老後はお金や健康も大事だが、心の健康が最も大切かもしれない

どうも。『毎日が祝日』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

定年後「うつ」を避けるために50代の今、すべきこととは? 自衛隊メンタル教官に聞いた

「自衛隊メンタル教官」という職業はちょっと気になるところですがさておいて、今日は心の問題です。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、リモートワークを長く続けていると、ストレスが溜まってきます。

悲しいことにゴールデンウィーク期間中も緊急事態宣言が継続されることで、どこにも遊びに行けないような状況です。

今回はそんな状況下にある中で見つけた記事の「定年後のうつ」について考えてみたいと思います。

仕事を辞めた後、何もやる気が起きない?

仕事を定年で引退した後、うつ状態になる人がいると聞いて、信じられない人も多いのではないでしょうか?

定年が射程距離内に入ってくる一方で、体力やストレス耐性の低下を実感しはじめる50代。「定年後にがっくりと気力をなくしてしまい、うつ状態になる人がいる」と聞くと、「他人事ではないな」と危機感を抱くかもしれない。

記事の中には「危機感を抱く」と書かれていますが、正直言って危機感は全く感じない人のほうが多いのではないかと思います。

なぜなら、ピンと来ないから。

長く続けてきた仕事からようやく解放されるのだから、むしろ嬉しくて仕方がないと感じる人のほうが多いのではないかとさえ思います。

「定年を迎えたときと、うつ状態からのリハビリ期は、共通している部分がとても多いのです」と、元自衛隊メンタル教官で『50代から心を整える技術』の著者でもある下園壮太さんは言う。

「定年」と「うつ状態からのリハビリ期」は共通している部分が多いとのこと。

理由は以下の通りです。

両者に共通しているのは、「目標の立て直し」が必要となること。「これまでのやり方では通用しない、変えていかなければいけない、という局面において重要なのは、目標ややり方を変えていくこと」。

確かに仕事を辞めてから何をして生きていくのか、目標がまったく持てない人は多いかもしれません。

事実、私自身もそういえば次のような記事を書いておりました。

セミリタイアを目指すと言いつつも、何をするためにセミリタイアしたいのかは全くと言っていいほどありません。

今となっては、ただただ仕事から解放されたいだけです。

うつ支援で最優先にすべきは「疲労ケア」

さて、ここからは「うつ支援」の方法についての説明となります。

うつ支援の最優先事項は「疲労ケア」だそうです。

その際に、下園さんが最優先事項とするのが「疲労のケア」だ。しかし、現代人は疲労を軽んじ、そのケアを怠る傾向にあり、その結果、積もり積もった「蓄積疲労」によって人はうつ状態に陥っていく。

確かに意味もなく「疲れた」と感じることがあります。

これは体よりも心が疲れているのでしょうか。

そしてうつ状態のケアは以下の手順で行っているそうです。

私はうつ状態の人やショックな出来事に直面した人を支援する際に、以下の手順でケアを行います。

(1)エネルギーを取り戻す疲労ケア
(2)怖かった記憶を落ち着かせるケア
(3)再び立ち上がって生活していくための自信のケア

確かに帰宅後ゆっくり睡眠をとったり、週末の休日でのんびりすることで疲労感が抜け、また仕事に励もうという気持ちは湧いてきます。

(2)(3)については経験もなく、正直よく分からないのですが、そういうことなのでしょう。

うつ回避の提言「まず、休みましょう」

さて、今回の記事では「定年後「うつ」を避けるために50代の今、すべきこととは?」とあります。

では、「うつ」を避けるためにすべきこととは一体何なのか?

「まず、休みましょう」

 私は明らかにエネルギー切れの人には、いつもこう言います。定年は、居場所が変化し、新たな環境に身を置く“ゼロリセット”であり、その環境変化に対応するには想像以上に大きなエネルギーを消費します。

すべきことの提言としては、「まず休もう」という極めてシンプルなものでした。

まずは休んで、心身の疲労を回復させることが大事だということです。

早めに手を打たないと、疲労の段階が先へ進むことになります。

疲労の段階については以下の図が参考になります。

疲労が行き過ぎると「うつ」の状態に入っていくようです。

この図を見ると、ショックに対する抵抗力が無くなるようです。

日本人の多くは有給休暇を消化しきれず1年を終えているでしょうから、時には特段の理由は無く、「疲労回復のため」という理由で有休を取るのが良いかもしれません。

実は、私は2019年に初めて「疲れたので」有給休暇を取得しました。

表向きは「私用のため」としましたが。

突然特段の目的もなく有給休暇を取得し、特段どこへ行くという目的もなく、ただただ体を休めました。

心も休めればもっと良かったのですが、得てして連絡を入れてくる輩がいるものです。

だから心も休めるよう、次回は周囲に釘を刺しておこうと思います。

深い精神的ダメージを負わないよう、とにかく「まずは休む」。

この一語に尽きそうです。

まとめ

以上『老後はお金や健康も大事だが、心の健康が最も大切かもしれない』でした。

いかがでしたか?

お金、健康の重要性はもちろん理解していましたが、メンタルについては忘れていました。

確かにストレスを抱えない方が圧倒的にいいです。

ただ、ストレスが無くなっただけでは無気力に陥るので、何かしら刺激もありつつ、ストレスや疲労を抱えないような過ごし方を見つけ出せるのが良さそうです。