終の棲家となる「老人ホーム格差」安いホームは「大部屋をベニヤ板で仕切り」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
老後資金についていろいろ気にしていますが、介護に関しては知識不足な私。
今回は「終の棲家」候補である老人ホームについてです。
老人ホームの種類
まずは老人ホームの種類について。
一言で「老人ホーム」と言っても、実は大きく分けて8種類もあるそうです。
下の表は「みんなの介護」様の画像を引用させていただきました。
分かりやすいと思います。
まず「老人ホーム」は民間施設と公的施設の大きく二つに分かれます。
公的な老人ホームとなると「特別養護老人ホーム」が該当しそうです。
特養については「大差ない」とのことです。
主に自治体や社会福祉法人が運営している特別養護老人ホーム(特養)は国からの補助金もあり、税金面での優遇措置を受けている。月々の支払いも実際に入居する人の収入によって違いはあるものの、大差はない。
老人ホームの格差の実態
老人ホームの格差が表れやすいのは民間の老人ホームのようです。
「入居金数千万円、月々の支払いが50万円を超える超高級ホームもある一方で、月々10万円ほどで入居できる住宅型有料老人ホームの中にはいつ倒産しても不思議じゃない施設もある」(介護ジャーナリスト)
「いつ倒産しても不思議じゃない」とは聞き捨てなりません。
せっかく終の棲家と思い入居したのに、倒産されたらたまったものではありません。
ミスを犯さないようにするためには、老人ホームを理解しておく必要がありそうです。
ポイントの一つは「特定施設」の指定を受けているかどうかのようです。
特養や介護付き有料老人ホームは、自治体から特定施設と呼ばれる指定を受けており、その仕組みのもと、厳しい基準で運営されている。例えば職員配置は、入居者3人に対し職員を最低1人置かなければならない。いわゆる3:1の人員配置だ。
一方で民間施設の「住宅型老人ホーム」には心配な点がありそうです。
しかし、特定施設の指定を受けていない老人ホームもある。一般的に住宅型老人ホームと呼ばれるカテゴリーなどがそれだ。
「住宅型老人ホームは高級な施設から、お安い施設まで、最も格差が現れやすい」(同前)
住宅型老人ホームはコストを抑えられる施設もある一方で、コストカットの影響が入居者に跳ね返ってきている可能性がありそうです。
「実際、入居金や月々の支払いは安いけれど、特定施設並のサービスを行っている良心的な住宅型老人ホームもたくさんあります。むしろそうしたホームがほとんどと言える。ただ、中には倒産した施設を買い取って、大部屋をベニヤ板で仕切った部屋に利用者を押し込んでいるような施設があるのも事実。
入居前に安心できる施設なのかを判別できればよいのですが、はたしてどうでしょうか。
老人ホームも倒産する
また、気になるのは次の一節。
また、食費を削るために食材の質を毎年落としていると語る経営者もいると聞きます。介護事業は介護保険の仕組みの中で行われているのですが、国の負担抑制のため毎年締め付けが厳しくなっています。今後はさらに経営が厳しくなるホームが増えるはずです」(同前)
老人ホームも経営のためには経費節減。
物価高は老人ホームにも影響を与えていることでしょう。
実際、介護事業者の倒産数も増加傾向にあるようです。
老人ホームで言うと、10年間で80近くの施設が倒産したそうです。
地域によっては選択肢も多くないと思いますが、老人ホーム選びも気を付けないと、老後のプランが一気に破綻しかねないリスクがあることは理解しておいたほうがよいでしょう。
まとめ
以上『終の棲家となる「老人ホーム格差」安いホームは「大部屋をベニヤ板で仕切り」』でした。
いかがでしたか?
一言で老人ホームと言っても、いろいろあることが分かったと思います。
終の棲家の老人ホームも安泰とは言えないと理解しておくべきです。
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