68歳生涯独身男性が移住先の地方で直面した「ヤバすぎるご近所付き合い」の壁

68歳生涯独身男性が移住先の地方で直面した「ヤバすぎるご近所付き合い」の壁

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

当ブログで相変わらず一定の人気のある地方移住ネタです。

今回は地方の「近所付き合い」についてです。

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「ご近所付き合い」が煩わしい

移住先で近所の人に声を掛けられたようで、最初のうちはよかったのですが、それが徐々にウザくなってきたというパターンです。

「最初はなんやかんや面倒を見てもらえるのが嬉しかったんですけど、一通りのことがこなせるようになり、自分の生活パターンが出来てくると、今まで有難いと思っていたことがどんどん煩わしくなったんです。

例えば、家庭菜園についても、タネの蒔き方から、水のやり方、肥料の与え方などに口を出したくなるのはわかるんですけど、趣味の範囲でやってて、作物の色や形、収穫量などにこだわらない私にとってはお節介でしかないんですよ。

この手の「おせっかい」系の人はよくいます。

話半分に聞いておかないとちょっと面倒です。

食材や手料理などもよくおすそわけしてくれたんですけど、食が細く、偏食気味の私は困惑するばかり。どんなに固辞しても『遠慮しないでいいから!』と受け取らせるのは、押しつけがましさしか感じません。かと言って無駄にするのも忍びないので、アク抜きとか下ごしらえなんかもわからないまま、適当に調理したり、無理やりノドに流し込むように食べるしかなく、ホントに参りました」

この辺りもよくあります。

特に田舎だと近所に農家が多いこともあり、食材はよくいただいてました。

ただし、うまく打ち返さないと面倒なことになります。

田舎は「お返し」するのが当たり前

「面倒なこと」とは「お返し」です。

「『お礼』と『お返し』です。『先日はご馳走さまでした』とか『この前は有難うございました』とか、何かしてもらったら、お礼と一緒に何かお返しをするのが当たり前になってるんですよ。最初はそれに気付かなかったんで放置してたんですけど、『この前あげたみかん甘かったでしょ?』とか『昨日持って行った煮物は食べたかい?』とか、なんか思い出させるような確認の仕方をするんで、なんか意味深だなと思ってたら、そういうことでした。

「お礼」と「お返し」は私の田舎でも普通にありました。

この習慣に対する理解がないと、地方には住めないと思います。

ちょっと言い過ぎですが。

そのくらい地方、特に田舎の人付き合いは密なのです。

それにしても、今回の記事の主役となったこの男性、ちょっとわがまますぎると思いました。

なぜなら、この男性、そもそも地方に移住した理由は「新しい人間関係を作りたかったから」。

仕事中心の人間関係だったため、仕事を退職してからは人間関係が希薄になり、寂しさを感じて新たなコミュニティに飛び込もうと地方へ移住したのでした。

だったらその地方の考え方を理解し、受け入れなさいというのが私の考えです。

結局、生涯独身だったのも「コミュニケーションが苦手」というのがすべてだったのではないかと思います。

舐めてますよね。

こういう自分を変えられない人は移住しても失敗します。

地方移住の成否は「人間関係を受け入れられるかどうか」

人間関係で言うならば、地方の方が密でしょう。

都会の希薄さに物足りなさを感じるか、居心地の良さを感じるかは人それぞれです。

私は都会の希薄さがものすごくありがたいですけどね。

干渉してこないですから。

だから人付き合いが苦手な人は、地方に行くと苦労する可能性があります。

よって今回の記事の男性は、最初から地方移住は失敗する運命にあったのだと思います。

さらに地方にはときどき思いのほか首を突っ込んでくる「モンスター」が潜んでいるので注意する必要があります。

これは移住前には分からないでしょう。

地方移住を成功させるには運とコミュニケーション力が必要かもしれません。

まとめ

以上『68歳生涯独身男性が移住先の地方で直面した「ヤバすぎるご近所付き合い」の壁』でした。

いかがでしたか?

自分の適性をしっかり理解した上で移住を決めないと、今回の男性のようなことになってしまいます。

地方の習慣をよく理解し、自分が適応できるかどうかを移住の判断材料にすべきです。

安易な憧れだけでの移住決定はしないほうが身のためです。

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