20代・30代に問う。お金がないことの「最大の欠点」は何か?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

「mymo」という見慣れないメディアに掲載されていた記事です。

「Wallet+」というお金管理アプリを開発している会社のお金メディアのようです。

テーマは「お金のないことの欠点」。

個人的にちょっと面白い記事だったので、ご紹介します。

お金がないことの最大の欠点は何か?

皆さんはお金がない事の欠点と聞かれて思い浮かぶことは何でしょうか?

何が私の心に留まったかというと、冒頭の次の一節です。

いまどきの若い人たちはトンカツを喰うのにもインターネットの口コミをチェック。近場にトンカツ屋ができたなら、早速、飛び込めばいいじゃん。失敗したってタカがしれているじゃん!?

しかし、そうではないらしい…。お金がないからこそ、お金を大事にしたいからこそ、インターネットの口コミを隅から隅まで読み込む。お金がないから、失敗したくないというわけだ。

失敗したくないのは若者だけでなく、おじさんもそうなんです(苦笑)。

私も徹底した口コミ調査派。

事前にロクに調べもせず、店に飛び込むなどという暴挙に出ることはなくなりました。

失敗したってたかが知れているとは言うけれど、一日に三回しかない貴重な食事。

マズいものを食べてテンションを下げたくないわけです。

お金だけの問題ではないのです。

しかし筆者はお金のせいにつなげたいようです。

気持ちは分からなくもありません。

そして今回の記事のタイトルへ至ります。

お金がないことの最大の欠点は何か?

筆者は次のように述べています。

お金がないことの最大の欠点は「失敗できないこと」である。

お金がなさすぎると確実に当たる施策にしか手を出せない。

誰かの人生をトレースすることがいちばん安心。

「お金がない」は、「冒険ができない」になってしまっていることを、心底、憂う。

お金のない最大の欠点は「失敗できないこと」だと述べています。

言わんとすることは理解できますが、ちと強引かなと。

今の若い人の傾向はお金が原因ではないような気がします。

お金以上に心のゆとりのない人が増えたように思います。

失敗したくないのも「お金の問題」ではなく、「心の余裕のなさ」の表れではないでしょうか。

ちょうどいいくらいの失敗ができる余裕を手に入れろ

そして筆者は次のようにも述べています。

誰かの人生をトレースして手に入れた万能感などクソの役にも立たんよ。

たとえ失敗をしてもネタにできるぐらいのちょうどいいくらいのお金の余裕を生み出すってことが資本主義の社会を楽しむってことなんだよ。

これも言わんとすることはよく分かります。

若い人には受け入れられないかもしれませんが。

バブルの影響かもしれませんが、私より年上の世代は「がっぽり稼いで、ガンガン使う」というイメージなんですよね。

あと、何事においても失敗しても「やり直せばいいじゃん」で済んだ時代だったような気もします。

本当はそうありたいと思う人が多いのかもしれませんが、老後のことを考えれば昔と今では状況が全然違います。

筆者の気持ちは理解できます。

これは貯金でも同じこと。

貯金のためには「支出を減らす」がセオリーです。

しかし、それ以上に「収入を増やす」ことにスポットが当たってもよいのではないかとも思います。

何だかんだ言って、収入の多いほうが貯金には有利なわけですから。

支出の削減には限界がありますが、収入の増加には極論限界などありません。

いかに収入を増やすかにスポットが当たってもいいようには思います。

しかしFPさんにアドバイスは期待できません。 なぜなら大きく稼いでいるFPさんなど、ごくわずかでしょう。

他にビジネスで成功した人のアドバイスに耳を傾けたほうが賢明です。

20代・30代のうちは徹底して収入増加に努めたほうがよいと思います。

ただし、増加した収入のすべてが水泡に化すようなお金の使い方を良しとはしていませんので、あしからず。

お金がないと選択肢が限られる

私が個人的にお金がないと損だよな、と思うことは「選択肢が限られる」ことです。

とんかつにしても、出せるお金が限られれば、食べれるメニューが限られます。

行けるお店も限られます。

お金がないから、もっと高いお店には行けず、とんかつ屋さんで我慢なのかもしれません。

確かにレストランの味であれば、口コミに踊らされるのではなく、実際に自分の舌で確かめてみればよいだけの話です。

ミスに対して不寛容な人が増えたのでしょう。

かくいう私もその一人。

あまり人のことを言えません。

食べ物だけに限らず、「体験」という意味でも選択肢はが限られます。

分かりやすいところでは「旅行」でしょうか。

お金があれば旅行の回数も増えるでしょうし、国外・海外を問わないでしょうし、宿泊するホテルだって幅広い選択肢の中から選べます。

お金がなければ、そもそも旅行に行けないかもしれません。

お金の有無が人生経験の差にまで及ぶ可能性もあるでしょう。

自分だけならともかく、自分の子どもにも影響が及びかねません。

それこそ「親ガチャ」と呼ばれるやつで、自分が「ハズレ」だと子どもから文句を言われかねないのです。

自分のせいで子どもまで不幸になるのは本意ではないはずです。

自分のためにも未来に生まれてくるであろう自分の子どものためにも、お金を稼ぎ増やしていく人生を目指してはいかがでしょうか。

まとめ

以上『20代・30代に問う。お金がないことの「最大の欠点」は何か?』でした。

いかがでしたか?

昔の人間からすると、「もっと稼げる人になれ!」という主張なのでしょう。

気持ちはものすごく理解できますが、時代が異なりすぎるのもまた事実。

なかなか若い人には響かないかもしれません。

それでもたくさん稼ぐ方が良いに越したことはありません。

たくさん稼ぐためにはどうすればよいのかを考えて、行動に移してみるとよいのではないでしょうか。

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