海外の早期リタイア、倹約主義者、FIREムーブメント記事に激しく共感

ここ1ヶ月の間に、2つの海外の早期リタイア記事を目にしました。

海外にもやはり早期リタイアしたいと考える人はたくさんいるようです。

そして記事を読んでみると、激しく共感できる部分がたくさんありました。

そこで今回は、記事をご紹介しながら、僕の個人的な考えて述べていきたいと思います。
  

倹約主義者

まずは、『早期リタイアを夢見て…ドイツで増える倹約主義者』という記事から。

早期リタイアではなく「倹約主義」という言葉が使われています。

生活を切り詰め、支出を抑え、早期リタイアを実現するということなのでしょう。

そして早期リタイア後も派手な暮らしをするわけではなく、極めて質素な生活を送り、仕事のストレスから離れ、自分のやりたいことをやりながら過ごす。

いいじゃありませんか。理想的な暮らしです。

一方で、このようなセミリタイアを理想的ではないとして否定する傾向があるように思います。

その理由は、会社を辞めてから送るリタイア生活というのは、優雅な生活をイメージしているからでしょう。

質素なリタイア生活はイメージするものとはかけ離れたものであり、全く受け入れられないのだと思います。

早期リタイアを目指す人の多くは、優雅な暮らしを求めているのではないと信じています。

自由な時間を手に入れるために会社を離れる決断をしているはずです。
 
 

経済的自由

続いて、同じ記事の中に「経済的自由」という言葉が出てきました。

僕の現在目指しているのは完全リタイアではなくセミリタイアのため、経済的自由を完全に実現することはできていません。

そのため、会社を辞めてからはアルバイトなどの働き方で最低限度の収入を得ないと、日々の生活を送ることができません。

それでも自分にとって必要な物だけを買おうとしていれば、そこまで多くのお金を必要としないことはすでに分かっています。

あとは、たまに趣味に使えるお金があれば、十分楽しく暮らしていけるでしょう。

加えて現在は実家へ戻ることも検討しています。

実家暮らしともなれば、なんといっても家賃を支払う必要がなくなるため、日々の生活に必要となる最低限度の収入はますます少なくて済みます。

もしかしたら、自分の想像よりも早い段階で経済的自由を手に入れることができるかもしれません。
 
 

経済システムの外側へ

そして最後に出てきたのが、「経済システムの外側へ」という言葉。

この言葉には極めて強く反応しました。

働くことを辞め、悠々自適な生活を送ることに対する批判もあるでしょう。

また、資本主義経済において、お金を使わないという選択は、もはやその経済システムの中で生きることを放棄したようなものなのかもしれません。

それでも、自由を手に入れるためには、批判を恐れていては不可能です。

一般の人たちとは異なる行動をとらなければならないと感じています。

常識、普通、当たり前に対して挑戦しなければ、変革を起こすことはできません。
 
 

ボランティア活動に意欲を持つ

そして、共感できたのが「ボランティア活動に意欲を持つ」という言葉。

早期リタイアを強く意識し出したここ最近、なぜかボランティアとか寄付とか地域貢献とか、以前ならあまり関心を示さなかった領域に対する興味が出てきていました。

会社を辞めることで、企業活動を通じての社会貢献ができなくなるわけですから、このままでは社会に対する存在意義がなくなっています。

それはそれでよいと考える人もいるのかもしれませんが、僕はせっかくなので自分の持っている何かで貢献したり、何かを還元したりできないだろうかと考えていました。

だから今回の記事を読んだとき、僕のように考えるのは決して珍しいことではないのだと思い、すごく驚きました。
 
 

FIREムーブメント

もう一つの記事は『20代、30代でリタイアする「FIREムーブメント」が流行ってる』というものです。

この記事はアメリカの記事でしょうか。

20代、30代でのアーリーリタイアが流行っているとのこと。

自由を手に入れたいと考えるのは、国や世代を超えて共通しているのだ実感しました。

それにしても、「FIRE」という言葉が面白いです。
 
 

贅沢は要らない。自由が欲しいだけ

そして、同じ記事内に出てきた「贅沢は要らない。自由が欲しいだけ」という言葉に激しく共感しました。

悠々自適で優雅なリタイア生活は、憧れではありますが、僕にとって必須ではありません。

また、優雅な生活を送り続けるには、いつかお金が足りなくなるということに気づいていない人も多いのでしょう。

そして、お金のために自分たちが今も仕事をしなければいけない状況に陥っていることにも気づいていないのでしょう。

自由が欲しいだけ。

週5日は会社に拘束され、自由が利かない日々を過ごすくらいなら、多少生活が苦しくても、毎日自由に過ごす方がいいです。

会社の仕事よりもっと自分が楽しいと感じられることでお金を稼ぐことができるならなおよいです。
 
 

「やるか、やらないか」

そして最後に出てきた「やるか、やらないか」という言葉。

まさにその通り。

行動を起こすことが大事。

不平不満ばかり口にして、何もしない人たちに比べれば、数百倍マシです。
 
 

まとめ

以上、「海外の早期リタイア、倹約主義者、FIREムーブメント記事に激しく共感」はいかがでしたでしょうか?

2つの記事に共通していたのは、自由な時間がほしいという想いでした。

お金は自由を手にするための道具に過ぎないということです。

「人生100年時代」と叫ばれ始めた今、老後に関する記事を読み漁ると、「定年後も働けるうちは働きましょう」という文字をよく見かけます。

また、老後の暮らしに関するアンケートを見ると、「定年後も働き続けたい」という声が多くなっています。

皆さん、本気ですか?

お金のために働くことを選ぶのではなく、自由を手に入れるために別のことをやろうと思いませんか?

貯金は自由を手に入れるための手助けとなってくれます。

それに気づいた人は、早くから貯金を始め、スピードを上げるために投資を行っています。

一生働き続けなければいけないような人生から逃れたいのであれば、今すぐにでも行動を起こしましょう。