いくらお金があれば幸せになれますか?お金で幸せは買えません

いくらお金があれば幸せになれますか?お金で幸せは買えません

いくらお金があれば幸せになれますか?』という記事を読みました。

お金と幸せに関する話です。

貯金が増えたら、お金をたくさん持ったら、幸せになれるのでしょうか?

結露運から言えば、残念ながら幸せになれるとは限りません。

今回はお金があっても幸せになれない理由を見ていくことにしましょう。

60代で平均貯蓄額は1,849万円しかない

お金があれば幸せなのかどうかを考える前に、人生の先輩たちはどのような状況にあるのかを把握しておきましょう。

平成30年の家計の金融行動に関する調査(二人以上世帯)の金融資産保有額を調べてみました。

その中から60代の平均資産額をご紹介します。

[調査結果]
金融資産非保有 22.0%
100万円未満 2.1%
100~200万円未満 2.5%
200~300万円未満 1.8%
300~400万円未満 2.7%
400~500万円未満 2.2%
500~700万円未満 6.8%
700~1,000万円未満 5.5%
1,000~1,500万円未満 12.0%
1,500~2,000万円未満 8.2%
2,000~3,000万円未満 9.6%
3,000万円以上 18.6%
無回答 6.0%
平均 1,849万円
中央値 1,000万円

60代で平均資産額は1,849万円でした。

これを多いと見るか、少ないと見るか。

よく言われる老後資金の必要額は3,000万円です。

3,000万円以上保有している世帯の割合は18.6%にとどまります。

お金が幸せの基準になるのだとすれば、残りの81.4%の人は不幸になります。

また、3,000万円あったところで老後資金が足りないのだとすれば、それはそれで不幸な人生とも言えます。

これで本当に幸せになれるのでしょうか?

宝くじに当たった人の末路は悲惨

多くの人は、一獲千金の夢を見ます。

ゆえに宝くじを購入する人が多くいます。

節約系の記事では宝くじはギャンブルと同じであり、買うべきではないとされています。

事実、僕も宝くじは買いません。

自分の努力で地道に稼いだ方がよいと考えているからです。

しかし、一夜にして数億円を手に入れられるかもしれないという夢は大変な魅力であることは間違いありません。

そして、実際に当選する人は世の中のどこかに存在しています。

実際に宝くじに当選した人の話を描いた話が以下の本です。

結論!宝くじで1億円当たった人の末路は?

一時ベストセラーにもなった本です。

これを見ると、短期間で一気にお金を持った人の金銭感覚がいかに狂っていくかがよく分かります。

まず、慣れない大金を持つことで、気持ちが大きくなり、支出が増えます。

そして、あっという間にお金を使い果たし、元に戻ることになります。

いえ、金銭感覚がマヒしていますから、元に戻ることも難しくなります。

大金を手にした最初のうちは幸せのように感じていますが、たどり着いた先に待っていたのは不幸でした。

お金はいくら持つかが重要ではなく使い方が重要

このエピソードから普通の人が学ばなければならないことがあります。

お金持ちの基準である富裕層は1億円の資産を保有する人のことを指します。

それは以下の記事にて紹介しています。

普通の人が一瞬にして1億円以上のお金を手にするには、宝くじくらいしか方法はありません。

しかし、一瞬にして手に入れたお金もあっという間に使い切ってしまっては、幸せと言えるはずもありません。

要するに、お金は手に入れる方法や金額以上に使い方が大事であると分かります。

当ブログでは何度となく「パーキンソンの法則」をご紹介してきました。

支出は収入まで拡大します。

普通の人は、このマンガとかなり高い確率で同じ末路をたどるはずです。

なぜなら大金の使い方が分からないからです。

これは年収1000万円で貯金がない人と同じ理屈です。

収入の多さに油断して、お金をポンポン使ってしまい、何も残らないのと同じです。

年収1000万円も宝くじの1億円も、実は大した金額ではありません。

普段から倹約している人はその事実に気づいていますが、普通の人には分からないでしょう。

手にしたお金をいかに大切に扱うかこそが大事であり、扱い方を間違えれば不幸を招くことになるのです。

幸せの定義は人によって異なる

一方で、お金がなくても幸せを感じながら日々暮らしている人もいます。

冒頭の「いくらお金があれば幸せになれますか?」という質問に対する強烈なアンチテーゼです。

これだけで答えになります。

幸せはお金では買えません。

いくらお金があっても、幸せになれない人はいます。

要するに、幸せを構成する要素はお金だけではないということです。

幸せの定義は人によって異なるからです。

「仲間」という人もいるでしょうし、「家族」という人もいるでしょう。

「仕事」という人もいるでしょうし、「自由」という人もいるでしょう。

お金は幸せを感じることのできる構成要素の一つであるでしょうが、すべてではありません。

よって、お金をたくさん持っているからといって幸せになれるとは限らないのです。

お金は幸せではなく金額なりの自由を手に入れる手段

しかし、お金を多く持つことは人生において有利に働く場面が多いことは否定できません。

食事、教育、趣味、余暇など。

お金を理由に我慢したり、選択の余地が狭まったりした経験を持っている人は多いはずです。

お金は幸せを手に入れる手段ではなく、自由を手に入れるための手段です。

人は金額なりの選択の自由の中で生きています。

だから、お金を多く持っていれば持っているほど選択肢が増え、その選択肢の中から自分の最も好むものを選べます。

幸せかどうかは分かりません。

それはその人次第です。

ただ、選択の自由を多く持っていることは間違いありません。

その選択を誤らなければ幸せに近づくことはできるのではないでしょうか?

もし宝くじで1億円当たった人が、家族にも誰にも話さず、何も生活を変えなければ、幸せに過ごすことができていたかもしれません。

まとめ

以上『いくらお金があれば幸せになれますか?お金で幸せは買えません』でした。

お金は幸せになるどころか、時に人を変える怖い道具と化します。

大金を手にしたことのない人は、その怖さを知りません。

お金は幸せも不幸も招く諸刃の剣であることを理解して、慎重に向き合うよう心がけましょう。

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