【解説】老後の60歳以降は何歳まで働くのが「一番お得」なのか?
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後のお金が不安になる中、「一体何歳まで働けばよいのか」と悩んでいる方がいるかもしれません。
もはやすでに「定年=引退」という図式は過去のものとなりつつあります。
では、老後のお金はどうすればよいのか、そのヒントを知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「ダイヤモンド・オンライン」に掲載された『ほんとうの定年後』の著者、坂本貴志氏の老後の労働と年金に関する記事をご紹介します。
一体いつまで働けばいいのか?
今回の記事の著者である坂本氏が提唱する「定年後の仕事」とは、現役時代と同じ仕事ではない、という点は理解しておく必要があります。
現役時代の会社に継続雇用され続け、定年後も働き続けるのではありません。
極力自宅の近くで、健康状態や家計に合わせて適した仕事を選択していくという考え方です。
よって、年金を受給し始めてからもフルタイムで労働し続けるわけではないのです。
ただし、あくまで「健康状態や家計に合わせて」のものであるため、家計的にお金が不足するのであればフルタイム労働の必要に迫られる可能性はあります。
よって、「何歳まで働き続けるべきか?」との問いに対する回答は、「人による」ということになります。
現役のうちに十分な老後資金を準備できれば、お金のために老後も働き続ける必要はありません。
むしろ、やりたいが生きがいのため、人の役に立つために、という本来の働き方ができる可能性があります。
頭も正常に働き、体を動かせるのであれば、より長く働き続けるほうが、老化を防ぐ効果もあり、健康面を考えても良い可能性があります。
このあたりは本当に人それぞれの資産状況、健康状態、考え方によることになります。
年金はどうすべきか?
では、老後生活を支えてくれる年金についてはどうでしょうか?
まず、大前提として支給額は減少し続けることを頭に入れておくべきです。
巷で噂されている年金破綻はあり得ないと思いますが、制度維持には減額はやむを得ないと思います。
一方で、物価は上昇しており、年金額が仮に増額されたとしてもインフレ率には追い付かないことが予想されますので、実質的な減額と言ってよいかもしれません。
そんな老後が見える中で、年金の受け取り方には大きく分けて3パターンがあります。
一つは、通常通り65歳から受け取る方法。
そして、あと二つは、65歳より早く受給し始める「繰り上げ受給」と65歳より遅く受給し始める「繰り下げ受給」です。
「繰り上げ受給」は早くもらう分、減額されます。
一方、「繰り下げ受給」は遅くもらう分、増額されます。
単純に額面だけで考えれば「繰り下げ受給」のほうが良さそうですが、そんな単純な話ではありません。
例えば、繰り上げ受給で60歳から受給し始め、もらった年金は使わずにすべて投資に回し、長期的に見てお金を増やす方法が最近の投資界隈の主流の考え方になりつつあります。
ただし、年金で資産運用している間に生活できるだけの資金をあらかじめ準備しておく必要があり、また投資を最低でも5年以上継続する必要もあります。
そのため、安易に投資初心者が乗っかると、痛い目に遭う可能性があります。
では、繰り下げ受給で金額を増やすのが良いのかと言えば、そうとも限りません。
収入が増えるということは、住民税などの社会保険負担も増えるわけですから、実際に手取りが増額したパーセント分だけ増えるとは限りません。
医療費の負担割合も高くなるでしょうから、一概に「増額したほうがよい」とも言い切れないのです。
結局、年金の受け取り方も自身の条件に合わせて「最適な方法」を考えるしかありません。
そういう私はどうするのか?
そもそも、私は早期リタイア志向者です。老後に働こうと思っていませんし、その必要に迫られないために資産形成に励んでいます。
実際、このまま資産形成が順調にいけば、老後に働く必要はないでしょう。
そのため、「お金以外」を目的に仕事をする可能性はあります。
また、年金は現時点では「繰り下げ受給」を選択する予定です。
資金がありますし、単月での収支を重要視しているため、単月で赤字にならないためには受給額は多いほうが良い、との単純な考え方です。
「投資に回す」という発想もありますが、あえて「繰り上げ受給」をして減額させるのではなく、自分の貯蓄を投資に回し、年金は減らさないほうが良いのではないか考えています。
「繰り上げ派」は、住民税非課税世帯化も充てにしているような風潮が見られますが、そこまで収入を減らすことに果たしてメリットがあるかは疑問です。
私は年金に対して「単月の生活費を極力赤字にしないこと」を求めているため、「繰り上げ受給」の選択肢はありません。
今後、年金制度がとうなっていくかで受け取り方を正式決定していきたいと思います。
まとめ
以上『【解説】老後の60歳以降は何歳まで働くのが「一番お得」なのか?』でした。
いかがでしたか?
老後の働き方や年金の受け取り方に「唯一の正解」はありません。
長く働いて健康を維持する道もあれば、私のように早期リタイアを目指す道もあります。
大切なのは、制度や流行に流されず、自分の資産状況と価値観に照らして「納得できる選択」をすることです。
まずは、あなたが理想とする老後の生活費を調べ、今の準備で足りるのか、シミュレーションすることから始めてみましょう。
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