「FIRE:投資でセミリタイアする九条日記」が語った大切なこと

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

珍しく「日本経済新聞」からです。

投資に関する記事も多く掲載され、当ブログにて紹介すべきか迷うことが多かったのですが、今回はFIREの記事を見つけました。

実際にFIREしている方へのインタビュー記事となっています。

この記事の中で資産形成において非常に大切なことを語っていたので、紹介します。

「九条」さんって、どんな人?

正直「九条」さんを存じ上げなかったので、記事の冒頭に掲載されていた紹介文を引用します。

ブログ「FIRE:投資でセミリタイアする九条日記」を運営するのは、40代後半の「九条」さん。都内の賃貸住宅で暮らし、家族は会社員の妻と子ども2人。今年7月末に東証上場のIT(情報技術)関連企業を退職し、完全なFIRE(経済的自立と早期リタイア)生活に入った。これからは「死ぬまでにやりたいことリスト」に挙げている目標にチャレンジしていくという。

ブログでも情報発信をしているとのこと、失礼ながら存じ上げませんでした。

結婚して子ども2人いるとのこと。

子どもがいて完全FIREですから、かなり大きな資産が必要なはずで、どのくらいの資産なのかが気になります。

「金銭的に自立して、会社に束縛されない人生の自由を手に入れること」を目指してきたとのことです。

早くから会社を辞めることを目指して資産形成してきたことが伺えます。

お金を貯められない人って、会社を辞めることを目指してないような気がします。

ちなみに私の場合は20代の時点で「隠居したい」と思って貯金し始めていました。

複数資産への分散投資が最重要

続いて九条さんの投資に対する考え方です。

結論から言うと「分散投資」を重要視しています。

「資産運用で最も重要なのは『資産分散』だという考えです。株式に目が行きがちですが、他にも有望な投資先があります。値動きの傾向が異なる資産に投資先を分散することで、全体のリスクも下げられます」

具体的にどのような資産に投資しているのか?

記事に紹介されていましたので引用します。

すごい分散ですね。

株式だけで、全世界、米国、先進国、新興国、国内。

さらに債権も米国債のファンドに投資しています。

毎月の投資額は35万円。

FIRE後にこれだけの金額を投資できる人は多くはないでしょう。

収入は不動産投資や太陽光発電の売電収入があるそうです。

さらに2024年から始まる新NISAは、全世界株式型のインデックスファンドに毎年360万円ずつ、最短の5年で生涯投資枠の1800万円を使い切る予定だそうです。

九条さんのアドバイス「まずは仕事に専念を」

そして最後に今回の記事で私も激しく同意した箇所を紹介します。

それは「これから投資へ踏み出す人へのアドバイス」です。

投資で資産を増やそうと鼻息を荒くしている人にとっては拍子抜けするものかもしれません。

「若いうちは、投資より仕事に注力して収入を少しでも上げることに専念するのが資産形成の近道です。最終的には入金力がものをいうので、少ない投資金額でお金を増やしていこうとするより、まずはキャリアアップに意識と時間を注ぐのが効果的です。生活防衛資金として現金300万円ほどを貯め、その後に投資に踏み出すくらいがよいでしょう」

若いうち投資より仕事だそうです。

投資は資産を増やす魔法ではありません。

投資で差が生じる理由は「入金力」です。

どれだけ投資に資金を回せるかの勝負です。

だからこそ「仕事をがんばって収入を上げることをのほうが大事だよ」とアドバイスしてくれています。

これが実は本当に大事なことなのです。

投資初心者には知っておいてもらいたい。

そして結局投資を始めたくてもよく分からない場合の商品選びについても言及しています。

「難しく考えずに投資を始めるなら、新NISAを利用し全世界株式型のインデックスファンドにひたすら積み立て投資するのがおススメです。非課税投資枠を超える資金の余力があって初めて、他の投資先を考えるのでいいと思います」

ド定番とも言える全世界株式を買っておけ、という最も無難とも言える選択です。

株式のファンドで最も分散が効いているという意味で一番間違いの少ない方法と言えるでしょう。

まとめ

以上『「FIRE:投資でセミリタイアする九条日記」が語った大切なこと』でした。

いかがでしたか?

広く分散投資をしており、投資額も非常に大きいです。

数千万円程度の資産でFIREしようと考えている人にとっては自分のプランの再考を検討すべきでしょう。

また、これから投資をしようと考えている人は自分の「入金力」と相談すべきです。

収入が少ないなら、投資より収入を増やすことから考えることをお勧めします。

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