節約のアイデアでマネしないほうがよい無意味な節約術8選

日々の支出を減らすために、節約に躍起になっている人も多いかと思います。

世の中にはいろいろな節約のアイデアを思いつき、実行している人がいます。

しかし、節約術は支出を減らすためなら何でもやってよいわけではありません。

そこで今回は、支出は減るかもしれないが、これはやらないほうがよい、マネしないほうがよいであろう節約のアイデアをご紹介します。
 

節約アイデア1 安売りのために遠方まで行く

支出を減らすには、購入するものの値段が安ければよいわけですから、安いものを手に入れるための努力としては認めます。

しかし、遠方まで足を運ぶ時間がもったいない。

数十円の節約のために往復でいつもより1時間も時間を使うくらいなら、いつもの店でも構わないでしょう。

自動車に乗っている人であれば、遠方のガソリンスタンドが安いからといって遠出しても、そこまでの時間もガソリン代ももったいないです。

節約をするときには、金額だけで判断するのではなく、時間との兼ね合いを考えるべきです。
 

節約アイデア2 安さにこだわり品質を無視する

安く買いたいがために遠方へ行くのと同様、安さにこだわりすぎ、品質を無視してしまう人がいます。

しかし、安物は品質が悪く、壊れやすかったりします。

壊れれば改めて買い直す必要に迫られますから、結局は安物買いの銭失い。

逆に高くついてしまう場合もあります。

ただ安さにつられるのではなく、品質がよいものを安く買う意識を持つべきです。
 

節約アイデア3 エアコンのスイッチはこまめに切る

光熱費の中で、最もコストがかかるものの一つがエアコンです。

夏・冬はエアコンを使う機会が増えますから、どうしても電気代が高くなりがちです。

そこでついやりがちなのが、エアコンのスイッチをこまめに切ることです。

エアコンは電源を入れたときに最も電力を消費します。

そのため、何度もスイッチを入れたり切ったりするのは節約には逆効果です。

ある程度の時間であれば、つけっぱなしにしておいたほうがよいのです。
 

節約アイデア4 電気・ガス・水道の節約術

さらにいえば、そもそも電気・ガス・水道の節約術は、他に比べると節約効果が薄いです。

支出の多さで言えば、家賃、食費、通信費、娯楽費の方が多いはずです。

それならば、家賃を安くすべく、もっと安い部屋に引っ越すとか、スマホを格安スマホに乗り換えるとか、節約効果の大きな節約術に取り組むべきです。

あるいは、外食や飲み会を1回我慢した方がマシです。

それなのに、電気・ガス・水道といった節約効果の小さなものに着手しても、支出が減らないのは当たり前です。

電気・ガス・水道料金の節約に取り組むのは、他にやる節約術がなくなったときです。
 

節約アイデア5 安い食材ばかり食事

おかずが毎日もやしなんて食事をしていたら、確かに支出は減るかもしれません。

しかし、それではどこかむなしい気分になりませんか?

また、特定の食材ばかりを食べていると、栄養が偏りから健康に害する恐れもあります。

背に腹は代えられない気持ちは理解できますが、体を壊してしまっては何の意味もありません。

体を壊せば医者に行かざるを得なくなり、逆に医療費・薬代がかかり、支出が増えます。

食材の選定は体を壊さないよう、栄養には十分配慮すべきです。
 

節約アイデア6 まとめ買いのしすぎ

何かが安くなっているタイミングで、「これはお得!」と思い、まとめ買いした経験がある人は多数いるはずです。

しかし、賞味期限のある食材でのまとめ買いは危険です。

賞味期限までに食べきれない恐れがあります。

また、まとめ買いしたがゆえに、食べる・飲む量が増えてしまう危険性もあります。

日用品であれば、置き場所に困るでしょう。

部屋が狭くなってしまいます。

よって、節約したいのであれば、実はまとめ買いはせず、必要な量だけを毎回購入したほうがよいのです。
 

節約アイデア7 会社の備品を私物化する

支出を削りたいがあまり、会社の備品を持ち返ったことがある人もいるのではないでしょうか。

これ、ダメです。

会社で私物のスマートフォンの充電をしている人も多くいるのではないかと思いますが、これも本当はダメです。

備品も電気も会社のものであり、あなたのものではありませんから"窃盗"です。

注意しましょう。
 

節約アイデア8 自己投資しない

最後は、自分自身についてです。

例えば、お金がもったいないから本は買わないとか。

本を買わないだけならまだしも、本を読まないとなれば大問題です。

いつ勉強して、自分自身の成長につなげるのでしょうか。

ネットで情報を集めているから大丈夫と思う人もいるかもしれません。

しかし、ネットの情報は玉石混交。

良い情報もあれば悪い情報もあり、正しい情報もあれば間違った情報もあります。

その点、本には必要な情報がコンパクトにまとまっていて、著者が何年もかけ得た知識・ノウハウを提供してくれています。

ですから、読書は最も安く効率よく学ぶのに適しています。

他にセミナー・勉強会に参加するとかして、常に自分の成長には一定のお金は使ったほうがよいです。

自己投資にかけるお金まで節約するのは間違っています。

自己投資にかけた分だけ将来の自分に必ず返ってきます。

節約したいからといって、自己投資の金額まで削らないよう注意すべきです。
 

まとめ

以上『節約のアイデアでマネしないほうがよい無意味な節約術8選』でした。

ついついやってしまっている節約アイデアがありませんでしたか?

節約は、ただ支出を減らせばよいというものではありません。

無理なく確実に効果を上げていく必要があります。

無意味な節約術からは卒業し、効果的な節約術に取り組むよう心がけましょう。


 

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