富裕層とは?定義、割合、そして生活の実態に迫る

老後資金2000万円不足問題が登場して以来、一気に年金不安が噴出した日本。

このままでは多くの人がゆとりある老後を送れないことが分かりました。

そのため、多くの人が自分の老後をどうするかを考えるきっかけにもなったと言えます。

一方で、老後資金2000万円不足問題とは、無縁と人たちがあります。

それは、「富裕層」と呼ばれる人たちです。

富裕層とは?その定義は?割合は?

そもそも「富裕層」とは一体どのような人たちのことなのでしょうか?

下の図をご覧ください。

野村総研の金融資産保有額による分類によれば、「富裕層」とは資産1億円以上5億円未満の人たちを指す言葉となっています。

よって、1億円以上の金融資産を持っていれば「富裕層」と言えます。

なお、5億円以上になると、「超富裕層」と呼ばれることになります。

超富裕層も含めた富裕層は、日本118万世帯もいることが分かります。

超富裕層も合わせれば126万世帯。

思いのほか多いというのが実際のところです。

世帯数にパーセントをつけると、こんな感じになります。

  • 超富裕層    :8.4万世帯(0.2%)
  • 富裕層     :118.3万世帯(2.2%)
  • 準富裕層    :322.2万世帯(6.0%)
  • アッパーマス層 :720.3万世帯(13.4%)
  • マス層     :4,203.1万世帯(78.2%)

世帯数で言うと、2.4%が富裕層以上になります。

割合で見ると、当然ですが少ないです。

この富裕層の人たちにとっては、老後資金2000万円問題など無縁。

むしろ、お金が余って、その使い道に困ってしまうほどです。

では、富裕層はどのような生活を送っているのでしょうか?

『週刊現代』の記事から、その実態を見ていくことにしましょう。

富裕層の生活その1 点滴カクテルに月30万円

富裕層の生活として紹介されている最初の実例は、銀座のクリニックで点滴カクテルを打っている富裕層です。

点滴カクテルとは、ビタミンCやニンニクエキス、プラセンタなど健康と若さを保つための成分を混ぜた液体を注入するものです。

その価格、なんと1本5万円。

1本5万円もする点滴カクテルを月4回。

さらにうち2回は奥さんと一緒に打つため、月30万円かかっているとのこと。

月30万円という金額を聞くと、恐ろしい支出に聞こえますが、この人にしてみたら痛くも痒くもないのでしょう。

この人は、調理具メーカーの創業社長で、所有する資産は8億円。

世田谷にある自宅は、時価総額4億円。

さらに、千葉・館山に200坪を超える別荘を持っているとのこと。

毎週末、別荘近くのゴルフ場で、妻とゴルフだとか。

この夏には、妻と二人でモナコへ海外旅行。

ビジネスクラスで買い物代、宿泊代などすべて含め、500万円くらいになるらしいです。

500万円という金額は、平均年収を軽く超えています。

いきなり富裕層のすごさを思い知らされました。

富裕層の生活その2 1億7千万円の高齢者向け住宅に入居

富裕層の生活、続いての事例は、老後の過ごし方。

老人ホームへの入居を考えている富裕層の事例なのですが、この老人ホームというのがすごい。

東京都内に今年6月に開業した、サービス付き高齢者住宅だそうで、なんでも大浴場やフィットネスルームが完備されているとのこと。

その入居金、なんと1億7千万円(!)。

月払いなら94万円だそうです。

なぜこんな高額な住宅に入ろうと検討できるのかというと、親から継いだ2億円の遺産と40年間勤めた一流企業の退職金が手つかずで残っているから。

富裕層になるパターンの一つとして、遺産相続があります。

親族にお金持ちがいる人はチャンスありです。

奥さんも働いていたため、二人合わせて年金が月額40万円近くだとか。

老後資金2000万円不足問題のモデル世帯の年金額は21万円でしたから、倍近くにもなります。

これなら老後の生活は安泰です。

また、『週刊現代』の情報によれば、東京都内の別の高級老人ホームは入居金9700万円にもかかわらず、36部屋がほぼ埋まっているのだとか。

富裕層が入居しているのでしょう。

お金は、あるところにはあるものです。

富裕層の生活その3 総額1億5千万円の世界一周旅行

富裕層の生活のお金の使いどころとして最も考えられるのが旅行です。

富裕層の旅行は、一味違います。

銀座には、富裕層向けのプランに特化した旅行代理店があるそうで、100万円以下のプランはほとんどないのだとか。

ヨーロッパへ行くなら、ビジネスクラス、5つ星ホテルが基本。

6泊8日で200万円前後というプランが中心です。

200万円といえば、僕の1年間の支出に匹敵する金額です。

1年の生活費を1回の旅行で支払ってしまう。

桁違いすぎます。

また、別のサービスを提供している会社では、プライベートジェットを使った世界一周の旅を用意しています。

金額は総額1億5千万円。

これを参加者の人数で割って、1人あたりの金額が決まります。

10人程度で参加する人が多いらしいので、1人あたり1500万円。

これを簡単に支払える人とは、一体どんな人たちなのでしょうか?

富裕層の生活その4 人間ドックの入会金150万円

富裕層の生活でお金の使いどころとしては、旅行と健康になりがち。

健康と言えば、富裕層向けに高級医療サービスも存在しています。

SBI証券などのSBIグループも高級医療サービスを展開しています。

東京都内で定期的に人間ドックを受けられる施設の入会金は、なんと150万円。

そして、年会費が50万円です。

24時間いつでも医師に電話相談ができたり、しみ・しわの抗加齢治療などが受けられるとのことで、すでに会員が700人余りにのぼるのだとか。

また、京都にある富裕層向け医療サービスだと、入会金なんと380万円(!)。

富裕層、恐ろしい限りです。

富裕層と一般庶民の住む世界が異なり、階級社会化している

ここまで富裕層の生活ぶりを見てきました。

一般庶民とはあまりにも異なる富裕層の生活。

その金額に驚くばかりでした。

ただ、気になるのは、富裕層と対極にいる一般庶民の生活です。

一般庶民の中にも、非正規雇用者を中心に、日々の生活に大変苦しくなっている人が増えています。

最近では「アンダークラス」なる呼び名も登場しました。

富裕層が余った資産を運用して、さらに資産を増やしていくのに対し、アンダークラスでは日々の生活に精一杯で、資産運用などにまでお金は回せません。

よって、格差は開くばかり。

問題なのは、この格差がずっと定着し続け、階級化してしまう可能性が出てきたことでしょうか。

富裕層は資産を相続をし続け、子ども・孫の代でも富裕層。

一方、アンダークラスは、そもそも十分な教育を子どもに受けさせることもままならない可能性が高く、教育格差がそのまま経済格差を生むことにもなりかねません。

日本は、格差社会の一歩先へ行き、階級社会への道を歩んでしまうのでしょうか。

まとめ

以上『富裕層とは?定義、割合、そして富裕層の生活の実態に迫る』でした。

いかがでしたか?

富裕層の生活のすごさがお分かりいただけましたか?

ただ、彼らも何もせずに富裕層の仲間入りをしたわけではありません。

親がお金持ちではない場合、富裕層の仲間入りをするには、それ相応の努力が必要だということも理解しておく必要があります。

富裕層になりたければ、リスクを負って、努力し続けましょう。

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Posted by いわい