資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られた4つのもの
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
私は金融資産5000万円でのセミリタイアを見送りました。
結果として、今年に入り資産が6000万円を突破しました。
セミリタイアを見送った結果、悪い事ではなく良い事も起こりました。
今回はセミリタイアを先送りしたことで入手できたものをご紹介していきます。
得られたもの1.資産1000万円
まず1つめの得られたものは「資産1000万円」です。
セミリタイアを見送ったことにより、引き続きサラリーマンを続けることとなりました。
結果として安定収入を得続けることとなりました。
高くはありませんが、低くもない給料ですから、資産は順調に増やせました。
結果として、2年ちょっとですでに1000万円増やせました。
早期リタイアするなら資産は多いに越したことはありません。
私の場合、将来住宅を購入するプランもありますので、資産が多ければ多いほど助かります。
まあ、家を買うなら5000万円ごときでセミリタイアを考えるな、と突っ込まれそうですが(汗)。
今後も働き続けることにしましたので、次の目標は7000万円です。
ますます資産としては余裕が生まれる可能性があります。
得られたもの2.将来の年金上乗せ
2つめの得られたものは「将来の年金上乗せ」です。
サラリーマンとして働いてきた私は厚生年金にも加入しておりました。
日本の厚生年金の制度は、長く働けば働くほど(収めた年金保険料が多いほど)将来受け取れる年金額も増える仕組みになっています。
よって、5000万円貯まった時点で会社を辞めて国民年金のみになった場合と比較すれば、将来の年金額は多くなる予定です。
ただし、あくまで年金制度が大きく変わらなければの話です。
年金制度が今後どうなっていくかは見守っていく必要があります。
得られたもの3.老後の安心感
3つめの得られたものは「老後の安心感」です。
資産が増加し、年金も増加しました。
となれば、来るべく老後に向けて資金面における安心感が増したと言えます。
現状では年金の受け取り開始が65歳。
年金受給額も「ねんきんネット」を利用すればシミュレーションを作成できます。
となると、老後のプランの精度が若い頃と比較して高くなりました。
まだまだ予断を許さない点は多々ありますが、以前と比べれば計算しやすいです。
いろいろと見通しが立ってきた点はセミリタイアを焦らずに待った甲斐があったと言えます。
得られたもの4.フルリタイアの可能性
4つめの得られたものは「フルリタイアの可能性」です。
これは今後、今の会社がちゃんと存続し続けることが大前提となってきます。
今、若干調子が悪いんですよね。
だから一抹の不安を感じています。
今から同水準の給与で転職するのは容易なことではありませんから。
会社がなんとか立て直して、現在の給与を維持し続け、5年も働ければ資産は8000万円オーバーです。
こうなると、もはや資産維持のための短時間労働すらやりたくないという感情が湧いてきます。
5000万円では不可能だったかもしれませんが、6000万円を超え、今後も引き続き資産形成に励むとなると、もはやセミリタイアではなくフルリタイアも可能となりそうです。
世の中には早くリタイア(FIRE)したい人が多いようです。
しかし時間をかけることでフルリタイアの選択肢も浮上するのであれば、リタイアを遅らせることは悪いことばかりでもなさそうです。
セミリタイアを遅らせて失ったもの
ここまではセミリタイアを遅らせて得られたものをご紹介してきました。
しかし、何も得られたものばかりだったわけではありません。
セミリタイアを遅らせたことで「失ったもの」もあります。
その最たるものは、何と言っても「時間」です。
早くにセミリタイアしていれば、自由に使える時間は増えていたはずです。
セミリタイアは何のためにするかと問われれば「自分のやりたいことに時間を費やすため」と答えるでしょう。
ただし「自分のやりたいこと」が明確でなかったこともあり、セミリタイアには踏み切りませんでした。
結果として歳を重ね、気づけば50歳です。
何が正解だったかは分かりませんが、セミリタイアを見送りサラリーマンを継続する選択が正解であったと思えるよう今後も資産形成を優先させていきたいと思います。
まとめ
以上『資産5000万円でのセミリタイアを見送って得られた4つのもの』でした。
いかがでしたか?
最後にまとめです。
1.資産1000万円
2.将来の年金上乗せ
3.老後の安心感
4.フルリタイアの可能性
個人的には資産が増え、年金が増える見込みなのは非常に大きいと考えています。
30代とかでFIREと考える人たちは、長い老後をいかに乗り切ろうとしているのか、投資の収益だけで本当に乗り切れると考えているのか正直疑問です。
また、リタイア後は旅行や娯楽などの支出が増えると見込んでいますから、ますます資産に余裕が欲しいと考えていました。
私はカツカツの貧乏FIREをしたいとは考えておらず、余裕を持ったリタイア生活を送りたいと考えています。
そのためにはセミリタイアを早まらなかったことは正解だったはずです。
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