65歳以上の人に聞いた老後資金の金額、3割超の衝撃回答とは?

65歳以上の人に聞いた老後資金の金額、3割超の衝撃回答とは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

多くの人が気になっている老後資金。

今回は「@DIME」に掲載されたアンケート結果の記事をご紹介します。

ベンチャーサポート相続税理士法人が2024年9月に実施した「老後資金」に関する調査結果の記事です。

子どもがいる65歳以上の男女(年金受給者)を対象に調査を実施したようです。

その結果が興味深い内容でしたので取り上げてみました。

それでは記事の中身を見ていきましょう。

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65歳までに貯蓄した金額は「500万円未満」が最多

まず最初の質問は「老後資金として、65歳までに貯蓄した金額を教えてください」です。

結果は次のようになりました。

老後資金として、65歳までに貯蓄した金額を教えてください

最も多かった回答は「500万円未満」で31.3%となりました。

次に多かったのは「500万円~1,000万円未満」で16.0%。

3番目は「1,000万円~1,500万円未満」で7.1%。

以下、「1,500万円~2,000万円未満(8.7%)」「2,000万円~2,500万円未満(7.5%)」「2,500万円~3,000万円未満(5.4%)」「3,000万円以上(24.0%)」となりました。

「500万円未満」が3割超いる結果です。

あなたはこの結果をどのように受け止めるでしょうか?

最下層が最も多くなるのは、この手の調査だとよくあることです。

ただ、今回の調査結果だからこうなった、と考える人もいるでしょう。

「家計の金融行動に関する世論調査」との比較

そこで、この手の金融資産の調査として最も知られる「家計の金融行動に関する世論調査」と比較してみました。

下の表は今回の調査結果と「家計の金融行動に関する世論調査」の最新2024年版、二人以上世帯の70歳代以上(金融資産非保有世帯含む)のデータを並べてみました。

階級はそれぞれのデータに合わせ、そして再集計しています。

ベンチャーサポート
相続税理士法人
家計の金融行動に
関する世論調査
500万円未満31.3%40.5%
500~1,000万円未満16.0%11.3%
1,000~1,500万円未満7.1%10.2%
1,500~2,000万円未満8.7%6.6%
2,000~3,000万円未満12.9%8.9%
3,000万円以上24.0%19.0%

どうでしょう?

微妙な差異はあれ、2つの調査結果は似た結果であると私には見えます。

「家計の金融行動に関する世論調査」でも最下層である「500万円未満」の割合が最も大きくなりました。

しかし、老後を500万円未満で迎える勇気は私にはありません。

この貯金額で老後を迎えるのは不安ではないのでしょうか?

4割近くの人が年金で生活を賄えているものの貯蓄額に不安を感じる

次に「年金で生活を賄えていますか?また、貯蓄額に不安を感じますか?」と質問した結果です。

年金で生活を賄えていますか?また、貯蓄額に不安を感じますか?

結果は「年金で生活を賄えているものの 貯蓄額に不安を感じる」と回答した人が37.6%で最も多くなりました。

そもそも、年金で生活を賄えている人は過半数を超える57.6%でした。

これを多いと見るか、少ないと見るか。

個人的には少ないと思いました。

年金は国家の制度なのですから、本来であれば100%に近い世帯で生活できてほしいものです。

しかし、4割以上の人が年金だけで生活するのは難しいと回答しているため、これから老後を迎える世代は老後資金を準備しておくのは必須と言えるでしょう。

また、「貯蓄額に不安を感じる」と回答した人は67.1%となりました。

こちらは逆に少ないと感じました。

すでに老後を迎えた結果、一部の人は「もう大丈夫」との確信を得ているかもしれません。

では、老後資金が足りないと見ている人たちはどうやって老後を乗り切ろうと言うのでしょうか?

約4割の人が老後資金を「NISA」「定年退職後にアルバイトで働く」で準備

そこで「不足する老後資金をどのように準備しようと考えていますか?(複数回答可)」という質問の回答をご紹介します。

不足する老後資金をどのように準備しようと考えていますか?

結果は「NISAと回答した人が最も多く、39.6%になりました。

約4割の人が投資で何とかしたいと考えているようです。

世の中そんなに甘くありません。

新NISA制度がスタートして1年あまりで、すでに売却経験のある人が4割もいるという衝撃的な調査結果がありました。

一体何のための長期投資制度なのか、さっぱり意味が分かりません。

現実は厳しいことを投資を始めてから知ることになったのではないでしょうか。

また、2番目に多かったのは「定年退職後にアルバイトで働く(39.2%)」でした。

働こうと考えている人も約4割にのぼっており、経済状況が決して楽観視できないことが分かります。

まとめ

以上『65歳以上の人に聞いた老後資金の金額、3割超の衝撃回答とは?』でした。

いかがでしたか?

今回の調査結果を見て、やはり早くからの老後資金準備は大事だなと改めて痛感しました。

多くの人にとっては遠い先の老後のことなど考えられないかもしれません。

しかし、老後にどのような未来が待っているのかを調べれば、お金の面においては厳しい状況に追い込まれる可能性に気づけるはずです。

早くから資産形成に取り組み、目標となる金額に辿りつけるようにしなければ、後悔する老後を迎えることになりかねません。

もちろん、お金を使って今を楽しむことも大事です。

しかし、楽しんでばかりもいられない現実が迫っているのです。

このような人生の先輩たちの調査結果を参考に、自分の行動を変える必要のある人は多いはずです。

改めてどのような老後を送りたいかを想像し、そして必要なお金を算出し、準備を始めるとよいでしょう。

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