のペースが上がり、3000万円を達成するに至りました。
やはり貯金をする上で、ある程度の収入は必要であり、収入が多いほど有利です
私は副業をしていましたが、まずは本業でしっかり稼ぐことが大事です。
7.ルールを守り続けた
そして7つめの秘訣は「ルールを守り続けた」ことです。
長期的な目標を達成するには、自分で決めたルールは守り続けなければいけません。
新卒以降毎年100万円以上貯め続けられたのは、自分に課したルールを守り続けたからです。
「先取り貯金」をして、残りのお金で生活する。
支出は極力増やず、余計なものは買わない。
実はたったこれだけです。
貯金できない人のイメージとして、貯金をしようとしても、結局ルールを守れず、お金を使っているような感じがします。
そして、資産形成はゴールまで遠く長い道のりが待っていますが、貯金できない人のイメージは継続力のない感じがします。
貯金に重要なのは継続力です。
そして、投資をしないで大きな貯金額を達成する方法は、単に「余計なお金を使わずに生活し続ける」だけなのです。
まとめ
以上『普通の独身サラリーマンが41歳で投資しないで3000万円貯めた秘訣7選』でした。
いかがでしたか?
1.早くから貯金し始めた
2.物欲が無かった
3.お金のかかる趣味を持たなかった
4.住宅費の安い時期があった
5.副業して収入を得られた時期があった
6.サラリーマンとして収入が増え続けた
7.ルールを守り続けた
世の中的には投資を推奨する人が非常に多くなっているように思います。
確かに物価上昇が続くと貯金は価値が目減りします。
だからこそ投資が推奨されるのですが、まずは投資の前に貯金です。
貯金できない人が投資で資産を増やせるとは思えません。
投資はお金の増える魔法ではなく、地道な貯金の手助けでしかないと思っています。
まずはしっかり貯金しつつ、積立投資を並行して行えば、より大きな資産を早く築いていけるでしょう。
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