ディズニーランド・ディズニーシーで混雑を回避する13個の方法
先日、『ディズニー"1日8000円"で客離れはあるか』という記事を目にしました。
仮に値上がりしても、リピーターと外国人観光客がいますから、客離れは起こらないでしょう。
それにしても、悲しくなるのはディズニーの話題になると常に出てくるのが、パーク内の混雑についてです。
とにかく混雑しすぎ、並ぶ時間が長すぎという声が圧倒的に多いです。
しかし、僕は混雑しすぎ、並ぶ時間が長すぎという印象は持っていません。
なぜなら僕は混雑に巻き込まれずディズニーランド・ディズニーシーを楽しめているからです。
実際、ディズニーランド・ディズニーシーで混雑を回避する方法は存在しています。
今回はディズニーランド・ディズニーシーを楽しみたい人のために、混雑を回避する方法をご紹介します。
- ディズニーが混雑する日に行くから混雑に巻き込まれる
- ディズニーは初心者に優しくない
- 混雑回避法1 混雑予想カレンダーで混雑している日を調べる
- 混雑回避法2 3月には行かない
- 混雑回避法3 ゴールデンウィークには行かない
- 混雑回避法4 年末年始には行かない
- 混雑回避法5 お盆の時期には行かない
- 混雑回避法6 年間パスポート使用不可日には行かない
- 混雑回避法7 4月から6月、9月後半から12月の土日は基本混雑する
- 混雑回避法8 3連休の真ん中は行かない
- 混雑回避法9 1月~2月、7月~9月前半に行く
- 混雑回避法10 連休なら最終日に行く
- 混雑回避法11 平日の火水木に行く
- 混雑回避法12 雨の日に行く
- 混雑回避法13 立ち回りで工夫する
- まとめ
ディズニーが混雑する日に行くから混雑に巻き込まれる
そもそも、なぜディズニーランド・ディズニーシーは混雑しているのでしょうか?
その理由は、たくさんの人が訪れているからです。
簡単な話です。
それでは、ディズニーランド・ディズニーシーは毎日混雑しているのでしょうか?
答えはNoです。
ディズニーランド・ディズニーシーは、毎日毎日混雑しているわけではありません。
時期によって混雑したり、空いていたりします。
それなのに、なぜあなたはディズニーが常に混雑していると思ってしまうのでしょうか?
その理由は2つあります。
1.行ってみたら混雑していたから
2.何度も行っていないため、混雑と閑散の比較ができない
ディズニーに行けば、もちろん人は多いです。
だからディズニーは混雑していると思うに決まっています。
ポイントは2です。
何度か行くと、人の多い・少ないに気づきます。
アトラクションの待ち時間が一番の目安になります。
僕も数回行って、初めて「おや?今日はなんか待ち時間がいつもより短い」と気づきました。
この「何度か行ってみる」というのがポイントです。
大半の人は、一度だけ行って人の多さに心が折れるのです。
何度か行くと、徐々に人の多い少ないに気づくようになり、
ディズニーは初心者に優しくない
ディズニーランド・ディズニーシーには独得のルールが存在しています。
例えばファストパス。
ファストパスとは、待ち時間が長時間になりやすい人気アトラクションを短時間で乗れるようにする特別なチケットです。
まずファストパスの存在を知らなければ、混雑日のディズニーなど楽しめるはずもありません。
また、ファストパスを発券する場所がどこにあるのか。
1度発券すると、次に発券できるのは原則2時間後。
同じアトラクションのファストパスは、先に取ったファストパスの乗車可能時間になるまでは取れない、など。
またレストランについても、一部のレストランは事前予約が必要なことは初心者では分からないでしょう。
ディズニーランド・ディズニーシーを本気で楽しめるようになるまでは、何回か行って経験を積み重ねないといけないのが今のディズニーです。
あまりの混雑を前にして心が折れてしまい、本当の楽しさに気づくことができないうちに諦めてしまっている人が多数いるのが現状です。
それでは実にもったいない。
では、本来は楽しいはずのディズニーランド・ディズニーシーをいかに混雑を回避して楽しむか、その方法をご紹介します。
混雑回避法1 混雑予想カレンダーで混雑している日を調べる
まず、ディズニーランド・ディズニーシーへ行くときに混雑している日を回避する方法として必須なのは、事前に混雑予想カレンダーで混雑するであろう日を調べておくことです。
僕のオススメは、ディズニーランドディズニーシー混雑予想カレンダーです。
僕にとっては、このサイトがなければディズニーランド・ディズニーシーには行けないほどの重要なサイトです。
その中でも、「リアルタイム待ち時間」というコンテンツが最重要となっています。
これは、過去のディズニーランド・ディズニーシーの入場者数、各アトラクションの待ち時間・ファストパスの発券時刻、レストランの待ち時間が表示されているものです。
例えば、2018年3月の入場者数は以下のように表示されます。
数字が大きく、色が濃いほど入場者数が多く、パーク内が混雑していることを表しています。
このリアルタイム待ち時間を利用して、前年に空いている時期を探すことで、混雑を回避することができます。
ディズニー慣れしていない人は、まずこの混雑予想カレンダーでディズニーランド・ディズニーシーがいつ・どれくらい混雑するのかを過去1年分は眺めてみると、傾向と対策がつかめるようになっていくはずです。
混雑回避法2 3月には行かない
では次に、混雑を回避する方法として、この時期には行ってはいけないという代表的な時期がいくつかありますので、ご紹介します。
まずは何と言っても3月です。
3月は学生が春休みシーズン真っただ中。
気候的にも徐々に暖かくなり始め、外に遊びに行きやすくなります。
また、ディズニーでは春休みの時期、学生を狙って、「キャンパスデーチケット」なる割安なチケットを販売しており、学生がパークを訪れやすくなっています。
そのため、平日・土日関わらず毎日混雑し、結果として3月は1年でディズニーが最も混雑する時期です。
その中でも特に土日は社会人もパークを訪れますので、時に入場制限がかかるほどの大混雑となります。
また、同じ3月でも上旬より下旬の方が混雑します。
これは学生の春休みが終わりに近づくにつれ、パークに訪れる人が増えることを意味しています。
混雑回避法3 ゴールデンウィークには行かない
ディズニーランド・ディズニーシーは、長期の休暇になれば混雑するという傾向があります。
これは近隣だけでなく遠方からも訪問者が増えるからです。
日本で長期休暇といえば、真っ先に思い浮かぶのはゴールデンウィーク。
連休ならば遊びに行きやすいこともありますが、考えることは皆同じ。
ゴールデンウィークは、ディズニーランド・ディズニーシーが最も混雑する時期の一つとなっています。
混雑回避法4 年末年始には行かない
ゴールデンウィークに次ぐ日本の大型連休と言えば年末年始です。
年末年始もディズニーランド・ディズニーシーが混雑する時期として有名です。
大半の人は学校・仕事が休みに入っていますから、遊びに行きやすくなります。
ただ、時期的に寒いため、ゴールデンウィークほどの混雑にはなりません。
混雑回避法5 お盆の時期には行かない
ゴールデンウィーク、年末年始とくれば、その次の大型連休と言えばお盆です。
お盆の時期も学校・仕事が休みになりますから、必然的にディズニーランド・ディズニーシーも混雑します。
しかし、2018年から若干の傾向の変化が。
その変化の理由が次の項目になります。
混雑回避法6 年間パスポート使用不可日には行かない
ディズニーランド・ディズニーシーには、ヘビーなリピーターのために年間パスポートが用意されています。
この年間パスポートは本来であれば毎日パークに入園できるはずなのですが、実は一部の日程は入場できないルールになっています。
「年間パスポート使用不可日」と呼ばれていますが、この日はあらかじめ混雑が予想されるため、通常チケットの人のみが入園できる仕組みになっています。
今後の年パス使用不可日は以下のとおりです。
2019年
3月 28・29・30・31日
8月 12・13・14日
10月 12・13・14日
11月 23・24日
12月 7・8・28・29・30日
2020年
3月 28・29日
5月 2・3・4・25日
2018年は8月12日から14日が設定されていたのですが、混雑したものの、大混雑には至りませんでした。
それでも年パス使用不可日は元々混雑する日ですから、回避するのが賢明でしょう。
混雑回避法7 4月から6月、9月後半から12月の土日は基本混雑する
そもそもディズニーランド、ディズニーシーは基本的に多数の日は混雑していることは否定できません。
特に寒い冬を終え、暖かくなり、暑い夏を迎えるまでの4月から6月の土日。
暑い夏を終え、ハロウィーン、クリスマスというディズニーの中でもトップクラスの人気を誇るイベントを行っている9月後半から12月の土日。
これらの日は、基本的に混雑していると思ってください。
混雑回避法8 3連休の真ん中は行かない
大型連休でなくとも、ときに祝日が絡んだ週末は3連休になります。
3連休の場合、最も混雑するのが真ん中です。
2018年9月のディズニーランドの入場者数をご覧ください。
2018年9月は15~17、22~23と2週連続で3連休となりましたが、2週連続で真ん中の日曜日がダントツに混雑していることが分かります。
3連休にディズニーランド・ディズニーシーへ行きたいと思っても、真ん中の日は避けるのが鉄則です。
混雑回避法9 1月~2月、7月~9月前半に行く
ここまで見てくると、もはや行く日がほとんど残されていませんが、残ってはいます。
それが1月~2月と7月~9月前半です。
次の図はディズニーランドの2018年6月と7月の入場者数ですが、7月になると急に人数が減っていることが分かりますでしょうか。
土日の数字・色が大きく様変わりしています。
気候の変化がこれだけ多くの人の動きに大きな影響を与えているのです。
混雑回避法10 連休なら最終日に行く
ここまで大きな連休を中心に話を進めてきました。
・ゴールデンウィーク
・年末年始
・お盆
・3連休
これらの連休は基本的に混雑するのですが、最も混雑が緩和されるのが連休最終日です。
2019年1月のディズニーランドの混雑状況を見ると、連休最終日の1月6日だけ混雑していないことが分かります。
これはちょっと極端に数字を落ちているようには思いますが。
また、先に紹介した2018年9月の3連休2連発も最終日が最も空いていました。
さらに、土日もです。
土曜日と日曜日を比べると、日曜日の方が空いていることも分かります。
これらは、翌日から学校・仕事であれば、非常に疲れるディズニーランド・ディズニーシーで遊ぶことを避ける人たちが多いことを意味しています。
そこで多くの人の逆を突き、あえて連休最終日を狙うことで混雑を回避できます。
混雑回避法11 平日の火水木に行く
ディズニーランド・ディズニーシーで最も簡単な混雑回避法は、平日に行くことです。
実は簡単な話です。
学校を休み、ないし会社で有休をとって平日に行けばいいだけです。
そうすれば、普段は見ることのできないディズニーの閑散っぷりを目にするでしょう。
平日といっても月曜日から金曜日があります。
より空いているのは、土日にくっついていない火・水・木の3日間です。
火・水・木に休みがとれるのであれば、間違いありません。
ディズニーランド・ディズニーシーへ行く準備にとりかかりましょう。
混雑回避法12 雨の日に行く
ここまでディズニーランドの過去の混雑状況をいくつか見てもらいましたが、お気づきの点がありましたでしょうか?
ディズニーランド・ディズニーシーは、雨の日になると混雑が緩和されます。
パークは外ですから、天気が悪ければ遊びに行く人が少なくなります。
よって、空いているパークに行きたいだけであれば、天気の悪い日を選ぶというのも手法としてはありえます。
混雑回避法13 立ち回りで工夫する
最後は、ディズニーランド・ディズニーシーに行ってみて、立ち回りを工夫することです。
実際の混雑状況は、パークへ行ってみなければ分かりません。
混雑していても対応できるような立ち回りの方法を知っておけば、多少は混雑を回避することができます。
1 遅くとも開園1時間半前にはパークに到着する
まずは早くパークに到着しましょう。
できれば1時間半前には到着しておきたいところです。
なぜなら、できるだけ早く最初のファストパスを取るためです。
早く最初のファストパスをとることができれば、1日のパーク内の立ち回りが組み立てやすくなります。
特に朝一でファストパスを取り、次に人気アトラクションに並べば比較的短い待ち時間で乗ることができます。
また、ファストパスは早いもの勝ちで、なくなったら終わりです。
1枚とると、次にとることができるのは原則2時間後ですから、最初のファストパスをできるだけ早くとることがパーク内の立ち回りを有利にしてくれます。
2 チケットはネットでeチケットを買う
次に、チケットは事前に必ず買って持っていきましょう。
パークの入り口で買うことは避けなければいけません。
なぜなら、パークでの当日券販売開始は開園前30分からになるからです。
チケットを買ってから、入場待ちの行列の後ろに並ぶことになりますから、入場できるのが非常に遅くなってしまいます。
先に述べたように、入場が遅くなると、パーク内での立ち回りが不利になります。
そのため、ネットでeチケットを買っておくことをお勧めします。
もし家にプリンタがなければ、近所のコンビニなどでも印刷できます。
3 レストラン・ショッピングは混雑する時間を避ける
人の動きの逆をいくのが混雑回避の秘訣です。
となれば、ランチをいつもどおり12時から13時に食べようと思うと、レストランの大混雑に巻き込まれます。
ディズニー慣れしていない人は、おそらく事前に予約もせずにパークに突っ込んでしまう人が多いでしょう。
何も知らずにパークへ行きますから、食事難民になり、ディズニーが嫌になってしまうのです。
ランチは10時台に食べましょう。
レストランは10時台ならガラガラです。
時間をずらすことで混雑を回避することができます。
ショッピングもそうです。
遊び終わり、最後に変える前にお土産などを買おうとすると、ショップでも大混雑に巻き込まれます。
夕方頃から家路につく人が増え始めますから、それに伴って徐々にショップが込み始めます。
ですから、できればお昼から遅くとも15時くらいまでに買い物を終え、買ったお土産はコインロッカーに入れるのが立ち回りとしては正解です。
4 あらかじめ"やらないこと"を決めておく
おそらく多くの人はお友達や家族と複数名でパークへ行くと思います。
複数の人間がいれば、あれをやりたい、これをやりたいといろいろな意見が出てくるでしょう。
混雑日にすべてをやろうとすると、おそらく無理です。
みんなのやりたいを盛り込み過ぎると、できないことが生じて不満になり、楽しいはずのディズニーで険悪なムードになりかねません。
そこで大事になるのが、事前のスケジュール設定です。
あらかじめやらならいことを決めて、パークへ向かいましょう。
みんなのどうしてもやりたいことを優先し、どう立ち回るかスケジュールを立てておきましょう。
5 公式アプリで待ち時間をチェック
パーク内の立ち回りでは、必ずアプリで待ち時間をチェックしましょう。
アトラクションの待ち時間などをチェックし、事前のスケジュールどおりに動けるのか、ダメなら代案を探す。
アプリだなければ広いパーク内で無駄な動き方をしてしまいかねません。
必ずアプリをダウンロードしてパークへ向かいましょう。
まとめ
以上『ディズニーランド・ディズニーシーで混雑を回避する13個の方法』でした。
ディズニーランド・ディズニーシーの混雑をいかに回避するか、その方法がお分かりいただけましたでしょうか?
たまに行くなら、混雑しない日を選んで行きたいですよね。
記事を参考に、上手に混雑を回避し、ディズニーランド・ディズニーシーを楽しんでください。