【必見】65歳以降のお金・老後の年金が心配な40~50代に知ってほしい見識
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「定年後キャリアの請負人」なる肩書の大杉潤氏による東洋経済オンラインに掲載された記事です。
1つめの記事を見逃しており、2つめの記事を発見してから気づきました。
タイトルからして40代が気にならないわけがありませんので、ご紹介していきます。
よく読めば本の紹介記事であることに気づきました。
老後マネープランで大事な3つのポイント
まず1つめの記事に老後のマネープランで大事なポイントとして以下の3つが紹介されておりました。
1.何歳まで働くのか
2.何歳から年金を受け取るのか
3.どんなライフスタイルを送るのか
1つめの「何歳まで働くのか」は、言い換えれば「何歳まで年金以外の収入があるのか」ということです。
メインのサラリーマンとしての収入が何歳まであるかが重要です。
その後は年金のみとなり、一気に低収入となります。
副業収入や投資の配当・分配金などの収入も考えられますので、心当たりがあれば含めて計算しておくとよいでしょう。
2つめの「何歳から年金を受け取るか」は2022年4月の年金改正により「60歳から75歳まで」選択肢が広がりました。
65歳より前に繰り上げれば受け取る金額は減りますが、65歳より後に繰り下げれば受け取る金額は増えます。
年金についてはこの後にも触れますので、一旦ここまでしておきましょう。
3つめの「どんなライフスタイルを送るのか」の「ライフスタイル」とは「消費スタイル」、いわば「どのようにお金を使っていくか」です。
この3つめが支出で1つめと2つが収入ですから、これで収支が決まります。
このように老後の生活を想定し、考え方としては正しいのではないでしょうか。
年金を考える上で重要な3つのポイント
次に2つめの記事から、年金についてです。
将来年金をいくらもらえるかが気になっている人も多いかと思います。
そこで50歳になった時点でお勧めの行動を3つ紹介しています。
1.「ねんきん定期便」を熟読して、その意味をしっかりと理解する
2.「ねんきんネット」に登録して、自分の年金額シミュレーションを行う
3.日本年金機構の「窓口相談」に申し込み、できれば夫婦で相談に行く
「ねんきん定期便」の内容は50歳以降になると変わるようですが、私はまだ40代ですので実物を目にしたことがありません。
そこで将来の年金額についてチェックするには「ねんきんネット」はマストです。
ねんきんネットに登録しておけば、いろいろなパターンのシミュレーションを作成できます。
何歳までは年収いくら、何歳からは年収いくら、といったように自分のライフプランを入力していけば将来いくら年金をもらえるかが分かります。
例えば下の色付きのグラフのような年金の金額が棒グラフで視覚的に理解できます。
さらに繰り上げ受給・繰り下げ受給した場合の年金額ももちろん算出可能。
保存できるのは4つまでなので、いろいろなパターンを作成するには過去のシミュレーションは削除する必要はありますが、とにかく年金額を予測するには使わない手はありません。
いや、「ねんきんネット」は使うのが必須です。
日本年金機構の「窓口相談」を活用する
私が個人的に参考になったのは3つめの日本年金機構の「窓口相談」です。
私自身は人に相談するようなタイプではないため、そもそも窓口があって、そこで話を聞けるというのが頭の中に全く入っていませんでした。
多くの人にとっては非常に使えるサービスかもしれません。
例えば私の場合は独身・サラリーマンですから年金としては分かりやすいほうの部類に入りますから、そこまで年金は複雑にはならないでしょう。
しかし結婚して配偶者がいれば、いろいろなパターンが想定されます。
自分では気づいていないことも窓口相談を利用することで教えてもらえるかもしれません。
さすがに40代の時点で利用するのは早すぎる気がしますが、50代後半になっていよいよ年金受給が現実味を帯びてきた頃には一度話を聞く機会を設けるのも良いのではないかと思います。
こういう制度が存在すること自体を知っているだけでも、老後を迎えるにあたり他の人よりも良い準備ができるのではないでしょうか。
まとめ
以上『【必見】65歳以降のお金・老後の年金が心配な40~50代に知ってほしい見識』でした。
いかがでしたか?
老後の生活をプランニングするには具体的な収支をイメージすることが重要です。
そして年金の金額の把握です。
大半の人は年金が老後の生活を支えてくれるわけですから、年金額によって、老後の生活が大きく変わることになるでしょう。
年金シミュレーションはねんきんネットでいつでも作成できますから、常時いろいろと試してみるとよいかと思います。
老後を迎える前に綿密な準備をおこない、少しでも不安の少ない老後を迎えたいものです。
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