手取り630万円だった夫婦が資産1億2000万円でFIREを達成するまで
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
「日刊SPA」に掲載されていたFIREの記事です。
珍しく日本の事例です。
グミ&パン夫妻という夫婦で1億2000万円の資産をつくってFIREした方の記事となっています。
全然存じ上げなかったのですが、本も出版されておりました。
一体どのようなことをおこなっていたのでしょうか?
夫婦でFIREを目指すために重要なこと
まずは夫婦でFIREを目指す上で重要なことが紹介されていました。
それがこちら。
「最初の段階で、夫婦の価値観や理想とする生活などをすり合わせることが重要。私たちの場合は、妻の実家の近くで子育てすることを目標にして、’11年からFIRE(経済的自立&早期退職)を意識するようになりました」
やはり夫婦ですから意志・価値観の共有はすごく重要なのでしょう。
一方が会社を辞めたくても、もう一方は会社を辞めることには抵抗がある場合、会話してお互いの考え方を確かめ、足並みを揃えておいたほうがよいでしょう。
いきなり会社を辞めるなど以ての外です。
二人は「死ぬまでにやりたいことリスト(タイムバケット)」を作成していきます。
転職と家計の見直しと積極的な投資
まず12年には妻グミ氏の転職を経て150万円の収入増を実現しています。
さらにブログ、SNSを通じて新たな収入源を育てながら、投資額を増やしていったといいます。
また支出の削減については次のような方法が書かれていました。
築40~50年の2LDKに引っ越して家賃を4万円カットし、衣服はメルカリなどを活用。食費は年間50万円ほどに抑えるように家計を見直し、浮いたお金を『DINKSの間は株100%で運用しよう』と話し合い、すべて投資に回しました。
住居費の4万円カットをはじめ、かなり支出削減に努力したようです。
当然ですが支出を抑えれば、投資に回せる金額が増えます。
そして多くの方が気になるであろう投資については、以下のような記述がありました。
’14年頃から毎年400万円以上の資金をAmazonなどの米国株に投資していき、’17年に長女が生まれてからは全世界に投資するインデックス投信の比率を高めていった。
どうやら米国の個別株がスタートのようです。
そして徐々にインデックス投資に割合を増やしていったとのこと。
ちなみに資産の推移を表したグラフが掲載されていましたので、転載します。
黄色の部分が収支でこの一部が投資に回ったことになります。
その金額は13年間で5220万円。
いかに投資で増やせたかが分かります。
本当に米国株だけなのか?と疑問も抱かざるを得ませんが、一方でそれだけ株価が順調に上昇してきた10年間だったとも言えます。
リーマンショック明けの回復期だったのに加え、コロナショック以降の爆上げも資産増加に貢献したでしょう。
投資は金額に加えタイミングも重要
FIREを目指している人、投資で資産を増やしたい人には残酷な話をこれからします。
投資は、なんだかんだで運に左右されます。
先ほどもリーマンショックやらコロナショックやらという話を書きました。
大暴落や好景気のタイミングは個人ではどうすることもできません。
流れに身を任せるのみです。
ですので積立投資派であれば特にですが、支出を抑え、収入を増やし、投資に回す。
このサイクルを徹底して回すだけです。
そして投資額が多ければ多いほど将来の資産も大きく育つ可能性が出てきます。
結局、資産を増やすのに特別な"魔法"はありませんでした。
まとめ
以上『手取り630万円だった夫婦が資産1億2000万円でFIREを達成するまで』でした。
いかがでしたか?
地道な支出削減と投資を繰り返すことで、資産を育てていく。
あとは入金力。
毎年300万円以上入金できるかどうか。
そのためには収入増加も必要です。
結局は基本中の基本をやり続けられるかどうかの勝負なのです。
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「FIRE:投資でセミリタイアする九条日記」さんは、分散投資と本業の重要性を語っています。
FIRE4%ルールはあくまで目安です。自分なりのルールで資産を枯渇させないよう注意が必要です。
FIRE達成後に待っているのは天国とは限りません。落とし穴もあることは知っておくべきです。