日本の富裕層は149万世帯、2021年の富裕層・超富裕層はさらに増加
どうも。『毎日が祝日』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
野村総合研究所(NRI)が2年ぶりに「NRI富裕層アンケート調査」の結果を発表しました。
今回は2021年の調査結果になります。
この調査結果は2年ごとに作成されているのですが、今年は発表される年だと分かっていたのに、発表されたのに気づいたのが1週間以上経過してからという、なんともお粗末な限りです。
それでは富裕層・超富裕層の世帯数がどのように変化したのか見ていきましょう。
2021年時点の準富裕層は325万世帯
まずはおなじみのピラミッドから見ていただきましょう。
2021年時点の準富裕層は325万世帯でした。
といっても当時の私はまだアッパーマス層。
前回2019年時との比較と各階層の世帯割合を表にしてみました。
2019年 世帯数 (万世帯) | 2021年 世帯数 (万世帯) | 増減 (万世帯) | 世帯割合 | |
超富裕層 | 8.7 | 9.0 | +0.3 | 0.17% |
富裕層 | 124.0 | 139.5 | +15.5 | 2.58% |
準富裕層 | 341.8 | 325.4 | -16.4 | 6.01% |
アッパーマス層 | 712.1 | 726.3 | +14.2 | 13.41% |
マス層 | 4,215.7 | 4,213.2 | -2.5 | 77.83% |
準富裕層が大きく減少した一方、富裕層とアッパーマス層が大きく増加しています。
コロナショック明けの大反動で株価が上昇した影響もあったように思います。
改めて見ると、超富裕層・富裕層・準富裕層の合計が8.76%。
金融資産5,000万円以上保有世帯が1割にも満たないです。
やはり金融資産5,000万円は高いハードルであることが伺えます。
富裕層・超富裕層の世帯数は、2005年以降の最多に
続いて、階層別の世帯数の推移です。
超富裕層と富裕層が2005年以降最多の世帯数となりました。
全体的に世帯数が増えているような気がしますが、そこは大目に見ましょう。
2013年以降ずっと超富裕層と富裕層は増加し続けています。
一方で準富裕層は減少しました。
準富裕層から富裕層へ移行した人は多かったのでしょうが、アッパーマス層から準富裕層へ移行した人は少なかったようです。
準富裕層なら意外と簡単に到達可能
現在準富裕層に該当する私としては、5000万円なら案外簡単に到達するものだと感じています。
私の場合、投資には頼らず、地道に貯金し続けて到達したからです。
その方法は一定以上の収入を得て、支出を削るだけ。
時間はかかりましたが、どうにか5000万円に到達しました。
私のような中小企業勤務でも47歳で5000万円に到達できました。
20代からゴリゴリに貯金に励んできたわけでもありません。
また、投資もやってませんでした。
より早く5000万円に到達したいというのであれば、積立投資を行うのが良いのではないかと思います。
つみたてNISAもありますし、2024年からは新NISA制度も始まります。
類似の非課税制度ならiDeCoもあります。
もっと早く5000万円に到達したければ、個別株投資を行っていくとよいでしょう。
この辺りはリスクが大きくなってきますので、自己責任でお願いします。
まとめ
以上『日本の富裕層は149万世帯、2021年の富裕層・超富裕層はさらに増加』でした。
いかがでしたか?
富裕層・超富裕層が増加している実態を知ることができました。
何もせずに富裕層・超富裕層になれるはずもありません。
収入を増やす・支出を減らす・投資するといった何らかの行動が必要です。
日々の行動を見直し、変えていかなければ未来も変わらないことを理解すべきです。
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