資産5000万円到達が47歳まで遅れた、資産増加を鈍らせた支出7選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

おかげさまで準富裕層に到達して以降もセミリタイアを目指しております。

それにしても5000万円達成が47歳という年齢であることを皆さんはどう考えるでしょうか?

例えば元・三菱サラリーマン氏は30歳で7000万円を貯めて早期リタイアしています。

彼以外にもネット上では私よりも若くして5000万円を貯めた人はたくさん存在しています。

私はずいぶん遅い5000万円達成となったのですが、振り返ると資産増加の機会を逸することとなった支出に心当たりがあります。

そこで今回は、私が犯したミスと言ってもよいかもしれない資産増加を鈍らせた支出を7つご紹介していきます。

1.自動車

資産増加を鈍らせた支出1つめは「自動車」です。

これまでの私の人生における単発の買い物としては最大の金額のものです。

地方在住だったこともあり、マイカーを持つことは生活する上では必須と考えていました。

そのため、新卒から貯金を始めたのも、その目標の一つは「新車を買うため」でした。

結果として毎年100万円超の貯金に成功し、150万円の新車購入という目標を果たすことはできました。

一方で、失ったお金も大きかったです。

自動車を購入すれば、その維持費も多額に及びます。

ガソリン代、自動車保険、車検、各種備品、スタッドレスタイヤ代と毎年の組み換え工賃などなど。

かろうじて駐車場代は、ド田舎ですから家の敷地内に止められたため発生しませんでした。

今となってはトータルでどれだけの出費となったかは分かりません。

転職し東京へ出てくるタイミングで自動車は処分しました。

東京は公共の交通機関が整備されているため自動車を保有するメリットは特にないと考えています。

2.投資

資産増加を鈍らせた支出2つめは「投資」です。

現在では積立投資で順調に資産を増やしていますが、実は暗い過去があります。

元々お金を増やしたいと思っていた私は、投資にも早い段階で興味を持っていました。

30歳頃に現在のSBI証券にあたるイー・トレード証券に口座を開設したと記憶しています。

当時はデイトレード全盛時代。

私はサラリーマンでしたからデイトレードは不可能と思い、短期投資で利益を上げられないか模索していました。

現在とは異なり、資金の多くを株式市場の投下していました。

なかなか利益を出せず苦戦していました。

それもそのはずです。

明確な売買ルールなど存在せず、仕事から帰ってきたらPCを開いて、なんとなく取引を重ねていたからです。

そんな折、発生したのが「ライブドア・ショック」でした。

会社では取引をすることのなかった私ですが、この時ばかりは思わず会社のPCで全株式を売却しました。

結果として、たった1日で40万円の損失を出しました。

その後もFXで負け、CFDで負けを繰り返し、おそらく投資全体で100万円程度の損失を出したのではないかと思います。

それ以降、しばらくの間は投資から離れました。

さらにこのとき、自分のリスク耐性の低さにも気づきました。

株を買ってから、株価が気になり過ぎて仕事に身が入らず、時には夜も眠れないといった症状が発生したのです。

この経験から長い間を経て、2019年から長期・分散・積立投資を始めるのでした。

3.ギャンブル

資産増加を鈍らせた支出3つめは「ギャンブル」です。

堅実そうに見せかけて、私はかなりのギャンブル好きでした。

私にとって最大の汚点とも言えるのがパチンコとパチスロでした。

就職して以降、会社の同僚にパチンコ・パチスロ好きが周囲に増えていきました。

誘いは当初断っていたのですが、とうとう断り切れず一緒に行くこととなりました。

結果としては、パチンコを打って数千円で2万円程度買ったような記憶があります。

初当たりで連チャンしました。

それ以降「パチンコは簡単」との誤った認識を持ってしまい、徐々に休日にパチンコ屋に足を運ぶ機会が増加していきました。

気づけば仕事終わりに行ったり、休日に朝一から並ぶ日まで生じる始末です。

いくら負けたかは覚えていませんが、何か貯金のペースが鈍くなったような感覚を覚えた記憶があります。

転職をきっかけに東京に出てきて以降は一度もパチンコ屋に入っていません。

4.ゴルフ

資産増加を鈍らせた支出4つめは「ゴルフ」です。

人によっては趣味に多額を投じる人がおり、それが貯金を妨げているケースもあります。

私も趣味が多少の影響を与えていた時期がありました。

ド田舎に住んでいると、休みの日のやる娯楽は選択肢が多くありません。

そんな中、会社の先輩がゴルフをやるということで、私も誘われました。

父親がゴルフ好きだったこともあり、興味もあったため、中古の道具を一式そろえ、練習を開始。

そしてゴルフ場デビューしました。

その楽しさにはまり、一時は毎週のように練習場へ足を運び、スイングしまくりました。

ラウンドは毎月1回、下手したら2回。

1回行けば安くて1万円を切るくらいの金額でプレーできました。

そしてドはまりした結果、良い道具が欲しくなり、数十万円かけて一式揃えたのでした。

しかし、道具を一新したものの、スイングも改造したらスコアが安定しなくなり、効果の程はイマイチ。

その後、転職を決め、東京へ出るタイミングでゴルフも辞めることしたのです。

5.サッカー

資産増加を鈍らせた支出5つめは「サッカー」です。

私のもう一つの趣味はサッカーです。

サッカーってお金かかる?との疑問が生じるでしょう。

サッカーについてはプレーするほうではなくテレビで試合を見るほうです。

テレビで試合を見るためには、当時はスカパー!が必須でした。

チャンピオンズリーグ、リーガエスパニョーラ、プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガ、そしてJリーグ。

世界各国のリーグ戦を追いかけようとチャンネルを増やした結果、気づけば月額視聴料は1万円超え。

情報収集のためにサッカー雑誌を毎月2冊定期購入。

そしてヨーロッパの代表国が好きだったため、ワールドカップとEURO(欧州選手権)のたびにユニフォームを始めとした代表のサッカーグッズを購入。

それは2年おきにお金と引き換えにサッカーグッズがどんどん増殖していったことを意味しています。

今でこそ沼から抜け出すことができましたが、収集癖が貯金を妨げる典型的な事例と言えるでしょう。

6.保険

資産増加を鈍らせた支出6つめは「保険」です。

若いころから「就職したら何かの保険に入っておかないといけない」という謎の強迫観念は持っていませんか?

私は持っていました。

だからいろいろと考えた結果、がん保険にだけ加入することにしました。

結婚する意志は若いうちから無かったので、さすがに生命保険には入る必要はないと考えていました。

ただ、病気になった場合だけは怖いということで、がん保険に加入したのです。

しかし、です。

がんという病気になるのかな、と。

よくよく思い起こせば、私の父方・母方の双方で直系でがんを理由に亡くなった人がほぼ見当たりません。

私自身も意外と健康体で、大病の匂いも感じません。

これなら、がん保険に入らずとも何かあったときは貯金で十分対応できるのではないか?と思うようになりました。

そして、がん保険に支払っている保険料のほうが実は無駄なのではないかと感じるようになりました。

結果として、40歳になった頃、貯金に本格的に目覚め、そのタイミングで解約に至りました。

それまで10年以上に渡り支払い続けた保険料は無駄だったなと思っています。

7.家賃

資産増加を鈍らせた支出7つめは「家賃」です。

賃貸物件に暮らす人であれば、多くの場合、毎月の支出として家賃が最も大きな金額になるでしょう。

私も例外ではありません。

特に東京へ出てきて以降は、一部の例外を除き、ずっと家賃が毎月最大の支出として重くのしかかっています。

それは仕方ないことかもしれませんが、実は会社で大きな制度変更がありました。

それは「家賃補助」です。

会社の近くに住んでくれれば家賃補助が出るルールが施行されました。

しかし、私は現在に至るまでそのルールに乗っかっていません。

なぜなら、単純に会社の近くに住むのが嫌だからです。

謎のこだわりのおかげで毎月資産増加の機会を逸しているのです。

もし会社の近くに引っ越していれば、毎年数十万円、10年以上経過してますから数百万円を損した計算になります。

今後も引っ越すつもりはないので損失を受け入れています。

ちなみに他の人に対しては家賃補助に乗っかったほうがよいとお勧めします。

まとめ

以上『資産5000万円到達が47歳まで遅れた、資産増加を鈍らせた支出7選』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

資産5000万円到達が47歳まで遅れた、資産増加を鈍らせた支出7選

1.自動車
2.投資
3.ギャンブル
4.ゴルフ
5.サッカー
6.保険
7.家賃

定番のものから意外なものまでいろいろあったのではないでしょうか。

もしあなたがお金を使っているものが含まれていたら、それはあなたの資産形成に危険信号が灯っていると言えるかもしれません。

自分の中で当たり前と思っている支出こそ貯金を妨げる原因となっている可能性があります。

ゼロベースで考え、本当に必要な支出かどうか向き合ってみるとよいでしょう。

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