貯金の仕方が分からないひと向け。とりあえず見直すべき支出6選
貯金ができない人は、世の中にたくさんいるようで、なんとかしてあげたいのですが、こればかりは本人の努力次第。
ただ、そういう人に限って、給料が入ると、目一杯使ってしまう。
しかも、すべての支出が重要であって、ムダは支出はないと思っていたりします。
他の人から見たら、ムダばかりなのに。
貯金をするためには支出を減らすべく節約をしなければいけないのですが、その人にとってはすべての支出がムダではないため、節約のしどころを見つけることができません。
そういう人は、まず貯金の仕方の基本的な思考を身につけなければなりません。
そして、思考を身につけたら、今度は実戦。
つまり、支出の削減です。
そこで、誰でも簡単に節約ができることはないかと考え、思いついたのが、「定期的にクレジットカードなどで支払っているもの」。
自分の意志とは関係なく、支払いは続いていきます。
ですので、一度支払いにメスを入れ、本当に必要なものなのかどうかを見極めてみましょう。
貯金の仕方の基本その1 現状を把握すること
そもそも貯金とは、「収入マイナス支出」という数式で生じる差額です。
支出が小さくなればなるほど、貯金の金額が大きくなります。
ただ、いかんせん、貯金ができない人は、収入だけ目一杯お金を使ってしまうため、貯金ができません。
そこで、まず最初にやっておきたいことは、現在の収入と支出を把握するということです。
収入は、基本的には会社からの給与になる人が多いでしょうから、把握は簡単です。
問題は支出です。
支出の現状が分からないと、その後の改善を行うことができません。
支出を把握するためには、家計簿が一番です。
貯金ができない人は、この家計簿が正念場。
いちいち家計簿をつけるのは苦手なはずだからです。
でも、ここは頑張るしかないです。
手書きよりも、スマホアプリの家計簿の方が負担が少なくて済むと思います。
なんとかこらえて、支出を把握しましょう。
貯金の仕方の基本その2 支出を削減すること
支出が把握できたら、あとはムダと思われる支出を削減してきましょう。
本来は、大きな支出、毎月決まって支払う支出から削減するのが基本です。
一般的には「固定費」と呼ばれるものです。
大きな支出、毎月決まっている支出を削減できれば、削減幅が大きくなりますから、この固定費から削減していきます。
各支出が本当に必要なものなのかどうかを真剣に考え、支出の削減に取り組みましょう。
支出をより多く削減できれば、その分貯金も多くなります。
見直すべき支出その1 家賃
では、どのような支出を見直すべきか?
その筆頭格が、家賃です。
一人暮らしをしていれば、必ず毎月支払う必要が生じます。
あなたの支払っている家賃は、高すぎじゃありませんか?
「家賃は収入の30%くらいまで」とよく言われますが、あなたの家賃は30%以内におさまっていますか?
もしおさまっていないのであれば、もっと安い部屋へ引っ越すことをお勧めします。
身の丈に合っていません。
もし現在の給料でギリギリやりくりができているのだとしたら、引っ越しをするだけで毎月貯金ができるようになるはずです。
見直すべき支出その2 通信費
次に見直すべき支出は、通信費です。
スマートフォンの通信費って、意外とバカにできないですよね。
そこで、オススメなのは格安スマホです。
僕自身もUQモバイルに乗り換えて、通信費を半額以下に抑えることができました。
詳細は、こちらの記事でどうぞ。
もっと安く抑えたいなら、格安SIMとSIMフリー携帯を利用するという方法もあります。
格安SIMはちょっと、という人であれば、現在契約しているプランを見直してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、もっと通信費を安く抑えることのできるプランがあるかもしれません。
見直すべき支出その3 スポーツジムの会員費
運動不足の解消やダイエット目的で、スポーツジムに入会した。
しかし、最初は毎週通っていたものの、最近は月に1回行くか行かないか。
そんな状態になっていませんか?
下手をすると、行ってないのに、お金だけ支払っているなんてことも。
それは、さすがにもったいないですよね。
それなら、例えば自治体の体育館とかで、格安でトレーニングができたりします。
スポーツジムに比べれば、設備的には落ちるでしょうから、不便さは出るかもしれません。
しかし、たまにしか行かないのに、毎月数千円から1万円以上支払うことの方がもったいないです。
スパっとやめてしまいましょう。
見直すべき支出その4 保険
そもそも、何のために保険に入っていますか?
よく分からないけど、勧められたから入っている、という状態になっていませんか?
実は何の保障があるのか、よくわかっていないとか。
よくわからないけど、1年で数万円払っている。
「保険」ですから、普段は特別何もサービスを受けることはできていません。
将来何かがあったときのための「保険」です。
何かが起きる可能性が低いとみるのであれば、思い切って保険を解約してはいかがでしょうか?
解約するのはさすがに不安という人であれば、保険の見直しを行うという手もあります。
保険見直し相談サービスを活用することで、保険料を削減することができます。
見直すべき支出その5 ネットの月額有料サービス
最初は無料とか低価格だったので、申し込んでみたネットのサービス。
最初なのでサービスをよく使ったものの、その後は使用頻度が減っていく。
ただ、料金は通常料金となり、最初の申込時に比べると高くなっている。
そんなサービスに申し込んだままの状態になっていませんか?
最近では、動画配信サービスあたりが当てはまるでしょうか。
あまり使わないのであれば、解約したほうがいいですよね。
申し込んだまま使わずにお金だけを支払っている状態になっているサービスが存在しないか、きちんとチェックしましょう。
見直すべき支出その6 クレジットカードの年会費
みなさんは、クレジットカードを何枚持っていますか?
付き合いで作ったり、買い物きっかけで新しく作ったりで、複数枚持っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、一方で使っていないクレジットカードもあるはずですよね。
使っていないクレジットカードで、年会費が発生していませんか?
これほどもったいないことはありません。
たかだか数百円かもしれませんが、ムダな支出です。
もし使わないのに年会費が発生しているクレジットカードがあるなら、すぐに解約してしまいましょう。
ちなみに、そもそも貯金ができないうちは、クレジットカード自体を使うのはやめたほうがいいと思います。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
支出に思い当たる節はありましたか?
各サービスを提供している会社のマーケッターもプロです。
いかに多くの人にお金を使わせるかを考え、いろいろな"罠"を張り巡らせています。
貯金をしたいのであれば、その罠にかからないようにしなければなりません。
また、節約ができて、支出が減ったとしても油断は禁物です。
節約で浮いたお金を別のことに使ってしまっては何の意味もありません。
支出の減った状態を維持し続けられるよう、努力が必要なのです。