女性の老後不安はやはり「お金」!60歳以降も働きたい人は約8割
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
今回はキャリアデザインセンターが女性向け転職サイト「女の転職type」の会員女性749名を対象に実施した調査結果を基にした記事をご紹介します。
調査対象者の年齢が分からないところが残念ですが仕方ありません。
女性の老後不安はどのようなものでしょうか?
60歳以降も働きたい人が8割近くを占める
まず最初は「何歳くらいまで働きたいか?」という質問です。
結果は次のとおり。
「60~65歳」が最も多く、46.1%となりました。
一般的な会社の定年退職、そして年金受給開始年齢が65歳ということもあり、ギリギリまでは働き続けたいという意向を持っている人が多いことが分かります。
また「70~80歳」が14.2%、「一生涯」が17.4%となり、60歳以降も働き続けたいと考えている人が77.7%と8割近くになりました。
ここまで来るとお金の不安を抱えているのか、仕事に満足しておりできるだけ長く続けたいのか、真意は不明です。
しかし全体的に見れば女性でも「長く働き続けたい」との意向が強まっていることがよく分かるデータとなっています。
老後は働くペースを落としたい
「Forbes」に掲載された記事には質問が2つしか掲載されていませんが、実は元記事によると全部で8つの質問がありました。
2つめの質問は「60歳以降は、週何日くらい働きたい?」です。
結果はこちら。
「3~4日」が74.1%と圧倒的多数を占めました。
さすがに60歳以降もフルタイムで働きたいと考えているわけではなく、ペースを落としたいと考えている人が多数派であることが分かりました。
一方で「5日」と回答した人が18.4%もいるのは個人的には驚きです。
1つめの質問で「一生涯」と回答した人が17.4%ですから、近しい数字となっています。
この結果からも一定数の人は「お金」より「やりがい」や「社会的つながり」を重視しているのかもしれません。
老後は月10万円台稼ぎたい
続いて「60歳以降は、月どのくらい稼ぎたい?」という質問。
結果はこちら。
「10~19万円」と回答した人が47.1%で最多となりました。
続いて「20~29万円」が33.5%、「30~39%」が9.6%。
2桁は稼ぎたいと考えている人が92.2%もいることが分かりました。
65歳以降は年金を受給しているはずなのですが、そんなに稼いでどうするつもりでしょうか?
現在の老後資金に不安があるのか、老後も現在の支出を維持したいと考えているのでしょうか?
老後は身体が動かなくなり、食欲も落ち、結果として支出は減ってくるはずなのですが、そのあたりを読めていない人が多いのかもしれません。
老後は「お金」の不安を抱えている人が圧倒的多数
最後は「老後にどんな不安がある?」という質問。
予想ができる回答はこちら。
「お金に困らないか」が92%と圧倒的。
続いて「健康でいられるか」が71.6%。
お金と健康は老後の2大不安ということで間違いありません。
実際、この2つが長い老後生活において重要になるでしょう。
それ以外ですと「孤独」「住居」「いきがい」「パートナー・家族」と上位に入るだろうと予想できそうな項目が続きます。
だいたいこのあたりに集約されますね。
「とくに不安はない」と回答した人が1.9%しかおらず、ほとんどの人は何が待ち受けるか分からない老後に対して何らかの不安を抱えていることが分かりました。
まとめ
以上『女性の老後不安はやはり「お金」!60歳以降も働きたい人は約8割』でした。
いかがでしたか?
長い老後で、しかも男性よりも平均寿命の長い女性はお金の不安が大きいはずです。
お金も大事ですが、長く働ける土台として健康にも注意したいものです。
以下関連記事です。
お金の不安は理解しますが、せっかく貯めたお金を全然使わないのも問題です。
国民年金だけでも暮らしている人はたくさんいます。
老後不安の正体は「誤解」だったりします。老後を正しく捉えることで不安は多少なくなると思います。