金融資産5000万円でサイドFIREしなかった5つの理由

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった5つの理由

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

サイドFIRE(セミリタイア)志向の私は2021年11月に金融資産5000万円に到達しました。

当初5000万円はサイドFIREをする上での一つの目標としており、その達成はサイドFIRE実行のトリガーとなるはずでした。

しかし、いろいろと考慮した結果、サイドFIREはせず、引き続きサラリーマンとして資産形成に取り組んでいく決断をしました。

今回は金融資産5000万円でサイドFIREをしなかった理由をご紹介していきます。

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5000万円でサイドFIREしなかった理由1 サイドFIREしてもやることがない

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった理由1つめは「サイドFIREしてもやることがない」からです。

当ブログでは常に「FIREは手段であって目的ではない」と指摘してきました。

ですから、FIREするということは何かをやるためであるべきだと考えています。

では当の私はというと、実はFIRE後にやることが見つかっていません。

会社を辞めれば自由に使える時間が相当な長さで生まれます。

しかし、その時間を有効に使い切れるような「やりたいこと」が見つかっていません。

ただただ暇つぶしするだけ。

「ストレスからの開放」を目的としたFIREも悪くはありませんが、それだけではFIRE生活が長続きするはずがないと思っています。

5000万円でサイドFIREしなかった理由2 サイドFIRE後の収入の見込みがない

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった理由2つめは「サイドFIRE後の収入の見込みがない」からです。

完全リタイアではなくセミリタイアですから、収入は投資益のみに限らず、労働収入を得ていくことが想定されます。

つまり、リタイアと言いつつも何らかの仕事は継続するのです。

仕事から離れたいのが本音だと思いながらも、現実的にはお金が必要だから働いて収入を得る、といったところでしょうか。

首尾よく仕事量を減少させることができればよいですが、そう上手くはいかないでしょう。

バイト・パートで自分が納得できる仕事を見つけられるでしょうか?

下手したら正社員時代より納得できない仕事に就いてしまう恐れもあります。

「好きなことをやって収入を得ていく」とすれば、ゼロから収入を得る仕組みを構築する必要があります。

しばらく収入を得られず、資産を減らす恐れもあります。

5000万円では資産がもたないかもしれません。

5000万円でサイドFIREしなかった理由3 将来の年金受取額が少ない

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった理由3つめは「将来の年金受取額が少ない」からです。

人生最大の支出といえば住居になるでしょう。

もし、あなたが家を購入する必要があるのだとしたら、5000万円でセミリタイアするのは無謀と言えます。

住宅もピンからキリまでありますから、安い住居を購入できれば何とかなるかもしれません。

しかし、安い物件には相応の理由があります。

長きに渡り住み続けられる物件を見つけられる保証はどこにもありません。

もし賃貸であれば、持ち家の人と比較して資産を減らすリスクが高まります。

セミリタイア後の収入の範囲内で生活できなければ、資産を取り崩す必要が生じます。

また、住居には劣化に伴う修繕が必要になることもあり、発生する費用もさまざまです。

高額の費用が発生した場合、一気に資産を減らす恐れがあるため、余裕を持ったリタイアが望ましいです。

5000万円でサイドFIREしなかった理由4 住宅の購入で資産を減らす

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった理由4つめは「住宅の購入で資産を減らす」からです。

人間である以上、生きていれば怪我や病気のリスクは付き物です。

万が一、大きな怪我や病気をした場合、労働収入が途絶え、資産を減らす恐れがあります。

高額療養費制度を利用すれば支出は一定額に抑えられますが、それでも大きな支出であることに変わりはありません。

怪我・病気が一時的なもので完全回復し、元の生活ができるまで戻ればよいでしょう。

しかし、すべての怪我・病気が完全に回復するわけではありません。

後遺症が残ったりして、仕事や日常生活に支障をきたす恐れもあります。

収入を必要とするセミリタイアの場合、怪我・病気の後に資産を減らしてしまう可能性があり、少ない資産ではあまりお勧めできません。

5000万円でサイドFIREしなかった理由5 両親の理解を得られていない

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった理由5つめは「両親の理解を得られていない」からです。

もちろん世帯によって支出額は異なります。

それを承知の上で語れば、単身世帯より二人以上世帯は支出が多いはずです。

単身世帯でも万全とは思えない金額ですから、二人以上世帯はなおさらです。

家族を養う必要があるのであれば、もっと万全を期してセミリタイアに踏み切るべきです。

ちなみに、自分の意思や希望は理解できますが、家族がいる場合は家族の理解を得ることのほうが重要でしょう。

まとめ

以上『金融資産5000万円でサイドFIREしなかった5つの理由』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

金融資産5000万円でサイドFIREしなかった5つの理由

1.サイドFIREしてもやることがない

2.サイドFIRE後の収入の見込みがない

3.将来の年金受取額が少ない

4.住宅の購入で資産を減らす

5.両親の理解を得られていない

サイドFIREは収入を得ることが前提となります。

結局仕事を続けるのですから、仕事選びは極めて重要だと思います。

いかに収入を得て、資産を減らさないようにするか。

収入を安定させ、資産を減らさない自信がないならば、セミリタイアは先送りし、もう少し資産を増やすことに注力したほうがよいのではないでしょうか。

以下関連記事です。

「FIRE:投資でセミリタイアする九条日記」さんは、分散投資と本業の重要性を語っています。

FIRE4%ルールはあくまで目安です。自分なりのルールで資産を枯渇させないよう注意が必要です。

FIRE達成後に待っているのは天国とは限りません。落とし穴もあることは知っておくべきです。

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