ケチに徹する!?「経済の大復活はない」日本で生きる術
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、外出自粛が求められた結果、お金に関して"ある事実"に気づいた人がいるかもしれません。
今日はそんなお話しです。
日本経済に大復活はない
まずは今回の記事の筆者の主張からご紹介します。
今後の日本経済について、「大復活はない」と予想しています。
ところで、筆者は日本経済の大復活はないと見ています。
筆者も日本人の端くれですから、大復活どころか世界をリードする国や経済になってほしいと思っています。でも、現実的にはそれは起きないでしょう。
ずっと言われているとおり、少子高齢化が進み、人口は否応なく減ります。内需がある限り日本経済は滅びませんが、それも縮小均衡。政治がどう企業がどうというよりも、人が減るのですからしょうがありません。
減った需要や消費をまかなうべく大金持ちが増えればいいですが、今の社会経済体制ではそれは望み薄です。ということは消費も盛り上がらず、税収も増えず、インフラも老朽化し…お先真っ暗ですね。
この指摘については、私も同意します。
少子高齢化で人口はすでに減少し始めています。
賃金は増えず、社会保険の負担は増大していますから、個人消費も伸びません。
よって、経済がプラスに向かう要素が無いと思っています。
これらを踏まえて、私は日本株ではなく米国株に手を出した経緯があります。
コロナ禍で無駄な支出に気づいた人たち
経済を下支えしてくれるはずの個人消費が伸びていない中、経済にさらなる打撃を与えたのが新型コロナウイルスの感染拡大でした。
「コロナ倒産」も多数起きるような事態になっています。
感染拡大を防ぐべく日本国民は不要不急の外出を控えていたわけですが、この退屈で窮屈な生活の中で"ある事実"に気づいた人もいたはずです
それは、これまでの"普通の生活"の中で、無駄な支出が多かったことです。
自由に外出できるが故に、不要不急の支出が多額にのぼっていたことに気づいた人もいたのではないでしょうか?
新型コロナウイルスによる影響による支出の変化に関しては、「増えている」が37%、「今後増えそう」が8%、「減っている」24%、「今後減りそう」7%、「変わらない」が22%という結果になりました。また、職種別でみると、特にパート・主婦(主夫)が高く、約6割が支出増を感じており、新型コロナウイルスが家計の支出に大きく影響していることがわかりました。
(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002217.000001594.html)
割合でいうと「減っている」は24%ですが、この人たちはきっと気づいたはずです。
今まで無駄な支出が多かったことに。
この人たちの中でどれだけの人が今後外出自粛が緩和された後、そのまま支出を減らし続けるかどうかです。
少なくとも一定の割合で支出を減らし続ける人はいるでしょう。
また、今回のような騒動が今後も起きないとは言い切れません。
よって、消費に慎重になる人も増えるのではないでしょうか。
少ないお金で満足感の高い生活を
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活に対する考え方に少なからず影響を与えました。
無理して会社へ行かなくても仕事はできることが分かりました。
外出しなくても生活できることも分かりました。
ただ、これから経済が低迷して、給与も増えず、社会負担ばかりが増えていく世の中になっていきそうです。
そんな中で私たちはどうやって生きていけばよいのでしょうか?
その選択肢の一つが、支出を減らし、少ないお金で生活することなのです。
今回紹介した記事の筆者は次のように述べています。
では、かかる低成長デフレ時代をどう過ごせばいいのでしょうか。私はあえて申し上げます。ケチに徹しろと。
世間ではケチは白眼視されるようですが、お金を残そう、本当に必要な時に使えるようにしようとするには、不必要なお金を使う習慣をなくすべきです。
それは毎日の買い物の際に、「それが本当にいるかどうか」を考えることや、「同じものなら安いところで買うこと」や「価値のあるものを買うこと」を徹底することです。衣食住全てにです。その生活を10年も続けてみてください。ひと財産できているはずです。
もちろん大金を手にして、優雅な生活を送ることに憧れる人も多いはずです。
しかし、これからの時代でお金に不自由しない人は、ほんの一握りです。
だったら、少ない収入を大事にし、無駄な支出を防ぐほうがマシだと思います。
「ゴリゴリに節約をして、ケチに徹しろ」とは思いません。
お金を使わずとも生きる術を身に着けたほうがよいと思っています。
長い老後まで視野に入れれば、なおさらです。
得た収入を使い続ける生活を送り、定年以降も働き続けなければならない家計を選ぶか、定年を待たずとも余裕でリタイアできる家計を選ぶか、すべてはあなた次第です。
まとめ
以上『ケチに徹する!?「経済の大復活はない」日本で生きる術』でした。
いかがでしたか?
もちろん自由にお金を使って生活できればよいのですが、経済成長もままならず、年金もあてにできない日本では自己防衛するしかありません。
すべてはあなたがどのような生活を志向するかにかかっていると言えるでしょう。