宝くじと福袋はお金だけでなく人生も浪費する元凶だ

宝くじと福袋はお金だけでなく人生も浪費する元凶だ

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

年末年始にふさわしいお題のように思えましたので取り上げました。

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今回の動画は『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』です。40歳を超えて、貯金が少ないと感じている人は多いかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 私は6000万円を超える資産のうち、3000万円以上を40代の10年間で貯めることに成功しました。 そこで今回は今からでもまだ貯金を増やせる方法をご紹介していきます。 誰にでも取り組め、再現性もある方法です。 貯金が少ない、貯金が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
また、『【本物の準富裕層が語る】「金融資産5000万円は勝ち組」は真っ赤なウソ』も公開していますので、併せてご覧ください。
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「宝くじ」は最も効率の悪いギャンブル

まずは宝くじの現実から。

2020年度の宝くじの売上8,160億円のうち、当選金はたったの46.5%(3,745億円)しかありません。

残りの53.5%のうち、地方自治体などに38.2%(3,071億円)が建前上分配されますが、そのうちの1割程度は総務省傘下の公益法人が100団体近くもぶら下がっており、そこに総務省役人が天下って高給を蝕む構図になっています。

地方自治や社会貢献を謳っているものの、本当は総務省OBの楽園が築かれています。

繰り返しますが、宝くじは、配当率がたったの46.5%しかないのです。他の公営ギャンブルと比べると非常に見劣りします。

競馬も競輪も競艇もオートレースも約75%もの配当率だからです。民営のパチンコは約87%です。騙されてはいけないのです。

ギャンブルをする人なら配当率が75%程度というのはご存知の方も多いかもしれません。

それにひきかえ配当率が50%を割り込むというのはギャンブルとして最低レベルの話です。

胴元が半分以上持っていくギャンブルなど他にありません。

勝ち目のない勝負に挑むことほど意味のないことはなく、よって「宝くじは買わない」のが正解です。

「福袋」はオトクな商品ではない!

年始になると福袋が発売されます。

私の親戚にも大好きな人がいて、毎年のように並んで買ってるらしいです。

私は人生で1回だけ当時欲しいものがあって、それが入っているということで買いに行ったことがあります。

本当に手に入って、そのときはうれしかった記憶があります。

ただ、人生で福袋を買ったのはそれ1回きりです。

そもそも福袋って在庫処分ですよね?

しかも中には何が入っているか分かりません。

仮に「5,000円の福袋を買ったら、2万円分の商品が入っていた」としても、使えるものがどれだけあるかです。

使えないものばかりなら、買った意味がないし、お金だけでなく店までの移動や並んでいた時間ももったいないです。

ここ最近の傾向なら、入っていたものを転売したりするのでしょうか。

転売のための「仕入れ」という扱いだとしたら賢いかもしれません。

ただ、私は「転売ヤー」を評価していませんので、仕入れなら別の意味でダメです。

とにかく福袋も買ったら損でしかありません。

「アウトレットモール」もお得じゃない

福袋と似たものがアウトレットモールです。

元々の商品がお高めなので、アウトレットにある商品は非常にお得に感じます。

しかし、店側からすると安くしても利益を確保できるので、アウトレットでも販売できます。

要するに福袋と同じ在庫処分です。

処分品をお得だと思って買わされているのがアウトレットです。

ただ、宝くじや福袋と若干異なるのは、うまくいけば自分の欲しいもの・必要なものを安く手に入れられます。

この点は異なるので、利用法次第なところはあります。

一方でアウトレットモールは広大な敷地を要するため郊外にあることが多く、移動時間を要する人も多いでしょう。

移動に時間とお金をかけた割に自分の欲しいものが手に入らないというリスクもあります。

私自身も久しくアウトレットモールには行っていません。

本当に必要なものがあるなら、身近なお店で安く確実に勝ったほうがお得だと思われます。

減少する一方の宝くじの売上を上げる方法

ちなみに最初に紹介した宝くじは、最近売上が減少しているようです。

ジャンボ宝くじの累計で平成13年に5,662億円だった売上は令和2年になると3,041億円まで低下しています。

1等前後賞は10億円という超ビッグな金額にはなりましたが、当たらないので買わなくなっているのでしょう。

宝くじの売上の改善策を挙げるとすれば、「1等前後賞の金額を下げて、当選本数を増やすこと」でしょうか。

1等前後賞が1億円になれば1ユニットについて1本の1等前後賞が10本に増えます。

さらに、いい加減7等300円ってのもやめればいいのです。

1ユニットに300円は200万本あるみたいですので合計6億円になります。

これも1等前後賞にすれば1ユニットにつき16本まで増えます。

6等の3,000円も廃止して、その分の当選金を1等前後賞すればさらに6本増えます。

さらに5等の10,000円も廃止すれば、さらに1等前後賞が6本増えます。

なんなら1等前後賞を5,000万円まで下げてしまえば、さらに倍。

「夢は買えないけど現実は変えられる」金額です。

最近の宝くじはあまりにも遠すぎる夢で、もはや遊びでも買いたいと思わなくなりました。

まとめ

以上『宝くじと福袋はお金だけでなく人生も浪費する元凶だ』でした。

いかがでしたか?

人生において無駄なものはたくさんあります。

無駄な中にも楽しみを感じられるものがあるのも事実です。

ただ、貯蓄や資産形成を第一に考えた場合、回避しなければならない無駄があります。

その最たるものの例として宝くじと福袋を紹介しました。

年末年始でまさにこれからという時期ですから、改めて自分の消費行動を見直してみてください。

以下関連記事です。

行動経済学の観点から無駄遣いを回避する方法を考えました。

節約とは我慢ではなく無駄を排除することです。

SNSで話題となったミニマリストの節約術です。

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Posted by いわい