【9割の人が知らない】FIRE達成者が犯しがちな4つの間違い

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
久しぶりにFIREの記事を見つけました。
FIRE系の記事ではおなじみ「ビジネスインサイダー」からです。
海外からの記事ですが、陥りがちな点は日本も海外も同じなのだと気づくと思います。
それでは早速いってみましょう。
FIRE達成までの道のりと「真のFIRE」とは?
今回の記事の筆者は経済的自立系のポッドキャストを運営しているとのこと。
そんな彼もまたFIRE達成者と思われます。
大手会計事務所でキャリアをスタートさせたとき、彼は実家住まいでした。
しかも元来の倹約家だったこともあり、収入の約90%を貯蓄するよう努めたそうです。
「貯金と我慢は自分が望む将来への投資」と考えていました。
そして、35歳でフルタイムの仕事を退職しました。
彼の言葉を借りると、「重要なのは、経済的に自立することだ」と言います。
言い換えれば、人生で唯一本当に大切なもの、つまり自分の時間をコントロールできる状態に達することです。
早期退職者が経済的自立の達成後に不満を抱く原因となる4つの共通の間違いがあるそうです。
1.何かから逃れるために退職する
FIRE達成者が犯しがちな間違い1つ目は「何かから逃れるために退職する」ことです。
これは万国共通なのかもしれません。
世の中の大半の人は、仕事から逃れたいと思っているでしょう。
しかし、退職後の人生で何をしたいか、自分でもわかっていないと、FIRE後の人生に苦労します。
単に暇を持て余すだけで時間は過ぎ去り、一体何のために生きているのか自問自答することになります。
FIREで大切なことは「自分が生きたい人生に向かって進んでいる」がどうかです。
会社を辞めて何をしないのか、明確な目的を持っていないと、残った長すぎる時間を有効に使うことは難しいでしょう。
2.実験が足りない
FIRE達成者が犯しがちな間違い2つ目は「実験が足りない」ことです。
FIRE後の長い人生では、自分の思い通りにならないこと、予想外のこともたくさん起こります。
そんなのとき、対応できるかどうかがFIREの成否のカギを握ります。
当面は自分がやりたいと思っていたことで満足できたとしても、飽きてしまうかもしれませんし、健康上の理由でできなくなるかもしれません。
自分でより多くの選択肢を用意し、いろいろと試しておかないと時間を持て余すことになるでしょう。
3.経済的に自立できたことに誇りをもっていない
FIRE達成者が犯しがちな間違い3つ目は「経済的に自立できたことに誇りをもっていない」ことです。
FIRE達成者にとって厄介な出来事の一つは「今、仕事は何をやってるの?」と聞かれることかもしれません。
実際、多くの人が経済的自立について話すのを完全に避けたり、何らかの仕事をでっち上げたりしているようです。
これはやむを得ないことかもしれません。
なぜなら、経済的に自立したということは、他の人たちと比較して大きな資産を保有しているからです。
それを他人に言おうものなら、何が待っているかは想像に難くありません。
ですから、私としては、あえて他人に言う必要は無いと思います。
ただ、経済的に自立したことには大きな誇りは持ってよいはずです。
それまでの資産形成の努力の証として経済的自立を手に入れたわけですから、自信を持つべきです。
もし、他人に対して引け目を感じるのだとしたら、真の経済的自立を手に入れていないのかもしれません。
4.退職するのが遅すぎる
FIRE達成者が犯しがちな間違い4つ目は「退職するのが遅すぎる」ことです。
多くの人は退職資金が足りないのではないかと心配して、仕事を辞めたり新しいことを始めたりするのを遅らせます。
「あと1年働こう」と考え、資産を上乗せしようとします。
そのほとんどの場合で、資金はすでに十分すぎるほどで、人々は保守的になりすぎているだけなのです。
私たちは、人生には限りがあることを理解しなければいけません。
必要以上に長く働くごとに、取り戻すことのできない唯一の資源である「時間」を無駄にしていることになります。
人生において大事なものの一つは「勇気」です。
もし本当にやりたいことがあるのであれば、少しでも早く会社を辞め、やりたいことを始めるべきです。
逆に、FIREに踏み出せないのだとしたら、本気でやりたいことがない証拠であり、FIREは上手くいかない可能性の方が高いです。
まとめ
以上『【9割の人が知らない】FIRE達成者が犯しがちな4つの間違い』でした。
いかがでしたか?
FIREした人、目指している人にとって、いくつか思い当たる節があったのではないでしょうか。
FIREは、あくまでも人生の一つの選択肢にすぎません。
そして、FIREは「経済的自立と早期リタイア」というだけに、FIRE後については何ら定義はありません。
よって、FIRE後は自分で作っていくしかないのです。
多くの人は「経済的自立」の側面ばかりを追ってしまうため、FIRE後のイメージがなく苦労します。
FIRE後に何をしたいのか、どのような生活を送るのか、長期に渡る具体的な計画も立てておく必要があるでしょう。
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