『DIE WITH ZERO』実現に向け気づいた、たった一つの当たり前のこと
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
『DIE WITH ZERO』を読んで以来、残された時間をいかに有意義に生きるかを考え始めています。
ある程度の貯金はできました。
ただ、気づいたのは「死ぬときに後悔しないか?」ということです。
「経験のポイント化」と「思い出の配当」
『DIE WITH ZERO』を読んで、なるほどと納得したのは「経験のポイント化」と「思い出の配当」の2つです。
読み進めていたとき、「人生でしなければならない一番大切な仕事は思い出作り」と書かれていてハッと気づかされました。
自分に楽しかったと思いだせる思い出が少ないことを。
そして「人生は経験の合計」であり、各体験を喜びの大きさに応じてポイント化してみるとよい。
経験は残りの人生でもたらす喜び、つまり「記憶の配当」も含まれる。
これらの一節を読んで、ますます不安に駆られました。
自分は大した思い出も作れず死んでいくのではないかと。
休みの日に家でゴロゴロして、ブログを書き綴り、2日間の休みを終え、週5日は会社と自宅の往復だけで終わる毎日を過ごす。
こんな一生ではたしてよいのだろうか。
一方で自分にやりたいことが無いのも事実です。
特段やりたいこともないため、休みの日でもどこへも行かず、結局お金が貯まっていく。
現在はセミリタイアを志向して貯金していますが、セミリタイアしたところで特に何もやりたいことがなければ、暇を持て余すだけにすぎません。
いったい自分は残りの人生で何をやりたいのだろうか?
死ぬまでにやりたい100個のリストを作成
そこで私は昨年後半から一つの取り組みを続けてきました。
それは「死ぬまでにやりたいことリスト」の作成です。
残りの人生でやりたいことを100個挙げていくのです。
とりあえず思いつくままに書き並べていきましたが、100個など到底及びません。
あとは残りの人生の時間軸も考慮しながら、会社員時代にやっておきたいこと、セミリタイア後にやりたいこと、年金受給開始から死ぬまでにやりたいこと、と区別してリストを作成してみました。
実はまだ100個挙げられておらず、ようやく70個くらいまで来ています。
リストアップしてみたものの再検討した結果、削除したこともしばしば。
まだ未完成ではありますが、中には今年実現させたいものもあります。
リストアップの効果は、リストに挙げた以上、実現すべく前向きに行動しようという意識が働くことです。
残された人生に対して、真剣に自分と向き合うことになるので、時間を大切にしなければならないと思うようになりました。
やりたいことの実現にはお金がかかる
私がリストアップしたものの中で最も多いのは「旅行」です。
私は出不精であるが故に、これまでの人生で旅行をほとんどしてきませんでした。
だから残りの人生では行ったことのない場所、もう一度行ってみたい場所に一人旅へ行くというのが目標になっていきました。
そして行く場所は「人生最後の訪問」になるであろうことを噛みしめながら旅をしなければならないという意識も出てきました。
一つ一つの旅行を存分に楽しみ、思い出を作り、後悔しないものにしなければならないと思い始めています。
ただし、気づいたこともありました。
試しに今年行こうと思っている「とある場所」への旅行計画を作り始めてみたところ、お金がかかるのです。
当たり前のことなのですが、なにせ今まで旅行経験が乏しい私です。
改めて計画を立ててみると、いろいろとお金がかかることに気づかされました。
現地までの交通費とホテルの宿泊費くらいは想定していたのですが、まだまだいろいろとお金がかかります。
現地に到着してから各観光地への移動のための交通費。
バスのフリーパスが各地にあることを改めて知りました。
寺社仏閣を訪れるなら拝観料がかかります。
山へ行こうとしたらロープウェーでまた料金が発生。
ランチも当然かかりますし、場所によっては食べ歩きグルメに手を出したくなるかも。
お土産だって買わなければいけません。
新幹線を使わずに済む最も近場の一泊二日で済ませる旅行候補地でさえ、4万円くらいはかかる計算です。
新幹線が必要だったり二泊三日にしようものなら、もっと多額になります。
やりたいことを実現させるには、上手にお金を使っていく必要があります。
使い過ぎれば老後資金に影響を及ぼしますから、バランスが難しいと改めて感じています。
まとめ
以上『『DIE WITH ZERO』実現に向け気づいた、たった一つの当たり前のこと』でした。
いかがでしたか?
老後資金を貯めたはよいが、全然使わずに死ぬのは私は嫌。
できる限り使って、思い出を作りたいと考えるようになりました。
2023年は人生の思い出作り元年。
コロナ禍も落ち着いてきましたので、気候が暖かくなったら出不精を克服して、各地へお出かけしたいと思っています。
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せっかく老後資金を貯めても使わずに亡くなっている衝撃の真実があります。
自分の願望に忠実に生きていかないと死ぬときに後悔する可能性することになるでしょう。
老後資金を貯めるために使った時間は二度と戻ってきません。