FIRE達成者が教えてくれた「貯金」に関する最も賢いアドバイス4選

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

最近はすっかりおなじみになってきました「ビジネス・インサイダー」の記事です。

海外のFIRE達成者たちが貯金・資産形成に関するアドバイスをしてくれてます。

1.収入ではなく支出に注目する

まず1つめのアドバイスは「収入ではなく支出に注目する」ことです。

記事ではミリオネアになり37歳でFIREした男性からの"真理"とも言えるアドバイスが飛び出しました。

「リッチに暮らすこと」と「豊かであること(リッチであること)」の間の違いを説明しています。

「リッチに暮らすこと:50万ドル(約7500万円、1ドル=150円換算。以下同)を稼ぎ、50万ドルを使い、あとには何も残らない。リッチであること:10万ドル(約1500万円)を稼ぎ、4万ドル(約600万円)を使い、銀行には100万ドル(約1億5000万円)がある」

要するに「リッチであること」とは「生活費を超える収入を生み出す資産がある状態を指す」と語っています。

多くの人はお金を使いたいだけです。

同様に次のようなことも書かれています。

私の友人は50万ドルを稼ぎながら、私立学校、別荘、贅沢なライフスタイルを維持しているため、銀行口座には何も残っていない。貧しいのだ。つまり、“豊かさ”は給料の額とはほとんど関係ない

仮に収入が多くても、支出が多くて何も残らなければ到底「リッチ」とは言い難いです。

つまり、豊かさとは「収入の多さ」ではなく、「収入と支出との差額から生み出されるもの」なのです。

2.最初の小さな蓄えをつくるために、懸命に働き、多くを犠牲にする

2つめのアドバイスは「最初の小さな蓄えをつくるために、懸命に働き、多くを犠牲にする」ことです。

28歳で3億円を貯めてFIRE達成した女性は、「お金がまったくないのと、お金が少しだけあるのでは、その違いは驚くほど大きいと言います。

そして「お金が多ければ多いほど、選択肢が増える」と述べた上で次のように語っています。

「優れた選択肢が増えるのだ。お金は増えれば増えるほど、巨大な富に向かうスピードも速くなる。お金がお金を生むので、最初の小さな蓄えをつくるために、懸命に働き、多くを犠牲にすることに価値があるのだ」

大きな蓄えはいきなりできるものではありません。

小さな蓄えの積み重ねです。

まずは小さな蓄えを作らなければ何も始まらないのです。

だからこそ、最初は収入を得るための犠牲は必要ですし、支出は我慢する必要があります。

しかし、それが習慣化すれば苦しくなくなります。

何事も始めが肝心なのです。

そして小さな資産はいずれ大きく育っていくことにつながります。

3.稼いで、貯めて、投資する

3つめのアドバイスは「稼いで、貯めて、投資する」ことです。

52歳で4億5000万円の資産を貯めた男性は、100人のミリオネアに取材したとのこと。

その取材から学んだ戦略を次のように語っています。

「取材したなかには、ひとりやふたりぐらいは運がよかった人もいたが(スタートアップで働いていて、その会社が大きくなってストックオプションが支払われた、など)、彼らのほとんどは昔ながらの方法で富を築いていた。たくさん稼いで、たくさん貯金して、長期的に投資していたのだ」

実に単純明快です。

資産軽視に特別な秘訣や裏技など存在していません。

ただひたすら稼ぎ、貯めて、そして投資することでした。

今の日本であれば、投資がポイントになるでしょう。

2024年から新NISA制度も始まり、投資しやすい環境が整ってきました。

もはや投資は不可欠と言わざるを得ないところまで近づいてきています。

4.純資産の目標を決める

4つめのアドバイスは「純資産の目標を決める」ことです。

早期退職を達成した男性は、経済的なゴールにたどり着き、退職計画を実現するには、純資産の目標額を決めることが重要だと強調しています。

その理由がこちら。

「目標があれば、計画を守りやすくなるし、遅れが生じたときにその分を取り返すやる気も出てくる」

「あまりにも多くの人が、10年後ぐらいに目を覚まし、お金がどこへ消えてしまったのかと首をかしげるのだ。純資産目標を印刷して冷蔵庫に貼っておきさえすれば、彼らも道を外れることはなかっただろう」

確かに、自分もそうでしたが、目標をきちんと設定するようになってから資産形成は順調に進むようになりました。

さすがに冷蔵庫に目標を印刷して貼ろうとは思いませんでしたが(笑)、目標達成のためにはそのくらいして自分を戒めなければならないのでしょう。

ちなみに記事では以下のような目標設定方法を紹介していました。

年齢と勤続年数にもとづいて総収入を数倍に乗算し、年を取るにつれていくら貯蓄しておくべきかのガイドラインを作成した。それを利用すれば、仕事を始めてから10年で勢いを増し、より高い倍数にもとづいた純資産目標額の達成が容易になるそうだ。

こう書いてはあるものの、目標の金額については人それぞれです。

必要な金額を何歳のときに貯められるか、計算して目標を設定してみましょう。

まとめ

以上『FIRE達成者が教えてくれた「貯金」に関する最も賢いアドバイス4選』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

FIRE達成者が教えてくれた「貯金」に関する最も賢いアドバイス4選

1.収入ではなく支出に注目する
2.最初の小さな蓄えをつくるために、懸命に働き、多くを犠牲にする
3.稼いで、貯めて、投資する
4.純資産の目標を決める

FIREを達成した人たちだけに、聞く価値があります。

そして、特別なことは無く、基本に忠実でした。

すべて再現性が高いため、真似するだけで資産が増えそうです。

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