老後の蓄えがあっても一寸先は闇…定年後も貯蓄が必要な4つの理由
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
最近の私のテーマは『DIE WITH ZERO』。
お金を使い切って死ぬことです。
しかしながら、今回の記事は老後も貯蓄が必要とのこと。
要するに、お金は使い切らずにとっておけと言うわけです。
一体なぜでしょうか?
理由1 定年までに、老後に必要なお金を貯蓄できていない
そもそも定年までに老後資金を準備できていなければ、老後も貯金しなければいけません。
確かにそのとおり。
貯金が無ければ毎月収入を使い切っていき、そして老後資金を減らしていく『DIE WITH ZERO』的な生活などできるはずがありません。
老後に必要なお金を貯蓄できなかった理由は何でしょうか?
そもそも収入が少なすぎるという人は一部の限られた人。
大半の人は「無駄遣いが多い」のです。
本人たちにとっては無駄など無いのですが、傍から見れば「そんなことにお金を使う?」と疑問視されてしまうような支出ばかり。
現役時代から支出を見直し、必要最小限度に食い止めることで老後資金を貯めることができます。
また、支出が少なければ老後の少ない収入でも難なく乗り切れます。
理由2 想定したよりも支出が増える、収入が減ることもある
人生は想定外なことばかり。
予想外の支出が発生したり、収入が減ることもあります。
家電の故障や住宅の劣化・老朽化などは突然襲って来ます。
子どもがいる人なら、一通りの子育てが終わっても、孫が誕生したりすれば、子どもの支援をしたくなるでしょう。
それが積み重なれば、思いもよらず大きな支出になりかねません。
また、老後も働き続けようと考えている場合、現役時代のように年々給料が増えることもありません。
むしろいきなり収入減になる可能性の方が高いです。
いつかは働けなくなるわけです。
労働収入が途絶え、年金収入だけで暮らしていく想定はしておかなければいけません。
理由3 現役時代に比べて、気力も、体力も、集中力も、判断力も落ちる
一瞬何を言っているのか分かりませんでしたが、要するに「健康リスク」のことです。
「老後も働いて収入を確保したい」と今は思っていても、いざ老後を迎えて働き続けてみたら、体力は現在より落ちていて「やっぱり働きたくない」と思うかもしれません。
そんなとき「働かない」という選択肢を選べないことは悲劇でしかありません。
また「働きたい」と思っていても、健康を害して働けないこともあり得ます。
働けなくなったときを想定すれば、老後資金を十分貯めていない人は、老後も貯金していかないと安心して暮らしていけない可能性があります。
だからこそ、現役時代から体を動かし、長く働き続けられる健康状態を保つ意識は持っておいたほうがよいでしょう。
理由4 老後資金を貯めておいても、資金が消えるリスクがある
詐欺に遭う人はごく稀なのですが、実際にいるのは事実です。
また、最近は手口が巧妙になってきており、騙されて失う金額も大きくなっているように感じます。
今後は「貯蓄から投資へ」の流れに沿って、投資詐欺がさらに拡大、巧妙化していくことになるでしょう。
老後資金に不安を抱える人もますます増え、その心理に付け込むような詐欺は増える可能性が高いと思います。
金融リテラシーを持っておくことで、詐欺からは回避できます。
あまり儲けようと思い過ぎないことも大事です。
「お金を増やしたい」という想いがあるからこそ投資詐欺に引っかかるのです。
仮に十分な老後資金を保有していたとしても、詐欺に引っかかれば一気に暗転します。
騙されないよう気を付けたいものです。
老後まで貯金し続けたくない
ここまで見てきましたが、悲しい気持ちになりました。
個人的には老後まで貯金し続けたくありません。
だからこそ今、老後を意識して貯金しているわけです。
高齢者のアンケートで「もっと貯金しておけば良かった」という声が多いのも知っています。
私自身としては、現在の年金受給開始年齢である65歳以降は働きたくありません。
仮に週1~2回程度、お金目的ではなく、やりがい目的で働くのであれば、それはアリかもしれません。
ただし、そのときにやってみたいことがあればの話です。
一人暮らしに欠けがちな他人とのコミュニケーションも図れますし、老後に大事な「きょういく・きょうよう」を満たすことも可能です。
健康面を考慮すれば、老後の労働はプラスに影響するでしょう。
お金目的で働かざるを得ない状況に陥らないようにするためには、現役時代からの貯金が非常に重要となります。
まとめ
以上『老後の蓄えがあっても一寸先は闇…定年後も貯蓄が必要な4つの理由』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
理由1 定年までに、老後に必要なお金を貯蓄できていない
理由2 想定したよりも支出が増える、収入が減ることもある
理由3 現役時代に比べて、気力も、体力も、集中力も、判断力も落ちる
理由4 老後資金を貯めておいても、資金が消えるリスクがある
老後は貯金せず、むしろ貯めた老後資金を取り崩して、資産を減らしていく生き方をしたほうがよいと考えていましたが、どうやら少し勘違いをしていました。
『DIE WITH ZERO』を考えられるなんて、随分と贅沢なのだと気づかされました。
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