一人暮らしなら生活費を1ヶ月10万円以下に抑えるべし

2020年2月23日

一人暮らしなら生活費を1ヶ月10万円以下に抑えるべし

どうも。『毎日が祝日』いわいです。

貯金や節約、老後資金などさまざまなお金に関する話題を調べてきたわけですが、ある疑問が僕の中にはありました。

その疑問とは、「もっと生活費を削ればいいのに」ということ。

貯金の額は収入マイナス支出の差額です。

収入を簡単に増やすことができないため、支出を削ることで貯金を増やすことができます。

理屈は分かっている人も多いのかもしれませんが、実行に移すことができない人が実に多い。

では、ちゃんと節約をやってみるとどうなると思いますか?

今回は、なぜ生活費を10万円以下まで抑えるべきなのか、そのメリットからご紹介していきます。

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一人暮らしの生活費を10万円以下に抑えるべき理由

生活費を抑えることの最大のメリットは、何と言っても収入が少なくて済むことです。

本ブログでは、節約だけでなく、社会問題として紹介されている「マイルド貧困」や「老後破産」などを取り上げてきました。

これらの記事を書く際にはいろいろと調べていたのですが、気になったことがありました。

それは、そもそも登場する人たちの支出が多すぎるということです。

例えば、生活保護寸前の収入しかないにもかかわらず、猫を飼っていて、猫関連で3万円の支出があるって、意味が分からないですよね。

収入が少ないならば、支出も抑えなければなりません。

しかし、元々支出の少ない生活をしていれば、そこまで苦にならないはずです。

むしろ、収入をいかに増やすかということに専念することができます。

また、収入が激減するであろう老後を想定しても、支出が少なければ、仮に年金が少なくてもなんとかやっていけます。

厚生年金の平均支給額は14万5千円で、男性の平均支給額は166,863円、女性の平均支給額は102,708円となっていますから、10万円まで支出を落とすことができれば、男性なら多少の余裕もできるほどなのです。

では、次に生活費を各費目に落とし込んで、どこまで抑えられるものなのか、その目安をご紹介していきます。

一人暮らしの生活費を10万円以下にする方法その1 食費

生活するうえで欠かすことのできないものといえば、食事です。

食費はゼロに抑えることができません。

では、どこまで抑えるべきなのか?

以前、『一人暮らしの食費は平均いくら?節約術9個も一挙に紹介!』という記事の中で、一人暮らしの1ヶ月の平均の食費は42,643円であるとご紹介しました。

しかし、42,643円ではやや高め。

できることなら、35,000円以下に抑えたいところです。

この35,000円という金額は、僕の1ヶ月の食費でもあります。

僕の場合は、料理をしている時間がもったいないため、総菜や冷凍食品、缶詰といった中食を活用しています。

そのため、そこまで低い食費にはなっていません。

一人暮らしの生活費を10万円以下にする方法その2 通信費

固定費の中では、最も簡単に節約ができそうなのが通信費です。

僕の現在の通信費の内訳は以下のとおりです。

なお、今回の分類ではNHKの放送受信料を通信費に含めてみました。

スマートフォン:3,200円
インターネット:5,200円
NHK放送受信料:1,200円(およそ1ヶ月あたり)
ブログサーバー代:1,080円
合計:10,680円

スマートフォンはすでにUQモバイルに乗り換えていますので、十分安くなってはいます。

NHKの放送受信料は、テレビを捨てるしか方法はないかなと思っています。

中には払わない人もいるみたいですが。。

問題は自宅のインターネット回線。

UQ WIMAXが意外と安くなかったので、現在【SoftBank 光】への乗り換えを検討中です。

ブログサーバー代というのは、このブログの運営で支払っているサーバー代です。

普通の人であれば、この支出はありませんね。

NHKの放送受信料は、一括払いにした方が年間で1,100円程度お得になりますし、クレジットカード払いにすれば、ポイントも還元されますので、さらにお得です。

これで1ヶ月の通信費が合計10,680円。

サーバー代を除けば、月額で1万円を切っています。

もし1万円をオーバーしている人であれば、何かしらの手を打って、通信費の削減に取り組むべきでしょう。

一人暮らしの生活費を10万円以下にする方法その3 水道光熱費

日々生活する中で、水道光熱費も必ず発生する支出と言ってよいでしょう。

直近の僕の水道光熱費の支出は以下のとおり。

電気:4,800円
ガス:2,000円
水道:1,600円
合計:8,400円

電気代は「でんき家計簿」のデータから直近12ヶ月分の平均から数字を持ってきています。

電気代を抑えるポイントは、夏場と冬場のエアコンでしょう。

寒い地域に住む人だと、冬場には灯油代なんかも入ってくるはずで、ここまで低く抑えることは難しくなると思われます。

ガス・水道については、僕は正直無策といってもいいほど何もしていないのですが、特にムダ遣いをすることもないので、この程度の金額におさまっています。

水道光熱費は節約したとしても、極端に効果が表れるような費目ではありません。

もし効果が表れたとしたら、それは以前の電気・ガス・水道の使い方に問題があったということでしょう。

一人暮らしの生活費を10万円以下にする方法その4 家賃

ここまで、食費、通信費、水道光熱費の3つの費目を紹介してきました。

この3つの費目の合計が、54,080円となっています。

ということは、10万円まで残り45,920円。

家賃をこの金額以下に抑えれば、1ヶ月の生活費は10万円以内に収まるということになります。

ただ、現実問題として、その他日用品とか、何らかの趣味とか、本を買ったりなど、多少の支出はあり得ます。

ですから、35,000円程度に抑えられればいいのではないでしょうか。

実際のところ、部屋のレベルを選ばなければ東京都内でも済むことが可能です。

自分の勤務地と合わせて、よさげの物件を探してみてはいかがでしょうか?

また、会社に家賃補助などの制度があるのであれば、有効活用しましょう。

一人暮らしの生活費を10万円以下にする方法その5 その他

最後は、これまで出てこなかった費目の合計です。

日用品、娯楽など。

大きな金額をかけることはできませんが、多少の金額をかけることはできます。

少ない金額で楽しむ趣味を覚えるといいでしょう。

実は大半の人は、この部分の支出が多いです。

特に収入が多い人ほど、このその他の支出が多いのです。

見ていただければお気づきかもしれませんが、保険もありません。

独身なら保険は不要です。

実は、入院などの費用は公的制度を上手に活用することで、支出を最小限度に食い止めることも可能なのです。

節約のやりすぎで自分への投資を奪わないように

ただ、実際のところ、若い人がここまで支出を削るのは、正直いかがなものかなとも思います。

支出を削りすぎることは、貴重な体験の機会を奪いかねないからです。

やはり自分への投資はしてもらいたいというのが本音。

いろいろな経験を積むことも大事です。

支出が浪費ではなく、自分への投資になるかどうかを基準にして考えてみましょう。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか?

一人暮らしの人は、1ヶ月の生活費を10万円まで抑えることができそうな気がしてきましたか?

実際、やる気になれば、生活費を10万円以下に抑えることは可能です。

それだけムダな支出、余計な支出が多いということに多くの人は気づいていません。

何かしらの理由をつけ、支出を正当化しているだけなのです。

確かにギリギリの生活は、つらいかもしれません。

それならどこかの費目を多少緩めて、可能な範疇で生活できるようにしてみることでも十分です。

少ない生活費で暮らすことができれば、将来何があったとしてもやりくりできるという自信の裏付けにもなります。

改めて自分の生活費がどれだけかかっているのか、各費目を調べてみて、カットできる費目はどんどんカットしてみましょう。

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