【必見】高齢就業者の実情とは?セミリタイア後の働き方を考える

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

自分の資産が現在5400万円を突破。

いよいよ掲げてきた目標であるセミリタイアを実行に移す時が近づきつつあります。

セミリタイアですから、正社員としては会社を辞めますが、その後もパートタイム的には働き続ける予定です。

今回はセミリタイア後にも働き続ける上での情報収集ということで、総務省統計局のデータを用いて、今後直面するであろう高齢者の就業事情を調べていきたいと思います。

高齢就業者数は18年連続で増加中

まずは高齢就業者数の推移から。

2004年以降18年連続で増加し、2021年は909万人となりました。

60~64歳人口の就業率は71.5%。

10年前の2011年が57.1%だったことを考えると、ここ10年で大きく上昇したことが分かります。

ちなみに65~69歳人口の就業率は50.3%となり、初めて50%を超えました。

年金を受給開始できる年齢に到達しても、半数の人が働いている事実があります。

なお「就業者」にはパート・アルバイトの短時間労働者も含まれるようです。

これだけ高齢就業者の割合が多くなっているのを見ると、完全リタイアできる人は「勝ち組」なのだと実感します。

高齢就業者が多い業界は「卸売業、小売業」

続いて高齢者が実際に働いている業界についてです。

下のグラフは主な産業別の高齢就業者数及び割合です。

まず目を引くのは棒グラフが最も高い業界、「卸売業、小売業」です。

パッと思いつくのはコンビニ店員とかでしょうか。

確かに近所のコンビニでも一人だけおじさんの店員さんを見かけます(オーナーと思われる人が別にいるのを確認済み)。

では自分が将来コンビニ店員を仕事としてセミリタイアしたいかと言われると、それはさすがに思わないです。

個々から先は、私が男性なので、男性の青い棒グラフだけで見ていきます。

男性のみ棒グラフの高さを見ると、高齢就業者数の多い業界は「農業、林業」、「建設業」、「製造業」、「サービス業」の4つが先の「卸売業、小売業」と合わせて上位トップ5を形成しているようです。

では自分がセミリタイア後に働ける業界はあるかどうか。

「農業、林業」、「建設業」、「製造業」の3つは明らかにナシ。

私が持ちうるスキルではどうすることもできません。

となると、残すは「サービス業」。

これが非常に難しい。

一体何を指しているのか?

私が想像するに、例えばビルなどの警備員や清掃員、マンションの管理人などです。

このグラフは業種であり、職種と異なりますからちょっとズレているかもしれません。

ただ街中を見ると、年齢高めの人たちが多いとは思います。

できなくはない仕事だと思いますが、積極的に働こうとは思えません。

ずっとマーケティング畑にいた人間ですからオフィスワークが真っ先に頭に思い浮かぶのですが、現実的に50歳以上の人間を企業側が受け入れてくれるかは疑問です。

自分の希望どおりの仕事を見つけられるかで言うと、確率的にはかなり低そうな印象です。

非正規の高齢就業者が急増している

最後は高齢就業者のうち役員を除く雇用者の正規・非正規を比較してみました。

2021年の正規の雇用者が124万人に対し非正規の雇用者は393万人でした。

2011年は正規74万人、非正規168万人ですから、非正規の増加率がかなり大きくなっています。

老後の働き方としては正社員ではなくバイト、パート、契約社員といった働き方がメインとなりそうです。

老後もできるだけ長く正社員として働きたいと考えている人がいるのであれば、現実は甘くないと理解しておくべきでしょう。

私がセミリタイア後を見据えてやっていること

私はすでにセミリタイア後に住むと想定しているエリアの求人をチェックしています。

バイト・パート求人を見て、どのような求人が多いのかを把握しています。

やはり飲食店のスタッフが圧倒的に多く、他には軽作業、販売スタッフ、介護の求人が多く見られます。

事務系だとコールセンターが多いです。

いわゆる事務系の仕事は決して多いとは言えません。

あとは求人があっても週2~3回がOKかどうかです。

週5の派遣では私の希望には該当しません。

はたして希望どおりの仕事を見つけることはできるのでしょうか?

リタイア後の働き方は現役時代のスキルをそのまま活かすか、別のことをおこなうか大きく2つに分かれます。

正社員寄り、生涯現役志向のある方は現役時代のスキルを磨き、専門性を高めておくべきです。

一方で短時間労働でも良いという私のような場合、全く別の仕事に、そして現場仕事になることを覚悟しておくべきでしょう。

まとめ

以上『【必見】高齢就業者の実情とは?セミリタイア後の働き方を考える』でした。

いかがでしたか?

会社を辞めて以降の働き方は、非正規の異職種を想定しています。

セミリタイア後の労働は週3日を想定していますから非正規で十分です。

自分にとって適した求人を見つけ、その労働に耐えうるだけの健康状態を維持し続けること。

それがセミリタイア成功の秘訣になると考えています。

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