金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られた5つのもの

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られた5つのもの

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

私が資産形成をしている最大の目的は「早期リタイア」です。

「早く仕事を辞めたい」「隠居したい」という想いが強く、若い頃から貯金してきました。

目標金額としては5000万円と設定し、貯まったらセミリタイアしたいと思っていました。

そして47歳のとき、ついに5000万円を達成しました。

しかし、私はセミリタイアを見送りました。

セミリタイアを見送った結果、悪い事ばかりではなく良い事も起こりました。

今回はセミリタイアを先送りしたことで入手できたものをご紹介していきます。

FIREしたい、早期リタイアしたいと思っている方、特に年齢の若い方はぜひ参考にしてください。

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今回のテーマは『【資産7000万円への道】トランプショックで4月の資産はどうなった?』です。 今回はトランプショック後の資産報告となります。トランプショックを経て、4月時点での私の資産がどこまで減少したかをご紹介します。他人の資産は気になると思いますので、しっかり包み隠さず公開していきます。そして今回は「なぜ私が積立投資を継続し続けられるのか?」についてもご紹介します。あなたの投資の参考になる点があれば幸いです。
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セミリタイアを見送った2つの大きな理由

なぜ私が資産5000万円でセミリタイアを見送ったのか?

理由の一つは「リタイア後の明確なプランの欠如」です。

私がセミリタイアしたい理由は「仕事を早く辞めたいから」です。

本来であれば、人生で何かをしたいからセミリタイアするのが”あるべき姿”だと思います。

セミリタイアは手段のはずなのですが、目的になってしまっているのが現状です。

そのため、辞めてから何をするかが明確になっておらず、このままリタイアしたら暇になるだけなので、見送りました。

もう一つの理由は「資金面」です。

まず、単純に5000万円ではお金が足りないとの計算に至りました。

会社を辞めれば収入が途絶えます。

投資をほとんどしていない私にとってセミリタイア時の収入は労働収入に頼ることになります。

しかし、仕事を辞めたいのに新たな仕事に就くという矛盾にぶちあたりました。

労働の負荷を減らすことは可能ですが、自分の生活を維持できるだけの労働となると、結局週の半分近くは働くことになるでしょう。

わざわざ現在の収入を手放してまでやることなのか疑問を抱きました。

よって、セミリタイアを決断するに至らず現在までサラリーマンを続けています。

1.1000万円以上の追加資産

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られたもの、まず1つ目は「1000万円以上の追加資産」です。

セミリタイアを見送ったことにより、サラリーマンを続けることとなりました。

サラリーマンを続けたということは収入を得続けたことを意味しています。

その結果、約3年半で資産が1000万円以上増え、6000万円を突破しました。

これにより、今後早期リタイアをするのであれば、より大きな資産を保有した状態でリタイアできることとなりました。

早期リタイアするのであれば、やはり資産が多ければ多いほど助かるわけで、この資産の上積みは非常に大きかったです。

現在ではまだまだ働き続ける覚悟をしており、目標資産額は8000万円と設定しています。

2.年金受給額の上乗せ

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られたもの2つ目は「年金受給額の上乗せ」です。

サラリーマンとして働いてきた私は厚生年金に加入しています。

日本の厚生年金の制度は、長く働けば働くほど(収めた年金保険料が多いほど)将来受け取れる年金額も増える仕組みになっています。

リタイアを見送りサラリーマンとして働き続けた結果、5000万円貯まった時点で会社を辞めた場合と比較すると、将来の年金額は多くなる予定です。

ただし、あくまで年金制度が大きく変わらなければの話です。

例えば、基礎年金の底上げ策の財源に厚生年金の積立金を活用するというとんでもない案が出てきたりしています。

よって、年金制度については今後どうなっていくかは見守っていく必要があります。

ちなみに年金については、私は繰下げ受給を利用する予定です。

繰下げ受給を選択すれば年金額が1ヶ月あたり0.7%増額できます。

現時点の考えでは3年から5年くらい繰り下げるつもりなので、25%から42%増額できる見込みです。

そのため、長く働き続けたことでベースの年金額が増えますから、繰下げ受給の威力も増します。

3.老後の安心感

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られたもの3つ目は「老後の安心感」です。

長く働いたことで資産が増加し、年金も増額予定となりました。

何より、実際に年金の受給開始年齢である65歳まで近づきました。

年金受給開始までの時間が短くなったことで、老後資金のシミュレーションの精度が若干高まりました。

そしてシミュレーションの結果、老後の資金面においては安心感が増しました。

極端な無駄遣いをしない限り、老後を乗り切れる可能性はだいぶ高まったようです。

まだまだ予断を許さない点はありますが、以前と比べれば計算しやすくなりました。

いろいろと見通しが立ってきた点はセミリタイアを焦らずに待った甲斐があったと言えます。

4.フルリタイアの可能性

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られたもの4つ目は「フルリタイアの可能性」です。

元々フルリタイアではなくセミリタイアを志向した理由は、資産の現実をわきまえてのものでした。

しかし、セミリタイアは結局のところ働かねばならず、本意ではありませんでした。

さらにここ最近は、もはや資産維持のための短時間労働すらやりたくないという感情が湧いていました。

今後資産がさらに増え、年金受取開始年齢までの時間か短くなった場合、フルリタイアも可能となるのではないかと考え始めています。

時間をかけることでフルリタイアの選択肢も浮上するのであれば、リタイアを遅らせることは悪いことばかりでもなさそうです。

5.積立投資の経験

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られたもの5つ目は「積立投資の経験」です。

私が投資をつみたてNISAを開始したのは資産が4000万円程度貯まった時期でした。

もし5000万円貯まった時点でセミリタイアしていたら、解約していたかもしれません。

投資に関しては基本的に弱気なので、資産の減るリスクを避けていたと思います。

リタイアを見送った結果、積立投資の期間は6年を超えていました。

アメリカでトランプ政権が誕生して以降、株価がエライことになっており、資産減少が止まりません。

しかし、相場が苦しいときを乗り越えてこそ投資の経験です。

波乱の相場を乗り越えた先に明るい未来が待っていると信じています。

セミリタイアを見送って失ったもの

以上ここまではセミリタイアを見送って得られたものをご紹介してきました。

しかしその一方で、セミリタイアを見送って「失ったもの」もあります。

その最たるものは、何と言っても「時間」です。

早くセミリタイアしていれば、会社に拘束されずに自由に使える時間は増えていました。

セミリタイアは何のためにするかと問われれば「自分のやりたいことに時間を費やすため」と答えるでしょう。

ただし「自分のやりたいこと」が明確でなかったこともあり、セミリタイアには踏み切りませんでした。

結果として歳を重ね、気づけば50歳です。

何が正解だったかは分かりませんが、セミリタイアを見送りサラリーマンを継続する選択が正解であったと思えるよう今後も資産形成を優先させていきたいと思います。

まとめ

以上『金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られた5つのもの』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

金融資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られた5つのもの

1.1000万円以上の追加資産
2.年金受給額の上乗せ
3.老後の安心感
4.フルリタイアの可能性
5.積立投資の経験

セミリタイアを見送った結果、資産が増え、年金が増える見込みなのは非常に大きいと考えています。

また、リタイア後にやりたいことが徐々に見えてきて、旅行や娯楽などこれまであまりできなかったことにお金を使いたいと思い始めるようになりました。

さらに、できればセミリタイアではなくフルリタイアしたいとも考えるようになりました。

そうなると、以前より多くの資産を築いておきたいと考えるようになりました。

ここで登場するのが投資で、投資を始めて長く続けたことで資産を上積みできる可能性が生じています。

いろいろ考えると、セミリタイアを早まらなかったことは正解だったと思っています。

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