【窓際FIRE】会社員は資産5000万円で本当に無敵になれるのか?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今回はネット界隈で最近知ったワードがあったのでご紹介します。
たまたまYoutubeを見ていたところ、「窓際FIRE」という単語が私の目に飛び込んできました。
「また新たなFIREが出てきたぞ」と思い、動画を見始めたのですが、「おやおや?」と思ったので、今回動画を作成するに至りました。
「窓際FIRE」とは何か?
「窓際FIRE」とは一体どのようなライフスタイルなのでしょうか?
この概念の特徴は以下の通りです:
1.会社での昇進を選択せず、ストレスフリーな環境で働く。
2.業務負荷の軽減を活かし、自己投資や副業に時間を充てる。
3.会社員として給与や賞与を受け取りながら、資産運用で追加収入を得る。
窓際FIREは、会社で時間を無駄に潰すのではなく、本業を適度に抑えつつ、自身の将来のために必要なことに取り組む積極的な生き方です。
このアプローチは、現在の仕事に情熱を持てなくなった人々にとって新たな可能性を提供する選択肢となっています。
「窓際FIRE」の定義を知って気づいたこと
窓際FIREの定義を知って気づいたことがあります。
今の私は窓際FIREに近づきつつある状態でした。
すでに責任ある職は辞させてもらい、気楽に仕事をやらせてもらってます。
嫌だった飲み会も減り、休日も確保できるようになりました。
以前と比較して余計な会議が減ったこともあり、帰社時刻は確実に早くなっています。
そして以前はあまり取得しなかった有給休暇もたまに取得するようになりました。
ただし、給料はまだ必要なので、窓際FIREとまでは言い切れません。
いかんせん投資をあまりやっていませんから、投資の運用益だけでは生活できません。
まだ資産は6000万円台であり、もう少し増やしたいと考えています。
「窓際FIRE」のメリット
では、窓際FIREにはどのようなメリットがあるでしょうか?
まず1つ目は、会社を辞めないため安定収入を確保できることです。
さらに、厚生年金に加入し続けられます。
FIREは会社を辞めて給料がなくなり不安定になります。
FIREの抱えるデメリットをカバーできます。
厚生年金ま老後を見据えると、非常に大きなメリットであると言えます。
2つ目は、やることがあることです。
FIREのデメリットとして、やりがい・生きがいを見失うことがあります。
しかし、毎日仕事をしますから、何らかの目標をもって毎日を送れます。
そして3つ目は、孤独にはならないことです。
FIREのデメリットは会社を辞めて、人間関係が希薄になり、孤独に陥る可能性があることです。
しかし、毎日会社に来れば、勤務時間中は他の人と会話の機会が約束されます。
これらのメリットを見ると、FIREのデメリットをすべてクリアしてしまうような感じがします。
「窓際FIRE」のデメリット
非常にメリットの多い窓際FIREのように見えますが、当然ながらデメリットもあります。
ます1つ目は、何と言っても会社に時間的な拘束を受けることです。:
「窓際FIRE」は仕事を続けることが大前提であり早期リタイアではないため、厳密にはFIREとは言えません。
そして会社員である以上、平日5日間の朝から夕方までの時間的拘束は避けられません。
そのためストレスが思ったほど軽減できなかったり、自由な時間の確保が難しかったりします。
2つ目は、キャリアが停滞することです。
「窓際FIRE」になると、おそらく積極的に成長しようという意識は薄れていくはずです。
そのため、新しいスキルを身につける機会が減り、業務レベルが低下する恐れがあります。
特に専門職やIT分野などスキルの陳腐化が早い業界では常に勉強が求められるため、周囲とのレベル差が開いてしまう可能性があります。
そして3つ目は「社内での居心地の悪化」です。
常に他の人より早く帰ったりし続けると、「あの人は何もしていないのに給与をもらっている」と周囲から見られてしまう可能性があります。
そのような見られ方をしてしまうと会社に居続けるのは徐々に難しくなっていきます。
そのため、周囲との折り合いを上手くつけ、そして本業でしっかり結果を残し続けることも必要です。
「窓際FIRE」状態の感想
実は窓際FIRE状態の私から感想をお伝えします。
窓際FIREの最大のポイントは、会社を辞めずに仕事を継続していることです。
よって、仕事が嫌でなければかなり満足度の高い過ごし方ができるのではないかと思います。
一方で、仕事が嫌で早く辞めたいならば、窓際状態でもつらいでしょう。
窓際状態を維持し続けるにも最低限の仕事の結果は出し続けなければなりません。
何もせずにのんびり過ごせるわけではないのです。
上手く仕事をさばければ、安定した収入を得られるのは非常に大きいと思います。
FIRE最大の障壁は収入が途絶えることです。
窓際FIREなら収入が安定することで、精神的にも安定するのではないでしょうか。
「窓際FIRE」状態である私の今後
はっきり言って、今の仕事を長く続けたいとは全く思っていません。
辞められるなら早く辞めたいのが本音です。
しかし、会社を辞めてセミリタイアするには資産をもっと増やしておきたいと考えています。
だから、嫌々仕事を継続している状態にあります。
私の場合、心が保てそうにないため、55歳までのリタイアを目指す点に変わりはありません。
会社員は資産5000万円で無敵なのか?
では、ここまで窓際FIREについて見てきましたが、本題を忘れそうでした。
本題は「資産5000万円で無敵になれるのか?」です。
無敵とは何か?から話し出すとキリがないのでやめておきますが、
「5000万円で無敵」は流石に言い過ぎかもしれません。
資産目標額は人それぞれですし、投資は時に大きく値を下げることもあります。
5000万円ですべての人が不安材料を払拭できるわけでもないでしょう。
ただ、資産が一定以上の額になったことにより会社に対する依存度が下がる人は多いと思います。
今の私を思い返してみると、私意外にも「いつ会社を辞めても大丈夫」とか「もう少し働ければいいか」と思いながら仕事をしている人は多いような気がします。
そこにあえて「窓際FIRE」と命名をしただけ
とはいえ、厳密にはFIREではありません。
会社を辞めないため、特に時間は一定の制約を受ける点は理解しておくべきでしょう。
まとめ
以上『【窓際FIRE】会社員は資産5000万円で本当に無敵になれるのか?』でした。
いかがでしたか?
「窓際FIRE」とは、会社では重要な役職から離れたストレスフリーな環境で働きながら、投資や副業で資産を増やしていくライフスタイルです。
早期リタイアではないため、ちょっと賢い働き方のほうが正しいかもしれません。
FIREのデメリットを多くカバーしますが、会社を早く辞めたい人には不向きと言えるでしょう。
無敵は言い過ぎですが、仕事を続けることに抵抗がない人にとっては魅力的なライフスタイルです。
会社で周囲にいる人たちと上手くやれる人、一定の年齢・収入・役職にたどり着いた人なら、こういう生き方も全然アリだと思います。
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