家の中の物を減らす生活のメリット8選。方法やコツもご紹介
物に囲まれた暮らしが当たり前になって久しいですが、自分の身の回りにあるものは絶対に必要な物ですか?
正直なところ、なくても生活に何ら支障をきたさない物も多くありませんか?
また、「万が一」という理由で置いてあるものの、その「万が一」が一向に訪れず、眠ったままで使わずじまいなんて物も多くありませんか?
僕の場合も例外ではなく、物が溢れた雑然とした部屋の中で生活していました。
しかし、少しずつではありますが、いらなくなった物・いらないであろう物をどんどん処分していきました。
その結果、以前に比べればスッキリした部屋で生活することができるようになり、物を減らすことにさまざまメリットがあると気づきました。
そこで今回は物を減らす生活に焦点を当て、そのメリットをご紹介します。
また、物を減らす方法やちょっとしたコツについても触れてみます。
物を減らすメリットその1 掃除をしやすくなる
部屋の中の物を減らして思ったのは、とにかく掃除がしやすくなったということです。
物に溢れた部屋で生活していたころは、随時物をどかしながら掃除機をかけていましたから、面倒くさいし時間はかかるし。
結局、掃除自体が億劫になってしまい、部屋が汚くなるという悪循環に陥っていました。
しかし部屋の中の物余計なものがありませんから、掃除機やクイックルワイパーも邪魔者なく、スムーズに動かすことができるようになりました。
掃除自体も楽しむことができるようになり、部屋のきれいさは一定レベルでずっとキープできています。
昔は汚部屋状態だったので、信じられません。
以前、田舎から両親がやってきたとき、「お前、結婚するのか?」と言われたくらいの変貌ぶりです(笑)
物を減らすメリットその2 すぐに片付く
物を減らして、部屋が一度きれいになってしまえば、その後の掃除はかなりラクです。
物が多いころは、どこに何をかたづけるのか、判断するのも一苦労。
そもそも部屋にある収納のキャパシティーを超えているのですから。
それが今では仮に少し散らかしてしまったとしても、物が少ないがゆえに、すぐに片付けることができます。
結果として掃除の時短にもつながるようになりました。
物を減らすメリットその3 どこに何があるか把握しやすくなる
物が多い家で生活していると困るのが、どこに何を置いたのかを忘れてしまうことです。
「あれって、どこに置いたっけ?」
物を減らすと、圧倒的に物の置き場を把握できるようになります。
なぜなら、そもそも物が減るので、把握しておかなければいけない対象が減るからです。
部屋の中には必要な物ばかりが置いてありますから、余計な物へ意識をとられることはなくります。
だから自ずと物の把握が簡単になっていきました。
物を減らすメリットその4 緊急の来客にもすぐ対応できる
僕の場合、基本的に客が来ることはありません。
外部の人で部屋の中に入る人がいるとすれば、それは業者です。
直近で言えば、夏にエアコンがぶっ壊れてしまい、修理をしてもらったとき。
それから、ケーブルテレビの電波のチェックが入ったとき。
あと、洗濯機が水漏れを起こしたとき。
キッチンの換気扇が動かなくなったとき。
こんな部屋の中のアクシデントが起きたときに、業者の人に来てもらって、家の中に入ってもらって点検・作業をしてもらう必要が生じることがありました。
以前の僕なら、急遽部屋を片付けなくてはならなくなり、たんすの中に隠すように物を放り込んだものです。
しかし、今ならいつ誰かに来られても特に心配はない状態です。
この変化は非常に大きいです。
物を減らすメリットその5 引っ越しがラクになる
セミリタイアを検討していると、もっと家賃の安い部屋に住む方がよいのだろうと考える機会が増えます。
家賃が最大のコストになりますから。
ただ、家賃の安い部屋へ移るためには引っ越しが不可欠となります。
物が多いと引っ越しもその準備のことを想像すると億劫になりますが、物が少なくなっていれば引っ越し準備も量を減らすことが可能です。
簡単に引っ越しできるとは言いすぎですが、負荷を減らすことはできるでしょう。
引っ越し料金だって減らすこともできます。
物を減らすメリットその6 お金が貯まる
物を減らすということは、自分にとって必要な物が減るということです。
必要な物が減るということは、買い物の対象となる物自体が減るというとになります。
したがって、単純に買い物の回数が減りますから、自然とお金が貯まっていきます。
下手な節約よりもはるかに節約効果が高いです。
実は物を減らすということは、貯金にとって非常に役に立つのです。
貯金したいのであれば、いろいろな節約にトライするよりも物を減らすことに意識を傾けたほうがよいです。
物を減らすメリットその7 気分がよく生活できる
特に部屋の物が減って、きれいに片付いた直後は本当に気分が変わります。
いままでの汚い部屋は一体なんだったのだろうかと。
僕自身本当に気分が変わりました。
部屋がきれいに片付いていると、こんなにも気分がよいとは思いませんでした。
この気分のよさが、次にくる最後のメリットにもつながっていきます。
物を減らすメリットその8 部屋をきれいにしようとする意識が高まる
部屋がきれいになって気分がよくなったことで、一度きれいになった部屋の状態を維持し続けたいという気持ちが芽生えてきました。
以前なら気にならなかったような小さなゴミとかちょっとした荷物が気になってきて、すぐに片づけるようになりました。
最近ではコロコロが手元に欠かせない道具の一つになってきました。
以前の僕では考えられなかった事態です。
事実、波はあるものの、一定のきれいさはずっとキープできています。
物を減らす方法とコツ
物を減らす方法はいろいろとあるのですが、いくつかの基準を自分の中で決めてみるのがよいと思います。
僕の場合、(1)壊れている物・使えなくなった物(2)1年以上使っていない物、この基準だけで結構な量の物を減らすことができました。
そして何より捨てなければいけないのは、「もったいない」という気持ちです。
「もったいない」と言い出すと、もはや何も捨てられなくなります。
物を減らすコツその1 一気にやる
あと、物を減らすコツについて。
減らし方はその人の性格によって大きく2つに分かれるはずです。
一気にやるか、少しずつやるか。
僕は一気にやる方がいいと思います。
その方が目に見えた効果をすぐに実感できるからです。
物を減らすコツその2 売らずに捨てる
もう1つ自分がやったときの記憶をたどると、不用品は売らずに全部捨てました。
捨てないと、売るまでの間、物は家の中に残ることになり、結局物が減りません。
また、売るという行為をしなければならず、その分ハードルが上がります。
より早く家の中の物が減ったという効果を感じるためには、売るのではなく思い切って捨てた方がよいでしょう。
ある程度家の中の整理がついて、余裕が出てきたら、今度は不用品が出てきたら売ってお金にしていけばよいのです。
まとめ
以上、「家の中の物を減らす生活のメリット8選。方法やコツもご紹介」でした。
家の中の物を減らす生活を送ることはメリットがたくさんあります。
僕のような掃除の苦手なダメ人間でも、部屋の物を減らしただけで部屋が片付き、さらにきれいな部屋をキープできるようになりました。
おまけに貯金が増えるとは思いもしませんでした。
節約しなきゃと思っているのであれば、むしろ家の中の物を減らすことをお勧めします。
年末に大掃除をした人もそうでない人も、今度は年始に家の中の物を大処分してみてはいかがでしょうか?