33年かけてFIREを達成した男性が振り返る、成功を導いた4つの賢い選択

33年かけてFIREを達成した男性が振り返る、成功を導いた4つの賢い選択

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

アメリカでFIREした男性についてのご紹介です。

昨年末に「FIRE卒業」がトレンド入りしました。

はっきり言って「FIRE失敗」なのですが、激甘な考えで大した資金も保有していない人たちが「FIRE達成」と言っていただけです。

それに引き換えこちらの男性は33年がかりのFIRE達成。

おそらく本物です。

何をしたらFIREできたのか、早速見ていくことにしましょう。

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今回の動画は『47歳で金融資産5000万円を築く過程で捨てて良かったもの7選』です。おかげさまで47歳のときに金融資産5000万円を達成しました。その過程でいろいろなものを捨ててきました。捨てた結果、支出が削減でき、貯金のペースが上がっていきました。そこで今回は「これを捨てれば貯金できる!」というものをご紹介していきます。
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選択1 昇給したら昇給分を貯蓄に回した

まずは昇給したら昇給分を貯蓄に回したこと。

これが普通の人にはなかなかできません。

収入が増えると、その分支出も増える。

お金が増えたのですから、何かに使いたくなるのは当然のことです。

人生を楽しむにはある程度お金を使うことも必要です。

しかし支出増を抑えなければ、せっかく収入が増えても資産を増やせません。

そのあたりのバランスは難しいところです。

私も支出をもっと削減していれば、今頃すでに7000万円に到達していたでしょう。

選択2 大学を卒業してすぐに退職後の資金を貯め始めた

次に、大学を卒業してすぐに退職金の資金を貯め始めたことです。

これは、なかなかできないことです。

大学を卒業したばかりで、老後のことを考えることなど普通の人にはできません。

むしろ「稼いだお金を何に使おうか?」という思考になっている人が圧倒的多数のはず。

しかし、蓄財は早く始めた方が圧倒的に有利です。

貯金して、さらに投資も始めれば、時間が経つにつれ効果が出てきます。

私も大卒後すぐに貯金は始めたのですが、いかんせん車を買ったりギャンブルしたり、散財しまして。。

今さら何を言っても始まりません。

若い人は早くから貯金し始めたほうがいいですよ。

選択3 お金のこととパーソナルファイナンスのことを学べるだけ学んだ

続いて「お金の勉強」です。

記事では次のように書かれています。

さらに彼は、あらゆる人に対して、独学で勉強しておくべきだと勧めてもいる。「パーソナルファイナンスの実務的な基礎知識は、生きていくうえでとても大切なものだ。雑誌や機関誌に目を通し、ニューズレターもいくつか購読したほうがいい。主体的に学ぶ必要があるのだ。自分のお金のことを誰よりも気にかけているのは、自分自身なのだから」

日本でも金融教育がスタートします。

お金のことを学ぶ機会の無かった日本において、すでに社会人となった人であれば自ら学ぶしかありません。

独学なのか外部の力に頼るかは人それぞれですが、自分から動く必要があります。

逆に自ら学ばなければ誰も教えてくれません。

あらゆる生活の場面で必要となるお金。

しかし、いろいろなお金にまつわる制度を私たちは意外なまでに知りません。

お金についての知識も蓄えることで、お金を貯める上で、そしてお金を守る上で役立ちます。

選択4 同じ目標をもつ相手と結婚した

最後は結婚です。

記事では次のように書かれています。

「私が手にした幸運の一つは、良い結婚をしたことだ。これは金銭的な意味で言っているわけではない。物質主義的かそうでないかという点で、価値観が似通っている相手と結婚できたのだ。価値観が同じ配偶者をもつことは、輝かしい人生、輝かしいリタイアのために不可欠だと私は思っている」

結婚は相手次第でどちらにも転びます。

「価値観」が同じ相手を見つけるのは、相当難しいのではないでしょうか。

だからこそ「結婚しない」という選択肢もあるわけです。

結婚すればダブルインカムになり、FIRE達成には有利に働きそうです。

55歳での達成はもはやFIREではない?

33年がかりでのFIRE達成。

素晴らしいじゃありませんか。

ただ、ネットを見ると、好意的とは捉えられないコメントも。

「55歳ではFIREではなく、ただの早期リタイアではないか」

いやいや、早期リタイアできれば十分でしょう。

昨今、老後も働き続けなければならないといった風潮になりつつある中、会社を辞めてのんびり生きる選択ができるだけマシです。

そこに気づかないといけません。

早々に会社を辞めて、結局「無理でした」と言って「FIRE卒業」と表向き格好の良い言葉を使って会社に戻らざるを得ない生き方に比べればマシです。

資産形成は地道であり、マラソンに例えられるような長丁場の戦いです。

いや、マラソンどころではありません。

20年、30年がかりになるほうがむしろ当たり前。

20代や30代前半のうちにFIREできるような金額の資産を形成できるほうが稀です。

老後に働かないという選択肢を持てる人は「勝ち組」です。

60代を過ぎてからも働き続けないといけない人が多い中、50代のうちに会社を辞められるなら、それは「勝ち組」以外の何物でもありません。

まとめ

以上『33年かけてFIREを達成した男性が振り返る、成功を導いた4つの賢い選択』でした。

いかがでしたか?

人生は選択の連続で、常に判断を求められます。

正しい判断ができれば、良い方向に進んでいきます。

資産形成も同じです。

お金を増やす上で良い判断ができるかどうかが、20年後・30年後の資産を決めることになります。

まずは「早くに資産形成に目覚めること」。

目覚めなければ、資産形成の土俵に立つことすらできないのです。

以下関連記事です。

FIRE達成時には意外なまでに金額の少ない人が多いようです。そりゃ失敗するはずです。

このインフレ下ではFIREの前提であった4%ルールは通用しませんでした。

投資歴25年以上のパックンが最初から FIREを目指さしていません。

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