【本から学ぶ】貯金できない女性に見られる6つの共通点
今日は、こちらの本の中からのご紹介です。
有名なFPさんの本です。
独身女性に向けた著書です。
参考になりそうなので、読んでみました。
カウンセリングからの実体験からの情報でしょうから、実際に貯金できない女性には、こういう共通点が見られたということなのでしょう。
貯金ができない人は、ぜひ参考にしてみてください。
男性も参考になると思います。
貯金できない女性の共通点その1 削るところを間違えている
1つめのパターンは、削ってはいけないところを削っているパターン。
特に多いのが、「食費」を間違って削っている例だそうです。
確かに、食費は節約しようとする際、最も簡単に手をつけることのできる費目です。
だから、気持ちは分からなくもないのですが、問題はそのやり方です。
例えば、一人暮らしなのに1ヶ月の食費が10万円だとしたら、節約に着手するのは間違っていないでしょう。
しかし、1ヶ月の食費を2万円まで下げるとしたら、どうでしょう。
それまで3万円の食費だった人が2万円まで抑えるのも大変だと思いますが、10万円だった人が2万円まで下げるとなると、相当な負担になるに違いありません。
中には、食費を削るために、食事をとらないという方法でダイエットも兼ねる人がいるようです。
こんな方法をとっていては、体を壊してしまい、元も子もありません。
特に独身生活を送る人にとっては、健康が第一です。
身近に介抱してくれる人が、常にいるわけではないからです。
ですから、食費を削るのはよいのですが、そのやり方は間違えないようにする必要があります。
あとは、保険だそうです。
独身の場合、死亡保障はあまり必要ないでしょう。
何も保険に入らないのは不安だという人であれば、最低限度の病気に備える保険に加入しておけばよいのではないでしょうか。
その際、保険の中身をきちんと調べ、必要な保障が含まれているのかどうかが重要になります。
貯金できない女性の共通点その2 出費にメリハリがつけられていない
貯金できない女性のパターンとして、どんなものに対しても満遍なくお金を使ってしまう人がいるようです。
貯金法を調べていると、よく「消費にメリハリをつける」という言葉が登場します。
「消費にメリハリをつける」とは、どういうことでしょうか?
欲しいものがあったとき、欲しいものをそのまま買うことのできる人は、おそらくほとんどいないでしょう。
そんな買い物をしていては、破産してしまいます。
一方、貯金のできる人は、自分でこだわりが強く、どうしてもここだけは譲れないというものだけ高くて良いものを買い、それ以外のものは安く済ませているのです。
あなたの周りに、ほとんどの身の回りのものはファストファッションやプチプラなのに、バッグだけは高いものを使っている人はいませんか?
例えば、そういうことです。
もしかしたら、部屋の家賃がだいぶ安いところに住んでいるのかもしれません。
貯金ができる人は、お金を使うところと使わないところを明確に分けているのです。
すべてを手に入れることは諦め、本当に必要なものにだけお金を使うよう心がけましょう。
貯金できない女性の共通点その3 家計簿に縛られすぎている
貯金をする際、支出を把握するために、家計簿をつけることが推奨されることが多いです。
しかし、この家計簿が問題です。
貯金できない人は、得てして家計簿をつけ続けることができません。
細かい作業を継続することが苦手だから貯金できないのです。
手書きの家計簿が無理なら、スマホの家計簿アプリを使ってみるのが一つ。
それから、すべての支払いを極力1枚のクレジットカードに集約して、家計簿をつけなくてもweb明細で支出を確認できるようにする。
とにかくレシートだけでも集めて、1ヶ月経ったら、がんばって集計する。
自分に適した支出把握の方法を考えてみてください。
家計簿とは異なる支出把握の方法を編み出すことができれば、貯金できる女性に近づくことができます。
貯金できない女性の共通点その4 『自分へのご褒美』が多すぎる
何かを達成した暁には、『自分へのご褒美』をあげよう。
そう考える女性は多いようです。
男性に比べると、女性にその傾向が強いように思います。
この『自分へのご褒美』が大きな問題です。
有名FPさんも、本書の中で断罪しています。
年1回とか、たまになら否定はしません。
しかし、ご褒美を奮発していたら、どうでしょう?
それはご褒美ではなく、単に自分を甘やかしているだけです。
それなら、いっそご褒美などやめてしまいましょう。
最初から、その物を買うという目的で貯金した方がマシです。
貯金できない女性の共通点その5 流行や情報に流されやすい
貯金できる女性は、自分の中に強い意志を持っていて、自分にとって本当に必要なものだけを買うという購買行動をとっています。
貯金のできる人は、買い物に「自分軸がある」と言われるのは、そういうことです。
一方、貯金できない女性は、どうも周囲に流されてしまう傾向があるようです。
みんなが持っているから自分も買う、みたいな感じです。
だから、流行に流されて、毎年のように服を買い替えたりしています。
これではお金が貯まるわけがありません。
このタイプの人は、衝動買いも多いようです。
買い物はよく考えてから行わなければなりません。
貯金できない女性の共通点その6 ストレス解消法が『散財』になっている
仕事をしていれば、ストレスくらいは溜まります。
ですから、ときにストレスを発散することも必要でしょう。
ただ、ストレスの発散にパーっとお金を使ってしまっている女性が多いようです。
お金を使ってのストレス発散法を覚えてしまうと、お金を使うことを繰り返してしまうということになります。
こうなると、いくらお金があっても足りません。
一方、貯金できる人は、お金のかからないストレス発散法を実践しています。
たとえば、映画を見たり、ヨガをやったり、家でテレビを見たり。
散財とは異なる、お金を使うとしても少額で済む方法でストレスを解消しているのです。
となれば、お金を貯められる人と貯められない人の差は歴然。
どんどん貯金額の差が開いていくこととなります。
貯金できない女性から脱却するために見直すべき習慣
貯金できない女性が、貯金できる女性になるためのアドバイスも、もちろん書かれています。
実践してみるべき習慣は、以下のとおり。
・規則正しい生活をする
・部屋・財布の整理整頓をする
・クレジットカードを2枚以に絞る
・現金とVASAデビットカードで決済する
・1日に財布を開ける回数をカウントする
・ネットショッピングをやめる
・欲しいものはその場で買わず、一旦家に帰って考える
・毎日何らかの記録をつけることを習慣化する
・当たり前の消費を疑う
貯金できない女性にとっては、すべてハードルが高そうです。。
ただ、貯金ができるようになりたいのであれば、今のダメな行動を変えなければいけません。
行動を変えなければ、結果は変わらないからです。
いきなりすべてを変えるのは難しいでしょうから、無理をせずに少しずつ改善に取り組んでいきましょう。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
貯金できる女性になるまでのイメージを抱くことはできましたか?
ゴールまでは遠い道のりかもしれません。
いや、もしかしたらゴールはすぐ近くにあるのかもしれません。
どちらなのかは、あなた次第です。