老後資金2000万円をどうやって準備する?4つの貯め方をご紹介

老後資金2000万円をどうやって準備する?4つの貯め方をご紹介

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「Monja」というお金のメディアの記事です。

このメディアは初めて見ました。

今回は老後資金を貯める方法です。

目安となる金額は2000万円。

明らかに「老後資金2000万円問題」を意識しています。

いまだその思考から脱却できていない点は悲しいですが、一般市民には2000万円と言っておいたほうが伝わりやすいかもしれません。

今回の記事では2000万円貯める方法を4つ紹介されています。

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今回の動画は『【達成者が語る】貯金5000万円達成が47歳まで遅れた5つの理由』です。私はこれまでの過程でいくつかの失敗をしてきました。今回は私の失敗をご紹介することで、これから資産形成をしていく人たちの参考になればと考えております。
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1.貯蓄で2000万円を貯める場合

「お金を貯める」といえば、まずは「貯金」です。

はっきり言って2000万円程度であれば、投資など不要で、貯金だけで十分貯まります。

1年で100万円貯めれば20年で2000万円貯まります。

1年で100万円貯めるには1か月に8.3万円貯金すればよいだけです。

ちなみに記事では30年であれば2000万円÷360(12ヵ月×30年)ということで、毎月5万5555円の貯蓄が必要と紹介されています。

30年で2000万円しか貯められないのは、ちょっと悲しいですね。

私自身の経験則で言えば、40歳を過ぎて、ある程度の年収になれば、3年で1000万円貯められました。

よって6年あれば2000万円は貯められます。

例えば50歳を過ぎ、子育てや住宅ローンの負担が無くなってくれば、一気に2000万円程度なら貯められるとも言えそうです。

大企業勤務や公務員で退職金のある人なら、2000万円は退職金で賄える可能性もあるでしょう。

2.投信積立で2000万円を貯める場合

続いて投資信託の積み立てで2000万円を貯める方法です。

投資による資産形成であり、貯金より早く2000万円を貯められる可能性はあります。

記事ではメリットとして以下の3つが紹介されています。

・購入タイミングを分散できる
・少額ずつ積み立てられる
・投資信託自体が複数の金融商品を組み合わせてできている

いわゆる「分散投資」の考え方ですね。

また貯金のときと同様に30年で2000万円を作るなら、利回り何%で毎月いくら積み立てる必要があるかの試算も紹介されています。

想定利回り(年率)1%3%5%7%10%
毎月の積立額4万7661円3万4321円2万4031円2万4031円8,848円

さすがに5%以上となると相応のリスクを負うことになるので、ざっくり3%程度を想定しておくとよいのではないでしょうか。

あとは30年で2000万円が妥当と思うかどうかです。

もっと大きな資産を築きたければ、投資する金額を多くすればよいわけです。

現在はつみたてNISAやiDeCoといった非課税制度が整備されており、積立投資をするなら適しています。

さらに2024年からは新NISAが始まりますから、なおさら投資しやすくなります。

3.保険で2000万円を貯める場合

三つ目は「保険」が紹介されていますが、ちと疑問です。

いかんせん私が保険反対派。

現在は何の保険にも入っておらず、選択肢に「保険」は思い浮かぶこともありませんでした。

今回2000万円貯める方法として紹介されているのは4種類の保険です。

1.低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険の特徴・メリット・デメリットは以下のとおりです。

・保険料払込期間中の解約返戻金が低く設定されている
・保険料払込期間が終わると、通常の終身保険と同程度の解約返戻金になる
・保険料が低めに設定されている

メリットデメリット
・保険料が低め
・満期金や保険料払込期間後の解約返戻金は、通常の終身保険と同程度受け取れる
・保険料払込期間中に解約すると、解約返戻金が少ない
・保険料払込期間中は保険の見直しがしにくい

終身保険は独身の私としては検討したこともない保険です。

これなら積立投資にお金を回したほうがよいのではないかと思ってしまいます。

2.個人年金保険

続いて個人年金保険です。

・一定期間のみ保険料を支払い、年金や一時金の形で保険金を受け取る
・公的年金や企業年金で老後資金が不足するときに検討できる
・受け取り方を選択できる

メリットデメリット
・保険金の受取時期や受取期間を選択できる
・個人年金保険料控除の対象となる
・解約返戻金が払込保険料より少なくなることがある
・有期年金を選ぶと、受給できる保険金が払込保険料より少なくなることがある

個人的には年金保険も否定派なんですよね。。

年金という意味であればiDeCoで良いのではないかと思ってしまいます。

3.外貨建て保険

続いて「外貨建て保険」です。

・外貨で支払い、外貨で運用する
・保険料や保険金は為替変動の影響を受ける
・高金利の通貨建ての保険を利用すると保険料が安くなる

メリットデメリット
・高金利の通貨建て保険は保険料が低め
・円安のタイミングで外貨から円に交換すると予定よりも保険金が増える
・円高のタイミングで外貨から円に交換すると、予定よりも保険金が減る
・仕組みが複雑

外貨なので為替の影響を受けるのがポイント。

あと繰り返しですが、自分で外貨で積立投資すればよいのではないかと。

4.変額保険

最後に「変額保険」です。

・価格変動を伴う投資方法で保険料を運用する
・運用成果によって受け取れる保険金が変わる

メリットデメリット
・運用成果によっては保険金が増えることもある
・景気が良いと運用成果も良くなることがあるので、インフレに対応できる
・運用成果によっては保険金が減ることがある
・保険金や解約返戻金が払込保険料より少なくなることがある

こういう保険もあるのですね。

もはや保険ではなく、お金を預けて投資してもらうだけのような気がします。

だったら自分で投資したほうがマシではないかと思います。

私はどれだけ保険会社が嫌いなのでしょうか(苦笑)

不動産投資で2000万円を貯める場合

最後の四番目は「不動産投資」が紹介されています。

一気にハードルが高くなりました。

2000万円を貯める方法というより、2000万円以上をすでに貯めた人がさらに資産を安定・拡大する際に利用する方法ではないかと思います。

一応不動産投資のメリット・デメリットを紹介しておきます。

メリットデメリット
・毎月の賃料収入を年金にプラスできる
・いざというときは売却して現金化できる
・保険として活用できる
・相続税対策にもなる
・空室リスクがある
・家賃下落リスクがある
・金利上昇のリスク

不動産投資は私自身も検討したことがありますが、結局実行には至っていません。

株式投資すらままならないメンタルの弱さですから、不動産投資に踏み切れるはずもありませんでした。

これから2000万円を貯めたい人ならば、貯金と積立投資の2つが現実的な選択肢だと思います。

まとめ

以上『老後資金2000万円をどうやって準備する?4つの貯め方をご紹介』でした。

いかがでしたか?

今回は4つでしたが、他にも株式投資があるでしょう。

投資信託よりもスピードは優れていると思います。

ただし銘柄選びの難易度が上がり、リスクは大きくなりますので、注意が必要です。

投資ならFXや仮想通貨など、さまざまな選択肢がありますが、リスクを極力小さくしたいのであれば、投信の積立がベターな選択肢でしょう。

繰り返しますが2000万円くらいなら貯金で十分到達します。

そして2000万円程度の老後資金では安心せず、もっと貯めておくのが老後不安を少しでも緩和する道となるでしょう。

以下関連記事です。

年金博士は老後を公的年金のみで暮らしていくのは不可能と断言しています。

資産5000万円以上で備えが万全でも老後不安は尽きません。

せっかく老後資金を貯めても、実は全然使わずに亡くなっている事実があります。

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