貯金が苦手なら引き出しにくい預け先に預けてしまおう
『貯めたい人必見!「引き出しにくい」預け先ベスト5』という記事を読みました。
タイトルを見た瞬間、納得しました。
口座からお金を引き出しづらければ、貯まるじゃないか、と。
これはみなさんに紹介しなければいけません。
特に、貯金が苦手な人は必見です。
1.引き出さなければ自然にお金は貯まっていく
貯金には鉄則があります。
それは、お金は使わなければ貯まるということです。
口座にあるお金を引き出さなければ、自然と貯まっていくはずなのです。
あまりにも当たり前なのですが、実際には簡単ではありません。
なぜなら、生活していく上でお金を使わないわけにはいかないからです。
では、お金を引き出さないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか?
2.ATMで簡単に引き出せない預け方をする
今回の記事で非常に良いことが書かれていたのですが、これが目立たない非常に小さな文字で書かれていました。
いまや、日本全国どこでもコンビニATMを使えばお金を引き出せます。各金融機関も自行のATMだけではなくコンビニATMや提携金融機関を増やすなど、利便性がひと昔に比べて格段に向上しています。しかし、お金を貯めるためには、この利便性が時には邪魔をします。お金を貯めたいなら、あえて「不便」を感じる金融機関を選ぶことが大事なのです。
(引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/451204/)
まったくその通りだと思いました。
今のご時世、便利になりすぎです。
いたるところにあるコンビニで簡単にお金を引き出せてしまう。
そりゃ貯金できないはずです。
だからこそ、簡単には引き出せない場所を探し出し、そこにお金を預けてしまえばよいのです。
3.実は僕も引き出しにくい場所に預けていた
なぜ僕がこの記事に速攻で共感できたのかというと、僕が社会人になって始めた先取り貯蓄がまさに「引き出しにくい場所に預ける」だったからです。
社会人となって一人暮らしを始めたときに、どうやって貯金するかを考えたとき、毎月決まった金額を積み立てることを思いつきました。
首尾よく自分の利用していた地方銀行に「自動積立定期預金」なる商品があることを知りました。
口座開設の手続きを行うことになるのですが、ここでちょっとした知恵を働かせました。
一人暮らしをしていた自治体ではなく、遠く離れた実家近くの店舗で口座を開設しました。
20年以上前の話ですから、この当時はまだネットバンクなど皆無のような時代です。
ネットで口座を開設したりすることはできませんでした。
また、キャッシュカードはありませんでした。
そのため、お金を引き出すには、実家近くの店舗まで行かなければいけません。
非常にお金を引き出しづらい状況に自分を追い込めば、きっと貯蓄できるのではないかと思ったからです。
毎月5万円、年2回のボーナス時には各20万円、合計100万円を1年間で貯める口座開設の手続きを行いました。
その結果、思惑通り、毎月5万円預けた後の残りの金額で生活し続け、実際に1年で100万円を貯めることに成功したのです。
2年目以降も100万円を貯金し続けることができました。
この若かりし頃の貯金の成功体験が、今にもつながっていると言えます。
4.引き出しづらいお金の預け場所5選
今回の記事では、お金を簡単に引き出しづらい場所として5つ紹介されています。
- 郵便局の定期貯金
- 地元の信用金庫の定期預金
- 個人向け国債
- ネット銀行の定期預金
- 地方銀行のネット定期
郵便局は考えてなかったです。
これは個人的な思想の問題でして(苦笑)。
信用金庫も考えたことがありません。
国債は悪くありません。
満期を待たずに売却すれば、元本割れしますから、抑止力が働きますし、通常の預金より利率が高いです。
ネット銀行の定期も悪くありませんし、地方銀行のネット定期も悪くありませんが、手続きがネットでできてしまうため、注意が必要です。
あとは、自分の好みによります。
とにかく言えることは、できるだけ引き出しづらい口座を選ぶことです。
5.利率が良い商品を選ぶ
簡単に引き出しづらい話からは少しズレますが、お金が貯まり始め、貯まる習慣が身に付き始めたら、利率を気にしてみましょう。
僕の場合は、住信SBIネット銀行をメインで利用していますが、ときどき定期預金の利率が0.2%になることがあります。
このタイミングを見計らって、いくらか預けるようにしています。
普通預金に寝かせておくよりは高い金利だからです。
定期預金以外では、国債や社債も選択肢としてよいでしょう。
満期までは解約しづらいです。
これらの商品を活用するには、常にネットなどを駆使して情報収集をする必要があります。
金利が気になるようになってくれば、お金に対する意識がかなり高まっていると言って間違いありません。
ここまで来れば、貯金体質は十分身に付き、実際口座にもたくさんのお金が貯まっていることでしょう。
まとめ
以上『貯金が苦手なら引き出しにくい預け先に預けてしまおう』でした。
お金を貯めるのが苦手なら一度は試してみてもらいたい手法です。
最大の難所は、そもそも口座開設の手続きのために銀行へ足が向かうかどうかかもしれません。
本気でお金を貯めたいならば、なんとかして足を動かしてください。
何事も動き始める最初に大きな負荷がかかるものです。