元三菱サラリーマンの人生相談「FIRE後の資金、どうしてる?」

2023年12月22日

元三菱サラリーマンの人生相談「FIRE後の資金、どうしてる?」

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

楽天証券のメディア「トウシル」に掲載された、「元・三菱サラリーマン」こと穂高唯希氏のFIREに関する記事の第3弾です。

今回も読者からの質問に対し、穂高氏が回答しております。

「今回はFIRE後の資金」についてです。

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今回の動画は『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』です。40歳を超えて、貯金が少ないと感じている人は多いかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 私は6000万円を超える資産のうち、3000万円以上を40代の10年間で貯めることに成功しました。 そこで今回は今からでもまだ貯金を増やせる方法をご紹介していきます。 誰にでも取り組め、再現性もある方法です。 貯金が少ない、貯金が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
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Q:FIRE後の収入源と支出のバランスを教えてください。

確かにFIREしてからの収入は気になりますよね。

FIREしてから資産が減っていけば、当然いつかは枯渇するわけですから気が気ではありません。

しかし、そこは穂高氏です。

回答はこちら。

A:FIRE後、現在の収入源は、株式投資などの資産運用益、書籍からの印税、ブログ、資産運用やライフスタイルに関する相談役、寄稿やセミナー等による収入となっています。支出は、月によりますが収入のおよそ2〜6割に収まっています。

そもそもフルFIREではなくサイドFIREを志向していたように思います。

ですから、何かしら働いて収入を得ることを前提としていたのでしょう。

また、FIRE前から私も知っていたくらいインパクトがありましたから、その知名度を活かして書籍を出版したり、セミナーに呼ばれたりと、何らかの収入は得られる状態なのだと思います。

ちなみに、本人のブログでは今後は投資に力を入れていきたいと述べていました。

私は性格が悪いので穿った見方をすると(苦笑)、長期的に見ればいつまでも書籍やセミナー、ブログの収入が維持できるはずもないので、投資資産を増やして、より長期的な資産形成を有利にしたいと考えているのではないかと思います。

Q:税金や年金、老後への対策は取られていますか?

早々にFIREすると、老後資金については不安があるかもしれません。

年金を期待することができません。

国民年金の満額が6万円ちょっとですから、厚生年金に該当する金額を加えても、そこまで大きな金額となはらないでしょう。

だからこそ不安は大きいと思いますが、これについては聞いた相手が悪かったかも(苦笑)。

穂高氏は格が違います。

A:税金対策は特にしていません。法人化などもしておらず、それゆえか、会社員時代より納税額が増えました。税金は、私たちが社会の一員として生活していくためのいわば「会費」であり、徴税した政府によって適切に運用・再分配されることが本来の目的・意義の一面であると認識しています。

 したがって、経済的自由を達成したいま、適切に運用・分配されるかぎりは、独善的に税負担を減らす積極的な動機はとくにありません。

もはや、老後も何が起きてもいいようにFIREしたんだ、と言わんばかりです。

ちなみに記事内で穂高氏が語っている老後対策は以下の3つです。

穂高唯希氏の考えるFIRE後の老後対策

1.臨機応変に資産運用をつづける

2.人々と積極的に関わり、得意分野や能力をいかす

3.貨幣収入に加えて、農作物という「現物収入」を得る(家庭菜園)

特に老後対策と言えることではなく、単純に資産を長く維持するための対策と言えるでしょう。

FIREした時点で特別な老後対策も必要なしでなければいけないと言えます。

Q:急激な金融環境の変動があっても資産を守れる・殖やせるよう、工夫・考慮したのはどういう点ですか?

何かこれもFIREを目指すなら聞いてはいけないような質問のような気がしますが、穂高氏は丁寧に回答しています。

投資環境や税制というものは、国際情勢や国情によって常に変わりうる流動的なものだと、とらえています。よって、金融環境の変動に対応できる本質的な要素とは、そうした流動的な投資環境や税制に依存しないだけの知識や能力、信用を備えておくことだと考えています。つまり、最終的に頼りになるのは、「自分」という資本、そして周囲との関係性に帰着すると思います。

非常に丁寧な言葉を重ねていますが、平たく言えば「自力で何とか対応しろ」ということでしょう(苦笑)。

Q:FIRE前にこれだけはやっておいたほうがいいことはありますか?

この質問も私からすれば、「これを聞いている時点でお前はFIRE無理」と言いたいです。

人によって金銭的に望む生活レベルがちがうので一概には言えませんが、「収入の勝算をあるていど持っておくこと」だと思います。

これはFIRE志向者がFIRE後にどのような生活を描いているかに左右されると思います。

そもそも穂高氏は「サイドFIRE志向者」です。

しかし質問者が「フルFIRE」、つまり働かずに投資益のみで暮らしていきたいと考えているのだとすれば、おそらく噛み合わない質疑となるでしょう。

そもそも穂高氏は30歳の若さで7000万円を貯めるほどの人です。

個人としてビジネスの能力が優秀で、かつ強烈な節約が可能な胆力も持ち合わせています。

かなり極限の位置にいる人ですから、その人から良い回答は得られないようにも思います。

穂高氏はいざとなれば仕事に復帰してもやっていける、との自信を持っているのですから。

「不安を先立たせない」

最後に穂高氏は、これからFIREを目指す人たちに対し、非常に良いメッセージを残してくれています。

それは「不安」についてです。

FIRE後のお金が不安になり、慎重になるのは当然です。

そこで穂高氏自身は不安が先立たないよう以下のように努めていると語っています。

穂高氏の「不安を先立たせない」ための対策

1.勝算を持てる状況になるよう長期的に準備をして(たとえば資産や配当を積み上げる、自分の好きなことを突き詰めてだれかの役に立てる基盤を整えるなど)

2.それが実現可能かを自問自答し、最善だと思う決断をしたならば、

3.置かれた状況で最善を尽くす

最後は自分で決めたことですから、自信を持って行動するしかありません。

まとめ

以上『元三菱サラリーマンの人生相談「FIRE後の資金、どうしてる?」』でした。

いかがでしたか?

穂高唯希氏のアドバイスは参考になりましたか?

力強い後押しになった人もいれば、まだまだよく分からないままの人もいるでしょう。

FIREに対する不安が解消されなかった人には私から一つアドバイスです。

不安が払しょくできないなら、FIREしなければよいだけです。

「これなら大丈夫」と思える金額まで資産を貯め続ければよいのです。

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