アーリーリタイアには徹底した支出の管理が必須である
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
ネット界隈では有名な2人のインタビュー形式の記事となっています。
アーリーリタイア・セミリタイアを志向する人なら必読の記事と言ってよいでしょう。
二人とも7000万円以上の資産を保有
記事に登場したのは、おけいどんさんと三菱サラリーマンさんのお二人。
セミリタイアを本気で志向した人なら、ネット上でその名前は聞いたことがあるでしょう。
おけいどんさんは40代で、これからリタイア生活に入ります。
一方の三菱サラリーマンさんは、30歳にしてすでにセミリタイアを実現しています。
お二人がどれだけの資産を保有しているのかはセミリタイア志向者にとっては気になるところでしょう。
おけいどんさんは1億円、三菱サラリーマンさんは7000万円だそうです。
お二人ともセミリタイアを達成するだけあって、相当な金額を保有されています。
特に三菱サラリーマンさんは30歳で7000万円です。
どれだけ給与が高かったんだ?と思いたくなります。
事実、20代にしてすでに年収が1000万円を超えていたようです。
5000万円以上を貯めるなら投資が近道
お二人ともどうやってリタイアできるだけの試算を形成したかというと、ともに株式投資でした。
おけいどんさん、三菱サラリーマンさんの投資手法は以下のとおりです。
まず人生100年を見越してストック(資産)とフロー(収入と支出)をエクセルで具体的に試算しました。もともと社会人3年目ぐらいからキャピタルゲイン狙いで日本株に投資をしてきましたが、資産を積み増すために投資を加速しました。その過程で高配当株にシフトし、海外投資も始めました。
あとはできるだけ支出を切り詰め、収入の大半を投資に回しました。40代前半ぐらいで、自然災害に遭うなど想定外の事態が発生しても耐え得る資産水準に到達しました。
私は給与の8割とボーナス全額を投資に回していました。中学時代から為替に深い関心があり、外国為替証拠金(FX)取引も長年やっていました。ただトータルで損失とはならなかったものの、運用に安定性を欠き、限界を感じていました。
そこで株式投資に本腰を入れました。日々相場を見なければならず、継続した安定収益を得にくいFXと違い、着実に配当金を積み上げやすい高配当株・増配株投資に軸足を移しました。当初は日本株だけでしたが、米国企業は利益率がより高く株主還元姿勢も強いと気付き、すぐにそちらを主力にしました。29歳でFIに到達し、19年の夏にアーリー・リタイアすることができました。
お二人に共通しているのは、収入の大半を投資に回したことです。
コロナショック以前は株価が右肩上がりでした。
その流れに乗ることができたのはお二人にとっても幸運だったはずです。
コロナショックを経験してしまうと、収入の大半を投資に突っ込む勇気のある人がどれだけいるか疑問です。
大きな資産を産み出したいと思えば、これだけのリスクを抱えなければいけないとも言えます。
投資の種銭をつくるための徹底した支出管理
それに投資で7000万円、1億円といった資産を築くには、株価の上昇だけでは無理です。
そもそも投資の元となる種銭が圧倒的に多かったはずです。
二人とも口を揃えて「収入の大半」と語っています。
三菱サラリーマンさんに至っては「給与の8割とボーナス全額」を投資に回しています。
それだけの金額を投資に回せば、当然リターンも大きくなります。
収入の大半を投資に回すためには、徹底した支出管理が必要です。
お二人とも次のようにコメントしています。
お金持ちになってから投資を始めようと思ったのでは、いつまでたっても投資できないと思っていました。ですから「ケチは財を成す」を座右の銘に据え、小さなお金も大切にしました。
支出の最適化が大事だと思います。私は自分を深く知れば、より主体的に生きることができ、心地よい支出水準が見いだせると考えています。
そこで今回は、三菱サラリーマンさんの「節約方法おすすめ14選」をご紹介します。
以下の14項目のうち、あなたは何個やっていますか?
①ペットボトル飲料を買わず、水筒持参
(引用元:https://freetonsha.com/2020/04/26/10-key-points-for-money/)
②たばこを買うなら、たばこ株を買え
③飲み物は白湯でOK
④彼女や彼氏とのデートは、公園で手作り弁当ピクニック
⑤書籍は図書館利用(新刊は予約)
⑥会社の飲み会は必要最低限
⑦株主優待を徹底活用すべし
⑧散髪はセルフカットか、1000円カット
⑨携帯は格安SIM
⑩水泳やジム等のフィットネスは公共施設を活用
⑪コンビニで買い物は避ける
⑫買い物カートは使わない
⑬可能な限り現金ではなくクレジットカード払い
⑭保険には入らない
私は14個中11個を実践しています。
5の書籍は図書館も利用しますが、新刊は買うのでバツ。
7の株主優待は日本株を保有していないため実践できず。
8の散髪は美容院を利用しているのでバツ。
それ以外は実践しているか、そもそも必要としていなかったり。
1と3の飲み物はバカになりません。
私は基本的にペットボトルのドリンクは買わず、ほぼ水のみで生活しています。
水筒は持参しておらず、会社のドリンクサーバーをフル活用しています。
ただ資産を増やすのではなく、リタイアを目標にした場合、リタイア後は収入が減ることが圧倒的多数だと思います。
そのため、支出をどこまで削減できるかはリタイア後の生活のためにも重要だったりします。
三菱サラリーマンさんが「支出の最適化」という言葉を使用しているように、ただ支出を減らすのではなく、自分がストレスなく生活できる水準を探るのが良いでしょう。
私自身も極限まで節約してみるべきという記事を過去に書いています。
どこまで節約して支出を抑えられるかを知ると、収入が少なくても生活できることに気づきます。
それ以降の生活に自信がつきますから、一度試してみるとよいでしょう。
まとめ
以上『アーリーリタイアには徹底した支出の管理が必須である』でした。
いかがでしたか?
早期リタイア・セミリタイアをするための覚悟はできましたか?
覚悟を決めたら「節約方法おすすめ14選」を参考に、支出をどんどん削減し、自分にとって最適と思われる支出のラインを探ってみることをおススメします。