労働者はいつまでも裕福になれない!だったらどうすればいい?

労働者はいつまでも裕福になれない!だったらどうすればいい?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「資産形成ゴールドオンライン」に掲載された記事です。

記事としては世界の貧富の差についてですが、いかんともしがたい問題でもあります。

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今回の動画は『47歳で金融資産5000万円を築く過程で捨てて良かったもの7選』です。おかげさまで47歳のときに金融資産5000万円を達成しました。その過程でいろいろなものを捨ててきました。捨てた結果、支出が削減でき、貯金のペースが上がっていきました。そこで今回は「これを捨てれば貯金できる!」というものをご紹介していきます。
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貧富の格差は拡大する一方

記事ではピケティを取り上げています。

格差拡大の原因は「r(資本収益率)>g(経済成長率)」の不等式。

久々に見ました。

rは配当、利息、家賃収入など資本から入ってくる収入のこと。

gは主に給与所得。

要するに金持ちがよりもうかるのが資本主義で、そりゃ格差は拡大していきますよ、と。

労働者は搾取される側ですからね。

ちなみに、格差拡大の解決策は以下のように提示されています。

そこでピケティは、不均衡を和らげるには、最高税率年2%の累進課税による財産税を導入し、最高80%の累進所得税と組み合わせればよいとしています。その際、富裕層が資産をタックス・ヘイヴンのような場所に移動することを防ぐため、この税に関して国家間の国際条約を締結する必要があるとしています。

まあ実際のところ、こんな解決策は実現不可能でしょう。

各国で足並みを揃えるのは難しいはずです。

また、これまでの日本を思い出してもらえれば、所得税の累進課税を徐々に緩和してきた歴史があります。

これを再び強化していけるかどうか。

財産税の導入は正直他人事ではありません。

5000万円程度の人間は対象外にしてもらいたいものです。

まずは「アッパーマス層」を目指せ

では格差解消の政策が期待できないのであれば、個人レベルで何をすればよいのでしょうか?

答えは簡単で、まずは「貯金」です。

下の図をご覧ください。

2019年世帯の純金融資産保有額

これは毎度おなじみ野村総研の金融資産保有額のピラミッドです。

3000万円以上貯めれば「その他大勢」から抜け出せます。

私はありがたいことにマス層より2段上の「準富裕層」です。

長い時間はかかりましたが、どうにかここまで漕ぎつけました。

たかだか5000万円なので全然お金持ち感はありませんが、多少の精神的余裕はできました。

長い老後もなんとか乗り越えられそうな気配も感じつつあります。

今までの2倍貯金する

では、今からまずは3000万円を目指そうと言う人に対しどんなアドバイスをするか?

それは「今までの2倍貯金する」です。

そもそも全く貯金していない人だと×2しても0なのでどうしようもありませんから、ちゃんと貯金するところから。

貯金していた人であれば、人によりますが、多くの人には「今までの2倍貯金する」ようアドバイスします。

貯金を増やすには収入を増やすか、支出を減らすか。

収入を増やそうと副業するのは体力的に大変です。

出世は一番現実的だが時間がかかります。

起業は周到な準備も必要ですし、何より勇気が必要。

何と言っても定期収入を失いますから。

だとしたら、最も低リスクで貯金を増やす方法は「支出を減らすこと」。

私自身も大幅な支出の見直しを行った結果、それまで平均190万円だった年間の貯金が380万円くらいまで増えました。

当然資産増加スピードは2倍になります。

お金を使って得られる喜びは激減しますが、将来への備えも必要。

そのバランスは非常に難しいところがあります。

私は資産を増やした一方でいろいろな経験をするチャンスを失ってきたとも言えます。

ですので、自分の中で何を重要視するか、優先順位をつけながら資産形成に取り組んでもらいたいものです。

ちなみに5000万円なら投資に頼らず貯金だけでも到達は可能です。

収入次第ですが。

まとめ

以上『労働者はいつまでも裕福になれない!だったらどうすればいい?』でした。

いかがでしたか?

何かをしなければ現状を変えることはできません。

資産を増やしたいのであれば、資産を増やすための行動です。

最も簡単なのは支出を減らすこと。

簡単なことから順番にやっていきましょう。

以下関連記事です。

アッパーマス層とはどのような人かを記事にまとめました。

3000万円貯まるといろいろな変化が起こってきます。

準富裕層とはどのような人かも記事にまとめています。

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