老後に「年金だけで暮らす」は可能?現実的に考える2つの方法

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

老後は悠々自適に過ごす。

誰しもが憧れると言いますか、望んでいることでしょう。

しかし、どうやら現実は甘くなさそうです。

所得を年金収入だけに頼る世帯は大幅減少

現状どのくらいの人が、年金収入と貯蓄だけで生活しているか?

厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」によると、直近データでは2021年で24.9%だそうです。

年金収入だけで生活しているのはわずか4分の1。

ちなみに2019年は48.4%、2017年は52.2%でした。

つまり、この4年間で所得を年金収入だけに頼って生活している世帯の割合が大きく減っていることがわかります。

その他75%の世帯がどのような収入を得ているのかが気になるところです。

特に労働収入を得ている世帯がどのくらいいるのか。

その中の一定の割合が働かざるを得ない世帯ということになるはずです。

また家賃・配当収入を得ている世帯もいるわけですから、75%すべてが苦しい生活というわけでもないことは注意すべきです。

働かずに年金だけで生活するための方法

老後に働かずに年金だけで生活するための方法は2つあります。

その方法は極めてシンプル。

一つは「不足分を貯蓄しておく」、もう一つは「手取り年金額の範囲で生活する」です。

まず一つ目の「不足分の貯蓄」は、いわゆる「老後資金」です。

老後資金は単純に2000万円を貯めればよいわけではありません。

自分の生活費がどのくらいになるか次第で大きく変わります。

100歳まで生きる前提で計算すると良いでしょう。

物価上昇も考慮する必要がありますから、2000万円では足りないかもしれません。

年金範囲内で生活するなら徹底した収支管理が必要

二つ目の「年金額の範囲で生活する方法」を検討したい場合は、やることが明確です。

まずは自分が受け取る予定の年金額を知ることです。

もし6万円しか受け取れないとなれば、年金額の範囲で生活するのはかなり厳しくなります。

年金の額を知ることで、そもそも年金で生活可能かどうかがある程度分かります。

年金額を知るためには「ねんきんネット」を利用しましょう。

そして、毎月生活にかけられる費用を試算することです。

現在の生活費は誰しもが分かるはずです。

一例としては記事内に表がまとめられていました。

年金のみで暮らしていくには、支出を抑えることはマストと言えます。

年金額まで支出を抑えられないとなれば、老後資金を取り崩す必要が生じます。

毎月いくら不足するか、そして老後資金が何年で枯渇するかを計算すればよいわけです。

もし100歳を前に老後資金がなくなるのであれば、老後資金をもっと多く貯める必要に迫られます。

老後資金を貯めるためにも、老後の生活を楽にするためにも現役時代から支出削減をしておくに越したことはありません。

まとめ

以上『老後に「年金だけで暮らす」は可能?現実的に考える2つの方法』でした。

いかがでしたか?

老後に年金だけで暮らすのは難しい時代になってきたようです。

早くから対策を講じるべきです。

行きつくところが「支出を抑えること」になってしまうのは悲しいですが、それもまた現実です。

老後資金を安易に「2000万円必要」と考えるのではなく、実際に自分ならいくら必要なのかを計算しておきましょう。

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