ひとり老後を快適にする3条件と人生100年時代必要な心構えとは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

おひとりさまの老後に関する記事です。

「週刊女性プライム」の記事ですが、男性でも参考になる点はあります。

それでは早速

年金の少ないおひとりさま女性の老後は要注意

冒頭からおひとりさま女性に警鐘を鳴らすデータが紹介されておりました。

厚生労働省の令和3年度のデータでは、女性のひとり世帯の平均年金額は老齢厚生年金で月10万4686円、基礎年金だけだと月5万1852円しかない。一方で平均支出額は月13万2476円なので、厚生年金でも1か月あたり3万円弱足りない計算に。

まず年金収入が約10万円というのが少ないですね。

老後の平均支出額が約13万円。

平均で考えれば毎月3万円の赤字になる計算です。

毎月3万円の赤字が95歳まで30年間続いたとしたら1080万円の赤字です。

つまり少なくとも1000万円超の老後資金を確保しておく必要があることになります。

その程度の年金額になる人が1000万円超の老後資金を確保できるかは疑問です。

ちなみに私の現状の推定年金額が13万円程度です。

平均と比較すれば、1か月の収支はトントン。

定年まで、あるいは60歳を過ぎてからも働き続ける一般的な男性であれば、そこまで老後を恐れる必要はないのかもしれません。

「ひとり老後」を快適に過ごす3条件とは?

では、これからの時代の「ひとり老後」を快適に過ごすにはどうすればよいのでしょうか?

FPさんは記事内で以下の3つを挙げています。

「ひとり老後」を快適に過ごす3条件

【条件1】家計を洗い出し現状を把握

【条件2】受け取れる年金を増やす

【条件3】資産運用のスキルを磨く

条件1は「家計の把握」です。

「快適」というより「安心」のほうが正しい表現のような気がします。

まずは現状把握するのが当たり前ですから。

問題がどこにあるかを把握しなければ対策を立てようもありません。

条件2は「年金を増やす」ことです。

老後の暮らしを支えるメインの収入は年金になる人が大多数でしょうから、年金が多いほどよいということでしょう。

ちなみに年金を増やす方法として以下の5つが紹介されています。

年金を増やす5つの方法

〈1〉会社員なら70歳まで働き、厚生年金を増やす
〈2〉60歳以降、国民年金に任意加入し、加入期間を増やす
〈3〉国民年金なら付加保険料(月額400円)をプラスし、付加年金を上乗せ
〈4〉個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用する
〈5〉受給年齢を繰り下げ、割り増し分を加えて多めに受け取る

そもそも長く働くのが一番良いはずですから、年金に不安があるなら1番は妥当だと思います。

2番は現在年金制度が変わる可能性があり、65歳まで強制加入になろうとしています。

この場合、受け取る年金は増えますが、収めなければならない年金保険料が5年で約100万円発生しますから要注意です。

4番のiDeCoは投資ですから、人によってできる・できないがあるでしょう。

5番の繰り下げ受給は老後資金に余裕がなければ難しいはずです。

よって1番と3番のセットが良さそうな気がします。

そして3つめの「資産運用のスキルを磨く」ですが、はたしてどうでしょうか。

そもそも資産運用する余裕があるかどうかが疑問です。

余裕があるなら先に出てきたiDeCoもよいですが、個人的には2024年から始まる新NISAのほうが使える制度のような気がします。

長期の積立投資であれば、さほどスキルを磨かずとも資産形成が可能。

iDeCoも併用する資金的余裕があれば、老後資金はそれなりに大きく育つのではないかと思われます。

人生100年時代必要な心構えとは?

記事の最期には、ひとり老後を迎えて必要な心構えも紹介されています。

まずは『情報を知る力』と『行動力』の2つ。

ちょっと納得しました。

今はまだ若いので、ネットを駆使していろいろ調べて新しい情報を得ようとしていますが、老後も制度が変わったり新情報が登場したりするでしょう。

よって知識のアップデートは継続しなければなりません。

そして行動力は年々衰えるはずです。

年齢が上がると保守的になりがちだと思いますが、時には変化を恐れず変えていく行動力は求められるでしょう。

また『サービスを利用する力』も挙げられていました。

スマホアプリとか行政サービスとか、あるものをしっかり利用することを意味しています。

なんでも自分でやることは大事ですが、時には人に頼ることも必要です。

しかし、まずはアプリやサービスの存在を知っていることが前提となりますから、情報収集は非常に重要になります。

老後に情報弱者にならないようするのが一番大事なのかもしれないと記事を書いていて思いました。

まとめ

以上『ひとり老後を快適にする3条件と人生100年時代必要な心構えとは?』でした。

いかがでしたか?

老後はどんな形であれ、最後は一人。

老後のことを考えると暗くなりそうですが、明るく楽しい老後を迎えられるかどうかは自分次第。

そのためには特にお金の準備と心の準備がものすごく重要です。

以下関連記事です。

年金博士は老後を公的年金のみで暮らしていくのは不可能と断言しています。

資産5000万円以上で備えが万全でも老後不安は尽きない人はいくらでもいます。

せっかく老後資金を貯めても、実は全然使わずに亡くなっている事実があります。