高確率でお金が貯まる貯金の仕方 最新5ステップ
僕はごく普通のサラリーマンですが、おかげさまで42歳でアッパーマス層に到達しました。
非常に幸運に恵まれていたと思います。
社会人になって、約20年で到達しました。
老後資金は3000万円必要と言われている中、65歳まであと20年も残っている時点での達成です。
新卒のころからお金を貯めてきました。
いろいろな節約方法も試しました。
ギャンブルで資産を減らしかけたときもありました。
そんな紆余曲折を経て、今があります。
これまでの経験から、どのようにすればお金が貯まるのかを考えてみました。
これを実践できれば、誰でも高い確率でお金を貯めることができるはずです。
20代からでも1年で100万円、いやそれ以上も十分可能なはずです。
貯金の前に その1 貯金の基本原則を理解してますか?
そもそも、「貯金」を数式で表すことができますか?
「貯金=収入-支出」
この数式が真っ先に思い浮かんだあなたは正解です。
貯金とは、収入と支出の差額のことです。
ですから、支出が収入に並んだ時点で貯金はゼロということになります。
このことが理解できていれば、貯金をするための基本原則が分かってくるはずです。
それは、「貯金をするにはお金を使わなければよい」ということです。
お金持ちはバンバンお金を使うイメージを持っているという人には拍子抜けするような話だと思いますが、実際のお金持ちは極めて質素な生活をしている人が多いです。
だからこそ、お金持ちになっていると言っても過言ではありません。
また、貯金の基本原則を理解できていれば、貯金の増やし方もおのずと理解できるはずです。
1.収入を増やす
2.支出を減らす
先のほど数式が理解できる人なら、貯金を増やす方法はこの2つしかないということに気づくことができるでしょう。
そして、最速で貯金を増やすには、この2つを同時進行でやればよいということになるわけです。
貯金の前に その2 あなたの貯金の目的は何ですか?
ここであなたに質問です。
「あなたはなぜ貯金したいのですか?」
この質問に対し、明確な回答を持っている人は、実は意外と少ないのではないでしょうか?
なんとなく抱えている不安に対して、今後のためにお金を貯めようと考えている人が多いような気がします。
そして、これが貯金のうまくいかない理由でもあります。
貯金は誰にでも簡単に始められるものですが、いろいろな困難がつきまといます。
それゆえに、いかに自分をコントロールして、支出を抑えようとするか、意志の力を問われることが多くなります。
そんなとき、大切になるのがお金を貯める目的です。
将来の大きな目的明確に持っていれば、それを実現するために、今の自分を抑えようとすることができます。
「1年後に車を買いたい」
「どこかへ旅行へ行きたい」
特に最初のうちは、どんな目的でも構わないです。
もし目的が見当たらないのであれば、一旦は目標金額を設定しておきましょう。
貯金は必ず将来役に立つからです。
お金を貯めておいて損はありません。
高確率でお金が貯まる貯金の仕方ステップ1 稼ぐ
それでは、どうやったらお金が貯まるのか?
貯金の仕方の最初のステップから見ていきましょう。
まずは、何と言っても「稼ぐ」からです。
貯金の数式を覚えていますか?
「貯金=収入-支出」でしたよね?
ということは、収入が無ければ貯金はできません。
当たり前のことです。
ただ、1年で100万円貯めようと思ったら、最低でも1ヶ月で8万3千円は稼がなければなりません。
実際のところ、仮に一人暮らしだとしたら、8万3千円では生活も立ち行かないでしょう。
もっと多くの金額を稼がなければなりません。
そのためには、まずは正社員として就職しましょう。
可能であれば、より給料の高い会社・業種・職種に就きましょう。
すでに就職していて、一定額の給与を得ている人であれば、このステップは飛ばしてもらって結構です。
高確率でお金が貯まる貯金の仕方ステップ2 捨てる
いよいよここから本格的な貯金の仕方のステップに入っていきます。
まずは自分の部屋の中を眺めてみましょう。
物で溢れていませんか?
しかも、あまり使っていない物で。
思わず買ってみたものの、ほとんど着ておらず、クローゼットにも収まらなくなりつつある洋服。
棚に入りきらず、箱に入ったまま積み重なった靴。
本棚にも入り切らなくなりつつあり、平積みになった本。
全然使わないまま棚に並べられたままの食器。
賞味期限がいつなのかよくわからない調味料や食材でパンパンになった冷蔵庫。
などなど。
お金はないのに、物は多かったりしませんか?
思い当たる節がある人がほとんどでしょう。
そして、そのような状況の中で、また新しい物を買ってくる。
はたして、これで本当にお金が貯まるのでしょうか?
いや、貯まるわけがありません。
貯金の仕方は最初にも書きました。
基本原則は「お金を使わないこと」です。
しかし、なんでもかんでも欲しいものを買っていては、いつまでたってもお金は貯まりません。
そこで、次のステップとしてやるべきことは、部屋にある不要な物を捨てることです。
不要物を捨てることで、自分にとって本当に必要な物を見極めることができます。
その結果、これまで買っていたような物でも、結局捨てるということが分かっていれば買わなくなるという抑止力となってくれます。
また、不要となった物を捨てる行為を行うと、「今、ゴミとして捨てる物は、すべて元は自分のお金なんだ」ということに気づきます。
そうです。
「ゴミを捨てる」という行為は、いわば「お金を捨てる」行為と一緒なのです。
これを本当に理解できるとムダ遣いが一気に減ります。
なぜなら、ふと欲しい物が出てきたときに、「これを買って、どのように使うのかな?」という使う場面をより強くイメージするようになるからです。
そして大半の物は、使い続けるイメージを抱くことができず、買うことをやめるようになっていきます。
不要な物を捨てて、部屋をきれいにし、物を買うことを抑制できるようになれば、もう貯金は半分成功したようなものです。
高確率でお金が貯まる貯金の仕方ステップ3 節約する
不要物を捨てたら、次はお金を管理するステップに入ります。
大きく分けて2段階です。
1つは、収入を管理する。ここが、いわゆる貯金です。
そしてもう1つは、支出を管理する。つまり節約です。
まず、収入の管理。
最も良い方法は、先取り貯金です。
銀行の自動積立や勤務している会社に財形制度があれば財形を利用しましょう。
先取り貯金とは、収入の一部を自動で別の口座などに移動させることで、収入の一部は無かったものとして、普段使いの口座とは別の場所に貯めていく仕組みのことを指します。
先取り貯金で貯まったお金は、貯金を取り崩すことさえしなければ、毎月貯金の純増となってくれます。
ですから、貯金初心者にとっては最適な貯金の仕方となってくれます。
一方で、残念ながら貯金を取り崩してしまい、先取り貯金を無にしてしまう人たちもいます。
収入の一部を別の口座へ移動させ、残りの収入で生活すべく支出を抑えなければならないのに、支出を抑えきることができないからです。
ここで登場するのが節約です。
いかに支出を減らすかを考えなければなりません。
家計の費目には、さまざまなものがあります。
・住宅費
・通信費
・食費
・日用品費
・被服費
・交際費
・娯楽費
・水道光熱費
・美容費
・教育費
・保険料
・医療費
・車両費
・交通費
人によって分類の仕方はさまざまかと思いますが、大枠としてはこのような費目が並ぶでしょう。
これらをいかに使わないようにするかを考える必要があります。
テクニック的な部分については、ネットでも調べればいろいろ出てきます。
本質的なところでいくと、特に貯金の仕方が分からない、貯金が苦手な人に言いたいことは2つ。
1つは、家計簿をつけること。
貯金できない人は、何にお金を使ったか覚えていないことが多いので、振り返りができるよう記録を残しておくべきです。
家計簿をつけるのが面倒なのであれば、お金を使わなければいいだけの話です。
あとは手を動かすことで、支出の記憶が何もしないときに比べれば多少は残ります。
もう1つは、クレジットカードを使わないこと。
やはりクレジットカードは上級者向けのものです。
ついつい油断して、多くの物を買ってしまいがちになります。
ですから、貯金ができる習慣が身につくまでは、クレジットカードは財布から抜いて、現金だけでやりくりしたほうがいいです。
ここまでやりきることができれば、もう貯金の仕方は仕組化されていますから、お金はどんどん貯まっていくはずです。
高確率でお金が貯まる貯金の仕方ステップ4 増やす
貯金が仕組化できてきたら、今度は貯金の額をどんどん増やしていきましょう。
そうすれば、目標達成までのスピードが速くなります。
貯金の額を増やすには、また数式を思い出しましょう。
「貯金=収入-支出」
ここからは、いよいよ収入を増やす番です。
収入を増やすのは、そう簡単なことではありません。
しかし、方法が全くないわけでもありません。
収入を増やすための代表的な方法を挙げていくことにしましょう。
収入を増やす方法その1 出世する
この記事を読んでくださる人の大半がサラリーマン・OLであることを想定すると、やはり最も手っ取り早い収入アップの方法といえば、出世・昇給となるでしょう。
普段の仕事で成果を挙げ、結果を出すことで、評価を高める。
そして、その結果を給料に反映してもらう。
さらには役職を上げていき、さらなる給料アップにつなげる。
責任は大きくなっていきますが、やりがいもあります。
サラリーマン・OLである以上は、まずは本業からです。
本業で結果を残せないようでは、何をやっても上手くいきません。
まずは本業にしっかり取り組みましょう。
収入を増やす方法その2 副業する
本業に余裕があるのなら、空いた時間で副業してみるというのも手でしょう。
最近では、インターネットのおかげで副業の種類も多岐に渡り、やりやすい環境が整ってきました。
在宅ワークをやったり、アフィリエイトをやったり、ライターをしてみたり、本当にさまざまな副業がネットを介して自宅でもできます。
地道にお金を稼ぐことができますし、当たればデカいということもあります。
ですから、本業に悪影響を及ぼさない程度に副業にトライしてみるというのは、収入を増やすためにはアリだと思います。
ただし、くれぐれも本業をおろそかにしないようにしてください。
それから、就業規則をきちんと確認してから始めましょう。
会社によっては、副業禁止を明記している会社もあります。
収入を増やす方法その3 転職する
サラリーマン・OLとしての収入に限界を感じる。
仕事のやりがいが感じられないといった場合には、そのまま今の会社で仕事を続けても、プラスはありません。
そんな状況なのであれば、いっそのこと転職をしてみましょう。
今のご時世、転職ももはや当たり前のことになってきています。
そもそも収入が増える転職なのであれば、積極的に行ってもよいはずです。
やりがいを感じられそうな職場への転職であれば、転職をきっかけに収入が増えていくかもしれません。
大半の時間を会社で過ごす以上、自分が前向きに仕事のできない状況にいるのであれば、その環境は変えるべきです。
収入を増やす方法その4 独立開業する
日本のお金持ちに多いのは、ビジネスオーナータイプです。
独立して、成功すれば、それ相応の収入を手にすることができるということです。
ただし、サラリーマン・OLをやめるわけですから、デメリットもあります。
それは何と言っても、定期収入を失うことです。
成功すればよいですが、失敗に終われば悲惨です。
万が一収入が得られなくても最低限度の生活を6ヶ月はおくることができるよう、あらかじめ貯金をしておくべきです。
収入を増やす方法その5 結婚する
これが裏技とは言いませんが、こんな方法もありますよということです。
結婚すれば、単純に収入が2倍とは言いませんが、共働きで一気に世帯収入が増えることになります。
支出を見ても、効率は一人暮らしのときに比べてよくなりますから、子どもが生まれるまではお金が貯まりやすい状況を作ることができます。
ポイントは、結婚をきっかけにどちらかが仕事を辞めるということのないようにすることです。
お互いに依存するのではなく自立する関係性を築くことで、結婚退職を防ぐ必要があります。
あとは、子どもが生まれてからは、20年前後に渡り、お金が貯まりにくくなる状況になります。
当然、離婚により資産を失うリスクも発生します。
高確率でお金が貯まる貯金の仕方ステップ5 投資する
お金が貯まって、貯金の仕方が完全に分かったところで、最後はさらにお金を増やすスピードを加速させます。
その方法が投資です。
そもそも銀行に預金しておくだけでは、空前の低金利で全くお金は増えていきません。
それに加えて物価が上がる、消費税率が上がるとなれば、実質的に資産は目減りしていくことになります。
資産を減らさないためには、投資をすることが実は不可欠だったりします。
代表的な投資としては、以下のものが挙げられます。
・株
・投資信託
・FX
・仮想通貨
・不動産
・ソーシャルレンディング
・自分への投資(読書、セミナー、勉強会)
iDeCoやNISAといった初心者でも始めやすい投資も増えてきています。
最後にあえて1つ入れておきました。
自分を成長させることで、さらなる資産増加が可能になります。
一言で言えば「勉強」です。
勉強しない人は、何をやっても上手くいきません。
勉強する習慣も身につけましょう。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?
最新の貯金の仕方はお分かりいただけましたでしょうか?
貯金は長きにわたるものですから、非常に地道ですが、それを乗り越えたところに大きな喜びが待っています。
先送りにしてしまうと、お金を貯めるタイミングを逃してしまいます。
想像してみてください。
おじいちゃん・おばあちゃんになってから、お金を貯めることができますか?
これから待ち受けている超高齢化社会、年金がどうなっていくか予想もつきません。
そして「人生100年時代」と言われ、老後にかかる費用はますます増加していきます。
そんなとき、あなたを助けてくれるのは、間違いなく自分で貯めてきたお金です。
将来、いざというときは必ず訪れます。
そのときに、お金がないために選択肢がないということのないようにすべく、今から貯金に取り組みましょう。
その際、今回ご紹介した方法が、少しでも参考になれば幸いです。