FIRE(早期リタイア)で失敗する人の特徴2パターンとは?

FIRE(早期リタイア)で失敗する人の特徴2パターンとは?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

久しぶりに「All About」の記事です。

もちろん取り上げるのはFIREに関する記事です。

FIRE達成を目指すからには失敗はしたくない人がほとんどでしょう。

いや、FIREを失敗することなど考えもしていない可能性さえあるように思います。

しかし、残念ながらFIRE失敗する人はいるわけで、その原因を探り、FIRE失敗しないためにはどうすればよいかを考えていきましょう。

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パターン1:FIRE(早期リタイア)が早すぎて失敗する

1つ目のパターンは「FIRE(早期リタイア)が早すぎて失敗する」場合です。

「早すぎる」とは、要するに「資金が少なすぎる」という意味で間違いありません。

「FIREしたい」という想いが強すぎるほど、少資産でのFIREに踏み切り、そして失敗に至るように思います。

1000万円程度での少資産FIREは、正直なところ何も憧れません。

FIRE後はやりたいことをやろうとすると、どうしても支出は増えるのではないかと思います。

支出が増えれば、1000万円の資産から得られる収入で生活を支えることなど不可能です。

結局はアルバイトなどの労働収入が必要であり、労働する日が増えればもはやFIREと言えるのかどうか疑問です。

「FIREしたい」というより「会社を辞めたい」という気持ちが強すぎるのではないでしょうか。

また、会社を辞めるタイミングが早すぎると、老後にもらえる年金額も他の人たちより少なくなります。

今はストレスから逃れることができても、人生でお金から逃れられない事態に陥ります。

FIREは「経済的自由」のはずですが、経済的には全く自由になっていないのです。

パターン2:FIRE(早期リタイア)してみたが幸せになれず失敗する

2つ目のパターンは「FIRE(早期リタイア)してみたが幸せになれず失敗する」場合です。

こちらのパターンは、一定の資産は築けたものの、FIRE後の生活に満足できず、結局再就職するパターンです。

失敗の原因は、退職後の生活の見通しの甘さです。

「会社を辞めて悠々自適に暮らす」ことへ憧れを抱く人は多くいます。

しかし、実際に会社を辞めてみると、自由を謳歌できるのは最初だけ。

気づけば充実していたはずのFIRE生活は、単に暇で退屈なものに成り下がってしまうのです。

一定以上の資産を築けるということは、ビジネスでそれなりに成功を収めたから成せる業です。

故に退職後の生活に刺激が不足し、やりがいもなくなるのだと推測されます。

そのため、やりがい・生きがいを求め、一度は辞めたはずの会社に戻るという本末転倒な決定を下すのでしょう。

手に入れたはずの自由を持て余し、みずから不自由な生活に戻るとはなんとも皮肉です。

また、FIRE後の孤独感に耐えられず、会社に戻る人もいるようです。

人間関係が会社中心だったため、会社を辞めると一気に人付き合いがなくなるのでしょう。

FIRE成功の秘訣は「事前の計画」

ここまでFIRE失敗の特徴2パターンを見てきました。

これからFIREを目指す人は、この2パターンに陥らないように何をすべきなのでしょうか?

2つのパターンに共通しているのは「FIRE後の見通しの甘さ」です。

「会社を辞めたい」という気持ちだけが先走り、FIRE後が無計画ないし計画が甘いのだと思われます。

もっと厳しい計画を立てておかなければいけません。

まず一つは「資金計画の見直し」です。

早くFIREしたいという気持ちは理解できます。

しかし、FIREを成功させるには資産が多いほど確率は高まります。

若くしてFIREしようとすればするほど、残された人生で想定外の事態に遭遇する可能性も高まります。

物価や年金、社会情勢が今後どうなっていくのか不透明なのに、少資産でFIREしてどうしようと考えているのでしょうか。

まずは早まらずに、計画を厳しい見立てに改め、もっと資産を増やしてからFIREすべきでしょう。

もう一つはFIRE後の具体的なプランです。

おそらく多くの人は「会社を辞めたらこういうことをやろう」とぼんやりとしたプランは描いているでしょう。

しかし、会社を辞めて、5年・10年さらにそれ以降といった長期のプランは描かれているでしょうか?

FIRE生活が長続きしない人は、長期のプランが欠けているのだと思います。

より具体的に、より詳細に何をやって過ごしていくのかを決めておかないと、有り余る時間を有効活用できないのでしょう。

そして孤独対策です。

誰かとのつながりをいかに残しておくかも重要です。

現役時代からの人間関係構築も極めて重要なのです。

まとめ

以上『FIRE(早期リタイア)で失敗する人の特徴2パターンとは?』でした。

いかがでしたか?

FIREとは、あくまで新たな生活の始まりでしかありません。

それなのに「FIREがゴール」になっていることがFIRE失敗の最大の理由です。

自分は残りの人生をどのように過ごしたいのか?

その実現のために会社を辞めたほうがよいのかどうかでFIREが選択肢に入ってくるのです。

FIREありきでは失敗が目に見えていることを、これからFIREを目指す人は理解しておくべきでしょう。

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