FIRE民も参考に!「リタイア後の落とし穴」にはまらない4つの心構え

FIRE民も参考に!「リタイア後の落とし穴」にはまらない4つの心構え

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

FIREを目指している人、FIRE生活に入っている人は、今後の変化についてどのように考えていますか?

これから明るい未来がやってくると考えている人が多いかもしれません。

一方で同じ退職でも定年退職の場合はどうでしょう。

もしかしたら仕事が無くなり、不安の方が大きくなっているかもしれません。

今回は「サライ.jp」に掲載された定年退職者向けの記事から、退職者が落とし穴にはまらないための心構えをご紹介していきます。

まだ年齢の若いFIRE志向者にとっても参考になる点があるでしょう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

心構えその1:仕事で得た知識や経験の活かし方を考えておく

まず1つめの心構えですが、これはFIRE民だと決して多くはないように思います。

なぜならFIRE民の多くは「仕事が嫌だから」FIREしたと考えているからです。

よって、仕事で得た知識や経験をFIRE生活に活かそうとはしないでしょう。

むしろ仕事のことを少しでも早く忘れたいと思っている人のほうが多いはずです。

ただ、仕事を実際に離れてみると、それなりに得るものも大きかったと気づくことになると思います。

それは実際に会社を辞めて、24時間365日自由な生活に放り出されてみないと分からないでしょう。

心構えその2:仕事中毒な人ほど要注意!

2つめの心構えもFIRE民にとってはあまり関係ない人のほうが多いかもしれません。

FIREを志向する人は基本的には仕事嫌いだと思うからです。

たまに仕事を一生懸命やってきた人でもFIREする人がいますが、どうも退屈なFIRE生活に耐えられず、会社へ戻る選択をする人がいるようです。

このあたりは自分の適性がどこにあるかを事前に把握しきれていない点が問題であると考えます。

「仕事が生きがい」である人にとってFIREは明らかに適性が無いと言えます。

また「仕事が生きがい」とまではいかずとも、仕事のおかげで暇を持て余さずに済んでいる人たちが多数いるのも事実です。

仕事を辞めた場合、多くの時間ができますから、いかに過ごすかが重要になってきます。

よって「仕事が嫌」という動機だけでFIREを志している人は次の心構えもしておくべきです。

心構えその3:自分が心から面白そうと思える活動を計画する

3つめの心構えは「自分が心から面白そうと思える活動を計画する」ことです。

これは当ブログではたびたび語っていますが、FIREは目的ではありません。

何か本来の目的をおこなうためにFIREするのが本来あるべき姿だと思っています。

そこで「FIREしたら何をするのか?」を計画しておくのがよいでしょう。

ずっと会社員生活を続けていると、会社を辞めて24時間365日ずっと空き時間になることが想像できないはずです。

会社に行かずに済む解放感に浸れるのは最初のうちだけです。

しばらくすると何もない毎日に飽きてきます。

FIREして何をするかが決まっていないからです。

FIREして空けた時間で何をするのかが決まっていれば、暇と感じることはありません。

暇を持て余すと、結局は会社へ再就職するという何のためにFIREしたのか意味が分からない結末を迎えます。

心構えその4:引退後によくある落とし穴について知っておく

4つめは「引退後によくある落とし穴について知っておく」ことです。

人生の先輩たちが私たちより先に引退し、生活を体験してきたわけで、彼らから学ばない手はありません。

先輩たちが身を以て経験してきた落とし穴は次のものがあります。

【生活上の落とし穴】
・興味のあることが多すぎて出費が増えてしまう。
・引退後に必要な支出を正確に見積もれない。
・医療費にどれくらいかかるか見通せず、備えが不十分。
・時問はあとでいくらでも取り戻せると思っている。

【心理的な落とし穴】
・引退と同時に、自由で幸福な日々が始まるだろう。
・何もしないでのんびりするだけで満たされるはず。
・職場の元同僚たちとはいつでも連絡がとれるだろう。
・新しいことを始めたら最初からうまくいくはずだ。

書いてある内容はあくまで「定年退職」後の話なので、若干のズレはあります。

ただ、FIREと共通して注意すべき点はあります。

私が特に注意すべきと考えているのは「出費の増加」です。

FIRE後に「趣味を楽しむ」と考えている人がいるかもしれません。

その趣味がお金のかかるものだった場合、どのような未来が想定されるでしょうか。

会社員時代の趣味にかけられる時間は土日のみですが、会社を辞めれば365日すべて趣味に時間をかけられます。

その状況下で本当に趣味に時間を投じたら、出費が増加することは確実です。

よって趣味以外にも何をするか決めておかないと、おそらく時間を持て余すことになるでしょう。

「FIRE卒業」と行って会社に戻っていった人たちがいたことを忘れてはいけません。

まとめ

以上『FIRE民も参考に!「リタイア後の落とし穴」にはまらない4つの心構え』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

「リタイア後の落とし穴」にはまらない4つの心構え

1.仕事で得た知識や経験の活かし方を考えておく

2.仕事中毒な人ほど要注意!

3.自分が心から面白そうと思える活動を計画する

4.引退後によくある落とし穴について知っておく

FIREは達成がゴールではなく、むしろスタートです。

しかも、人によってはかなり長い第二の人生となります。

何をするにしても準備は不可欠です。

FIRE後を見据え、資金面だけでなく生き方すべてにおける準備を進めておかなければなりません。

そして、どんなに準備しても予想どおりにならないのも人生なのです。

以下関連記事です。

FIREしたい人々へ向けて、実際に40代で引退した方からのアドバイスです。

元三菱サラリーマンはFIRE後も順調に資金を増やしていました。サイドFIRE志向だったのが大きいようです。

ペリカンさんが年間配当約500万円も稼ぎ、働き盛りの40代後半でFIREした理由を教えてくれました。

スポンサーリンク