140人のミリオネアに聞いて分かった、お金持ち最大の後悔とは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「ビジネス・インサイダー」に掲載されたアメリカの翻訳記事です。

ミリオネアたちにインタビューしたところ、ミリオネアもお金に関する後悔を抱えていて、しかも多くは同じ後悔を抱えていたそうです。

その「後悔」とは一体何でしょうか?

「もっと早くからお金を貯めておけばよかった」

アメリカのブロガーさんが140人のミリオネア、資産100万ドル以上の人たちにインタビューしてみたそうです。

その結果、経済的成功を収めた彼らの多くは何らかの後悔を抱いていました。

そして最も多かった後悔は「もっと早くからお金を貯めておけばよかった」でした。

ミリオネアなのに、です。

しかし、この後悔はミリオネアだからこそかもしれません。

自分の人生を振り返ったとき、もっと早くからお金を貯め始めていれば今頃はもっと早くミリオネアに、もっと多くの資産を築いていたはず、と思っているのでしょう。

実際、私の推測は当たっており、その一例も紹介されておりました。

例の一人は、この記事の元になったインタビュアーであるジョン氏

実はミリオネアにインタビューしたジョン氏も52歳でミリオネアになり、早期リタイアを達成していたのでした。

「資産の額ははるかに大きくなっていた」

ジョン氏は自身のブログの中で早期退職への道における自らの失敗を振り返っており、「20代半ばの間に5年分の貯蓄と投資の機会を逃した」と述べています。

「当時の私の純資産に5年間の成長率を加味すれば、控えめに見積もってもおそらく100万ドルくらいになっていた。追加の貯金や投資なしの、複利効果だけによるものだ。昔にもっと貯蓄や投資をしていたら、資産の額ははるかに大きくなっていたのにな」

また、別のミリオネアで35歳にして100万ドルの資産を有している方は、早くからちゃんと戦略を立てて運用しなかったことを後悔していました。

「大学卒業後すぐからもっと貯蓄しておけばよかったし、全部インデックスファンドに投資しておけばよかった」

51歳で200万ドルを保有するミリオネアは、「できるだけ早く個人型確定拠出年金に拠出しておくべきだった」と後悔しています。

「2000ドル(約2万8000円)までしか拠出できない期間が長かったとはいえ、それでも複利で増えていっただろう。私は40代になってようやく税制優遇のある口座に拠出しはじめた。なんとも愚かなことだ」

資産形成は「若いうちからできるだけ早く」が正解

これらミリオネアたちの回答を見ていると、資産形成についての正解は見えてきます。

それは「若いうちからできるだけ早くお金を貯め始める、投資を始める」です。

日本だと「若いうちは自己投資を」という論調のほうが強いような気がします。

これは年功序列型賃金で、年々給与が増えていくことが大前提にあるのではないでしょうか。

将来給与が増えるから若いうちは別のことに使え、という意味のように思います。

しかし、これからの時代において給与が順調に増え続ける保証はどこにもありません。

ですから、少額でも良いので早く資産形成に着手するのが正解だと思われます。

貯金だけでなく投資も行うべきでしょう。

インデックスファンドの積立投資なら複利の効果も得られます。

若いうちは資産形成に回すお金を捻出するのも大変かもしれません。

それでも将来のリターンの大きさを考えれば、給与から一定金額をあらかじめ資産形成に回し、残りの金額で生活する習慣を身に付けるべきだと思われます。

まとめ

以上『140人のミリオネアに聞いて分かった、お金持ち最大の後悔とは?』でした。

いかがでしたか?

私たちより多くの資産を保有するミリオネアの後悔は、資産の少ない人たち、若い人たちに対て示唆を与えてくれます。

若い人もそうでない人も、お金を貯めたい・増やしたいと思っているのであれば、すぐにでも取り組み始めるのが正解なのです。

以下関連記事です。

元国税OBが億万長者に近づくための3つのキーワードを教えてくれました。

最も効果的に幸福になる方法は、お金持ちになることという残酷な事実があります。

いつまでも貯金が増えない人が根本的に誤解していることをご紹介しています。